日刊IWJガイド「コロナ死者、世界で10万人突破、米伊で3分の1!! 感染者169万人、米が3割!! 西伊を上回るNYに数週間後の東京がならないために!!」2020.4.12日号  ~No.2768号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~コロナ死亡者、世界で10万人突破!! 米国とイタリアで3分の1! 感染者169万人!! 米国が3割! NY州だけでスペインやイタリアを上回る! 数週間後の東京がNYにならないために!!
┠■【中継番組表】
┠■東京都内で新たに190人以上が新型コロナウイルスに感染していることが確認!! 安倍総理は、全国に対し夜の繁華街での接客を伴う飲食店利用自粛を呼びかけたものの、給付基準は厳しく、補償もなし!!
┠■風俗業・ヘルスで働く女性がインタビューに応じてくれました!! 労働環境や賃金、なかなか知られることがない風俗業の実態、コロナウィルスの影響があるのかを緊急取材! 自粛要請するなら、そこで働く人々の声を聞くことが必要!「補償なき自粛要請」と差別をやめて、そこで働く人々に補償を行うべき!!
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┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~
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■はじめに~コロナ死亡者、世界で10万人突破!! 米国とイタリアで3分の1! 感染者169万人!! 米国が3割! NY州だけでスペインやイタリアを上回る! 数週間後の東京がNYにならないために!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 コロナで亡くなった方が世界中で約10万2000人と、10万人を超えたことが報じられました。

※新型コロナ、世界の死者10万人突破 感染は160万人超(日本経済新聞、2020年4月11日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57955140R10C20A4I00000/

 米国のジョンズ・ホプキンス大学による、日本時間11日正午の集計と日経は伝えています。

 世界の死者約10万2000人のうち、米国が約1万8700人で、最多のイタリア約1万8800人と並び、両国で全体の約3分の1を占めます。

 また、感染者は約169万人に上り、そのうち米国が50万人と全体の約3割にも達しています。

 米国の死者と感染者の数が際立ちます。

 米国の中でも特にニューヨーク州は、感染者数の累計が17万人を突破。同州だけで、スペイン約16万人やイタリア約15万人を上回ると、前記記事は伝えています。

 そのニューヨーク州では、8日にアンドルー・クオモ知事が、「ニューヨーク州民の行動のおかげで、新型コロナウイルスの感染拡大カーブが平坦化し始めた」と述べたことが報じられました。

※ニューヨーク感染爆発にピークアウトの兆し 強力な「人出減らし作戦」が奏功か(ニューズウィーク、2020年4月9日)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93077.php

 記事は、クオモ知事の発言は、死者数は増加し続けているものの、「感染者の増加ペースに歯止めがかかったかもしれない」ことを意味していると伝えました。

 しかし9日のこの記事では、ニューヨーク州内の感染者数は「累計14万人」を上回ると記載されており、その後わずか2~3日で約3万人=2割増加したことになります。決して楽観できる状態ではありません。

 日刊IWJガイドの昨日の記事では、感染者数の激増により、看護師がシフトごとに4~5人の死に立ち会い、医師は人工呼吸器を付ける患者の選定を相談する状態という、ニューヨークの医療崩壊の状況をお伝えしました。
 
※悲惨なニューヨークの医療現場! これが3週間後の東京!?(日刊IWJガイド、2020.4.11日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39947 

 そこでも記したように、3週間後に東京が、この状況になっていてもおかしくありません。

 前記記事で、クオモ知事自身も「気を緩めれば、カーブはたちまち急上昇をし始めるだろう。このカーブは私たちの日々の行いと忠実に反映するのだ」と語ったと伝えられます。

 ニューヨークや米国の感染爆発を、数週間を隔てて追っているかもしれない、東京や日本の私たちにとっても、非常に重要な警告です。

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◆中継番組表◆

**2020.4.12 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 614・IWJ_YouTube Live】17:00~「国会を葬り去り、ナチ党の独裁を可能にした『国家緊急権』は、自民改憲案『緊急事態条項』と本質は同じ!~石田勇治氏『ワイマール憲法の末路 緊急事態条項は何をもたらしたか?』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年1月に収録した、「戦争をさせない1000人委員会」、「立憲フォーラム」共催の院内集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた緊急事態条項関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b7%8a%e6%80%a5%e4%ba%8b%e6%85%8b%e6%9d%a1%e9%a0%85

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410416
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【タイムリー再配信 615・IWJ_YouTube Live】19:00~「医師が必要だと判断してもPCR検査ができないケースがたくさんある! 国は緊急事態宣言の裏付けデータを持っていない!~3.31第4回 感染実態解明 野党合同ヒアリング ―内容:今後の東京都の感染爆発のリスクほか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 3月31日に収録した、第4回 感染実態解明 野党合同ヒアリングを再配信します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/471344
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【タイムリー再配信 616・IWJ_YouTube Live】20:45~「WHOも厚生労働省も布マスクは推奨していない!? 立憲民主党・黒岩宇洋衆議院議員『誰が布マスク配布を決めたんですか、総理が決めたんですか』!?~4.2第5回 感染実態解明 野党合同ヒアリング」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 4月2日に収録した、第5回 感染実態解明 野党合同ヒアリングを再配信します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%8e%e5%85%9a%e5%90%88%e5%90%8c%e3%83%92%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/471447

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◆中継番組表◆

**2020.4.13 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 617・IWJ_YouTube Live】20:00~「世界の『緊急事態条項』を検証!自民党改憲草案の『異常性』に迫る~岩上安身によるインタビュー 第610回 ゲスト 早稲田大学法学学術院教授 水島朝穂氏」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2016年2月に収録した、岩上安身による早稲田大学法学学術院教授 水島朝穂氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた水島朝穂氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b0%b4%e5%b3%b6%e6%9c%9d%e7%a9%82

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/287146

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「緊急事態宣言が出され、『補償があれば休める』という声が日々日々切実になっている。そういう予算になるように、本当に修正が可能なところはぜひ修正を求めていく!」~4.10日本共産党 田村智子副委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472696

「憲法に自衛隊を明記すると『国会』や『内閣』等の国の機関と並び、自衛隊も憲法上で規定され『じゃあ、下の法律も変えよう』となる。つまり『自衛隊法の大幅改正』だ」~3.14 中東派兵、南西諸島配備、自衛隊はどこへ行く
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469886

非常事態宣言後の見解を問われ、「これから感染の爆発的な拡大に繋がるかどうかの正念場にあるという認識であります」!? ~4.10 加藤勝信 厚生労働大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472694

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■東京都内で新たに190人以上が新型コロナウイルスに感染していることが確認!! 安倍総理は、全国に対し夜の繁華街での接客を伴う飲食店利用自粛を呼びかけたものの、給付基準は厳しく、補償もなし!!

 昨日11日、東京都内で新たに190人以上が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。都内で1日のうちに確認された人数としては、10日の189人を超えて最多数を更新したことが報じられました。8日から4日連続で最多数を更新しており、感染拡大がさらに勢いを増していることが分かります。

※ 東京都内 197人の感染確認 4日連続で最多 77%は感染経路不明(NHK NEWS WEB、2020年4月11日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200411/k10012382041000.html?utm_int=news_contents_news-main_002 
 11日には東京都のほかに、34の都道府県などで感染が確認され、あわせて674人の感染が発表されました。この結果、日本で感染が確認された人は、チャーター機で帰国した人やクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗客・乗員なども含めて、少なくとも7635人となりました。

※11日の感染確認743人 1日の発表数で最多 新型コロナウイルス(NHK NEWS WEB、2020年4月12日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200411/k10012381781000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

 また、7つの府と県で11人の死亡が新たに確認され、死者数はクルーズ船の乗員・乗客もあわせて144人となりました。  

 安倍晋三総理は11日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で、夜の繁華街の接客を伴う飲食店の利用自粛を、緊急事態宣言が発令された7都府県に限らず、全国に拡大するよう呼びかけました。しかし、宣言の対象外の40道府県に対して、この要請の法的効力は果たしてあるのでしょうか。

※安倍首相「夜の繁華街 接客伴う飲食店利用自粛を」全国対象に(NHK NEWS WEB、2020年4月11日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200411/k10012382011000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

 また、安倍総理は同対策本部で、緊急事態宣言の対象となっている7都府県の全ての事業者に対して、テレワークを原則とし、どうしても出勤が必要な場合でも最低7割に出勤者を減らす取り組みを要請するよう関係閣僚に指示しました。

※首相 出勤者を最低7割減 “接客伴う飲食店利用自粛”全国に(NHK NEWS WEB、2020年4月11日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200411/k10012382031000.html?utm_int=all_contents_just-in_002

 全国知事会は8日、政府の緊急事態宣言を受け休業を余儀なくされた事業者への損失補償を国に求める提言をまとめました。しかし、政府は難色を示しており、受け入れていません。

 西村康稔経済再生担当相は11日、緊急事態宣言の対象となっている7都府県の知事らとテレビ電話で会談。7都府県は、休業要請に応じた事業者らに国が補償するよう求めましたが、西村経済再生担当相は、「世界のどの国も休業補償していない」と述べ、補償に応じない考えを示しました。しかしこの発言には相当な問題があると思われるため、後日、稿を改めて取り上げたいと考えます。

※西村氏、休業協力金への活用も 臨時交付金、国の補償は否定(共同通信、2020年4月11日)
https://this.kiji.is/621635124472038497?c=39550187727945729

 東京都の小池百合子知事は10日、休業要請などの対象にする事業者の業種や施設を公開するとともに、休業に協力する中小事業者に対する「感染拡大防止協力金」を支給することを明らかにしました。

 都の要請を受け入れて休業した事業者や小規模店舗には一律50万円、2店舗以上を所有する事業者の場合は100万円が支給される予定になっています。総額は1000億円近くになる見通しです。

※(時時刻刻)休業要請、都の意向前面 対象絞ろうとした政府、押し込まれ(朝日新聞、2020年4月11日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14438023.html?ref=pcviewer

 一方、緊急事態宣言の対象となっている東京以外の6府県は、財政上こうした支援が困難な状況にあります。実際、11日のテレビ会議後、神奈川県の黒岩祐治知事は、「休業を要請した事業者への補償や支援の問題は、東京都を除いてそれぞれの自治体の財政で対応するのは無理で、(国に)どうにかしてほしいということで参加した府県の知事と意見が一致した」と明かしたものの、政府が後ろ向きな姿勢だったために、「(事業者に)支援したい気持ちはやまやまだが、財政が厳しいなかでない袖は振れない」と話しました。

※西村経済再生相 ガイドライン沿って対応を 7都府県知事に(NHK NEWS WEB、2020年4月11日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200411/k10012381991000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

 政府は、売り上げが急減した中小企業や個人事業者への給付金や、金融機関による実質、無利子・無担保の融資や雇用調整助成金の拡充を打ち出しています。

 しかし、給付金については、今年1月から12月までのどこかの月で、売上高が前年同月の半分以下に減った事業者のみが支給対象で、支援開始は5月となる見通しです。さらに、給付額についても中小企業は200万円まで、個人事業主は100万円までという上限があります。給付の対象は売り上げが激減した事業者のみになるため、補償とは異なります。

 また、金融機関による実質、無利子・無担保の融資や雇用調整助成金も、結局は返済しなければならないものです。感染がいつ終息するのか、終息してもその後に景気が今以上に回復し、借金を返済していけるのか、見通せない状況では、借り入れを躊躇する事業者が多いのは当然といえば当然のことです。

※<新型コロナ>自粛事業者への休業補償は? 似て非なる「給付金」あり(東京新聞、2020年4月9日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/economic_confe/list/CK2020040902100006.html

 混乱に拍車をかけているのは、政府と都道府県とで意見が一致しない、というだけでなく、当の政府自身の方針が、緊急事態宣言を出したあとだというのに、バタバタと変わったりしている点です。

 政府は10日、減収世帯を対象にした30万円の現金給付について、これまでの「住民税非課税水準」という条件に代わり、減収後の「月収」を基準にすることを公表しました。

※30万円給付、基準統一 国、批判受け見直し コロナ対応(朝日新聞、2020年4月11日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14438041.html?ref=pcviewer

 従来の「住民税非課税水準」を基準とした現金給付の対象は、①2~6月のいずれかの月で収入が減り、年間ベースの所得が住民税非課税の水準となる世帯、②収入が半分になって、住民税非課税の水準の2倍以下まで落ち込む世帯とされていました。

 「住民税非課税水準」を基準にした場合、住む場所によって基準が異なるだけでなく、給付対象が狭すぎるとの批判を浴びていました。東京23区で専業主婦と2人暮らしのサラリーマン世帯の場合、住民税が非課税になるのは年収156万円。年収700万円の人が350万円になっても支給対象にはならないことになります。さらに、共働き世帯で一方が解雇されても、世帯主でなければ対象外となります。つまり、妻が解雇され、収入がゼロになっても、主たる生計者が夫である場合、支給の対象にならないというのです。

※現金給付の厳しい条件など「不満のオンパレード」自公に続出 早くも「更なる経済対策を」(毎日新聞、2020年4月6日)
https://mainichi.jp/articles/20200406/k00/00m/020/207000c

 政府は批判を受け10日、全国一律の「月収」を基準とすることを発表しました。新たな基準で現金給付を得られるのは、今年の2~6月の間のいずれかの月収が前年に比べて減り、単身世帯の場合は減収後の月収が「10万円以下」になることが条件。扶養親族が1人なら「15万円以下」、2人なら「20万円以下」と、1人増えるごとに基準額が5万円ずつ上がります。

※30万円給付なお不安 いつ/どうやって/対象は 新型コロナ(朝日新聞、2020年4月11日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14438053.html?ref=pcviewer

 このほか、世帯主の月収が半分以下に減った場合はそれぞれ2倍の額が基準となります。例えば、扶養親族が1人の場合、60万円だった収入が15万円の2倍、つまり30万円以下となった場合でなければ、給付を受け取ることができません。

 しかし、今回の基準においても支給にあたって問われるのは世帯主のみで、配偶者の収入が激減したとしても対象外となります。また、昨年は無収入の新卒者(単身)が、内定切りで無収入になったとしても対象外になります。共稼ぎ世帯、そして若年層に対して、あまりに厳しい、破れ目だらけの、名ばかり「セーフティ―ネット」であると言わなければなりません。

 さらに、給付は収入減を示す書類をそろえて申し込む自己申告制。政府は、世帯主が住む市区町村に郵送で申請を行うことを検討しているものの、具体的な方法は決まっておらず、区役所に人が殺到する恐れがあります。これでは、コロナ感染阻止のために、「人と人の接触を8割削減する」と、緊急事態宣言を発出した記者会見での安倍総理の言葉に逆行することになります。

 実際、東京都港区では、区が3月から独自に始めた中小企業向け融資の窓口に人が殺到。9日の午後2時には役所に50人近くが列をなし、クラスター(感染者集団)が起きてもおかしくない状態になったといいます。10日付の東京新聞が報じています。

※30万円給付 「3密」の恐れ 中小融資窓口すでに殺到(東京新聞、2020年4月10日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041002000154.html

 政府は5月の給付開始を目指すものの、早期の給付には壁があり、夏にずれ込む可能性も懸念されています。本当に必要な世帯に十分なお金が行き届くかは不透明な状態です。

 休業したり雇い止めにされたりした瞬間、収入が途絶えて食べられなくなる人は少なくありません。手から口への生活を余儀なくされている零細な中小事業者やフリーランス、休業手当の出ない労働者などの庶民の生活を、政府はまったく理解していないとしか思えません。理解していてなお、この無様なドタバタは、政治家も官僚も、著しく劣化し、無能になったのではないか、と言わざるをえません。

 IWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は、こちらからご覧ください。

※【特集】#新型コロナウイルス
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus

■風俗業・ヘルスで働く女性がインタビューに応じてくれました!! 労働環境や賃金、なかなか知られることがない風俗業の実態、コロナウィルスの影響があるのかを緊急取材! 自粛要請するなら、そこで働く人々の声を聞くことが必要!「補償なき自粛要請」と差別をやめて、そこで働く人々に補償を行うべき!!

 新型コロナウィルスの影響で、経済的に大きな打撃を受けている職種が様々ある中、政府からは補償なき自粛要請が続いています。4月10日の小池都知事の会見では、キャバレー等が営業を自粛するようにスライドで示されました。

 また、水商売や風俗業で働く人への、政府の差別的対応が注目を集めました。学校休校にともなう保護者への支援で風俗業が除外されようとしていた件は、皆さんの記憶に新しいところだと思います。それらの職種に携わる人に「シングルマザーが多く、困窮の恐れが高まる」として、「性風俗従事者の労働環境改善に取り組む団体『SWASH』は2日、『職業差別をせず、親子の生存権を守ってほしい』と見直しを求める要望書を厚労省に出した」ことが報じられました。

※休校支援金、風俗業を除外 困窮、「差別」と撤回要望(東京新聞、2020年4月3日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020040301001278.html

 批判を受けて、加藤厚生労働大臣は7日、風俗業で働く人も対象とすることに方針転換したのです。

※休校に伴う保護者への休業補償、風俗業で働く人にも(TBS、2020年4月7日)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3950247.html

 こうした危機のなかで、差別から発せられるヘイトスピーチがあふれてきています。4月5日に放送されたフジテレビ系の「ワイドナショー」で、コメンテーターをしているダウンタウンの松本人志氏が「水商売のホステスさんが仕事休んだからといって、普段のホステスさんがもらっている給料を、われわれの税金で、俺はごめん、払いたくはないわ」と発言しました。この明らかな差別発言に煽られて、ネットの一部では「税金を払わない犯罪者に税金を使いたくない」などの心ない、酷薄なヘイトスピーチが飛び交いました。

 しかし、彼らは完璧に間違っています。どんなホステスさんであろうと、風俗嬢であろうと、日本国籍を持っていない外国人であろうと、この日本に滞在、あるいは居住する限り、モノひとつ買っても、何かのサービスを受けても、すべて消費税を払っています。消費税は今や法人税・所得税とともに、基幹3税のひとつです。

 「われわれの税金」と松本氏が口にするとき、「われわれ」とは自分たち、高額納税者だけで、「ホステス」は、その「われわれ」の中には含まれず、あたかも納税していない、脱税者のようですが、この国で生活している人で、税金を払っていない人など、一人もいません。その点で松本氏は完全に間違ったことを言っています。松本氏は、テレビで公式に謝罪と訂正を行うべきです。

 このような差別と闘うためには、風俗業を可視化しないまま闇の産業とせずに、職業としての現状を働く人から聞き、その声を届けることが重要だと考え、インタビューを申し込しこみました。前回は、「コロナの影響を受ける水商売・風俗産業の女性たち」と題してキャバクラで働く女性にインタビューを行いました。

※コロナの影響を受ける水商売・風俗産業の女性たち。キャバクラ嬢の「このままだと女の子が死んじゃう」の声と「満員電車の方が怖い」「仕方ない」と諦める女性たちの不安定すぎる労働環境!感染ハブの一つとみなされる「夜の商売」の状況を緊急取材!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/471052

 今回は風俗業・ヘルスで働く女性が現状を伝えるためにインタビューに応じてくれました。労働環境や賃金について、なかなか知られることがない風俗業の実態、そしてコロナウィルスの影響がどのようにあるのかを緊急取材しました。 政府は自粛要請するなら、そこで働く人々の声を聞く必要があります。そして一刻も早く、「補償なき自粛要請」と差別をやめて、補償を行うべきです。

※コロナの影響を受ける水商売・風俗産業の女性たち。ナイトクラブ自粛要請に「話題にすらあげられない存在、闇には葬らないで欲しい!」「給付しろって思うけど、それは誰にでも。どんな職業でも!」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472771

 コロナ問題において、差別を行う者は、二重の罪を犯している、ということについて、岩上安身は、4月11日に7連投のツイートを行なっている。ぜひ、あわせてお読みになっていただきたいと思う。

 「①コロナ問題に関連する補償や給付などにおいて、その対象から風俗嬢や外国人などを排除すべきだという者がいる。こうした社会的弱者に対して差別を行うものは、二重の過ち、罪を犯している。1つは言うまでもなく、差別そのものが許されないこと。差別は暴力である。暴力が許されていいはずがない」

※岩上安身のツイート(2020年4月11日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1248952292415438848

 「②もう1つの過ちは、コロナウィルスが全国に蔓延しようという時に、これを完全に封じ込めるには自粛と補償、徹底した検査と隔離、この2つが国民の誰一人として漏れ残すことなく行き渡らないと意味がないからである。差別はその対策にほころびを作ることになる。ほころびからウイルスは蔓延する」

※岩上安身のツイート(2020年4月11日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1248956084078833666

 「③ウイルスの侵襲は無差別的である。貧富の差も、国籍や人種も、社会的地位も、性別も、差別をする者にもされる者にも等しく襲いかかる。結果として、死者には高齢者、男性、基礎疾患のあった者が多いことがわかっているが、罹患は誰でもしうる。感染中に受ける経済的被害も馬鹿にならない」

※岩上安身のツイート(2020年4月11日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1248957566475849729

 「④休業を政府や都道府県が求めたら、補償しなければならない。宣言の下では会社は休業補償を免除される。事業者優先の宣言発布だったのだろう。しかし、補償がないならば、誰も家でじっとしていられない。座していては餓死を待つばかりだ。生きていくために動き回り、自粛は空洞化する」

※岩上安身のツイート(2020年4月11日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1248958909844348928

 「⑤水商売や風俗業を差別して、補償の対象から外せば、貧困女子はさらに貧困の底に落ちてしまう。他の業種、例えば濃厚な接客のない飲食業に転職しようとしても、今やことごとく休業か営業を縮小中。雇ってもらえるところがない。こんな時に、彼女たちを補償の対象から外して放り出すなど愚の骨頂だ」

※岩上安身のツイート(2020年4月11日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1248961301348372482

 「⑥セックスワーカーは、店がなくても仕事が可能である。まして今はスマホの時代。マッチングアプリは気が遠くなるほどあり、客を見つけようとすれば店舗を通さなくても見つけられる。コロナ感染の危険を自覚しない男女が出会い、いくばくかの金で体を売買すれば、不特定多数への感染は止まらない」

※岩上安身のツイート(2020年4月11日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1248962254965334017

 「⑦莫大な予算を組んで、コロナ対策に国家をあげて取り組みながら、くだらない差別意識のために網に穴を開けてしまったままでは、絶対にコロナ感染は止まらない。差別は二重に罪である、ということは、そういうことだ。ザルに水を注ぐようなものだ。差別者は公衆衛生の敵である。そう言い切ってもいい」

※岩上安身のツイート(2020年4月11日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1248971902565015552

■IWJのYouTubeチャンネルMovie Iwj への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします! 

 IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」へのチャンネル登録をぜひ、お願いいたします。

 IWJでは岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」にラインナップしています。

 また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。

 これらの動画は、スタート画面に、大きなタイトルをつけて、皆様に内容をわかりやすくご案内もしています。下記のURLから、一度ご覧になってみてください。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、この機会にぜひご登録をお願いします!

※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック!)
https://www.youtube.com/channel/UCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

■【スタッフ募集・在宅テレワーク、地方在住者には都内で借り上げ社宅も!】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します!地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能。コロナ感染リスクが高い東京の「通勤ラッシュ」も避けられます!! ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で、コロナウイルスショックに見舞われる前から、在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班は、リサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などを在宅でお願いしています。

 動画班では、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、在宅でYouTubeのIWJアカウント「Movie Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などを、在宅でお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。東京から離れた、通勤はまったく無理な地方の方も、在宅テレワークで働くことが可能です。

 また、IWJには借り上げ社宅という制度もあります。都内のIWJの事務所の近くに会社が借り上げたワンルームマンション等に、住居費の半額を支払って住み、通勤時間ゼロで仕事をすることができます。

 東京は家賃が高く、安い家賃の物件を探そうとすると、都心からかなり離れないと見つけられません。そのために他の都市圏では考えられないほどの超長時間の遠距離通勤が「当たり前」とされているのです。

 しかも、通勤時間帯では、他の地方では考えられないほどのラッシュとなり、「換気の悪い、密閉空間」に閉じ込められるわけで、コロナ感染のリスクがきわめて高い状態にさらされ続けることになります。その点からも、満員電車のラッシュは避けるに越したことはありません。

 地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 進路として、報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、上記応募フォームより、ぜひご応募ください!

■【スタッフ募集・動画班・ウェブ班】動画班・ウェブ班の柱となる撮影・編集の経験者を募集します! 時給1400円~にアップしました! 映像編集ソフト(Premiere, Aftereffect)やhtml、cssの知識、WordPressの実務経験ある方を歓迎します!

 現在、IWJではYouTubeに力を入れています。動画班では、撮影だけでなく、動画の編集経験者も募集しています。

※Movie Iwj
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos

 映像編集ソフト(Premiere,Aftereffect)での実務経験のある方を歓迎します。IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトのスキルがあればなお可です。

 経験・技術のある方は、これまで時給1300円からのスタートでしたが、時給1400円からのスタートにアップしました!

 また、ウェブ班でもYouTube動画のサムネイルデザインなどを行っています。

 ウェブ班で必要なスキルは、html、cssの知識およびWordPressでの実務経験ですが、IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトが扱える方は歓迎します。php、javascriptなどが使える方も歓迎します。

 面談の際に、履歴書と成果品(作品)を持参してください。

 取材内容を把握し、必要なカットを無駄なくつなぐ編集センス、視聴者の目を引く効果的なサムネイルデザイン、発言者のセリフを伝える字幕、場面を盛り上げる効果的な音楽などでIWJのYouTubeアカウントを盛り上げてください!

■【スタッフ募集・テキスト班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任を持って携わっていただける方の時給は、これまで1350円からのスタートとしていましたが、新年より1500円からのスタートと、大幅にアップすることにいたしました!

 パワポ作成には書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集しています。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業は、パワポ作成の担当にかかわらず、すべてのテキスト班スタッフの共通の仕事となります。パワポ作成には関われないが、他のテキスト班の業務は可能という方は、時給1300円からのスタートになります。

■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~

 IWJではカメラを持って現場へ行き、中継と取材を行う記者を募集しています。機動力が求められますので、運転免許をお持ちの方、特に運転に慣れている方は大歓迎です。体力のある方であれば、男女は問いません。

 動画未経験の方は時給1100円からのスタートになります。また、取材した動画に添える記事も書ける方は、時給1200円からのスタートとなります。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~

 事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、イベント開催の準備など、IWJの中核となる岩上安身のスケジュール管理という、まさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 ハドル班は岩上安身以外の記者・カメラマンの中継のアポ取りや取材の手配をしたり、再配信や録画配信の予定を立てるのが主なお仕事です。こちらのお仕事の希望者も募集しています。IWJのヘビーユーザーで過去のコンテンツをよく知っているという人には有利な職種です。

 時給1150円からのスタートですが、特にスケジューリングの実務経験のある方、企業の秘書・マネージャー業種の経験のある方は、時給1200円以上からのスタートと、さらに優遇します!是非ご応募ください!

■【スタッフ募集・その他条件】IWJなら通勤ラッシュは避けられます! 残業代未払一切なし! 無駄な朝礼、会議なし! 在宅テレワークもあり! 地方出身者のための借り上げ社宅あり! 週休2日、「裁量労働制」「みなし残業」「固定残業」を排し、深夜の残業代割増できちんと支払われます! 契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!

 コロナウイルスが蔓延して、日常生活においても感染が心配な日々が続きますが、IWJでは、スタッフが一律に定刻に出社退社するという制度になっていません。創業期からですが、機能的に仕事をするために無意味な通勤ラッシュを避けて時差通勤を徹底しています。また、体調が悪いが欠勤するほどではないという時などは、職務内容にもよりますが、柔軟に在宅テレワークに切り替えることも、かねてより実践しています。

 そしてもう一点、残業代不払いは一切なし! 同時に無駄な会議もありません! ホウレンソウや引継ぎ等は、おおむねメーリングリストやメール、LINEなどですませています。スタッフが総勢顔をそろえて延々と無駄な会議をやることも、意味のない形式だけの朝礼をすることもありません。無駄な時間は使わず、集中して業務に取り組み、チームワークを発揮するというのがIWJのポリシーです。

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などは一切ありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。「固定残業代」というのも同じです。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

 裁量労働制の問題については、岩上安身による明石順平弁護士へのインタビューをご覧ください。

※「低賃金・長時間労働」その結果としての「過労死」の元凶は「残業代不払い」!! ~「裁量労働制」が労働者を殺す!~岩上安身によるインタビュー 第979回ゲスト『人間使い捨て国家』著者・明石順平弁護士 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465264

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、國府田響、布施絵理子、木原匡康)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】