日刊IWJガイド「国会の承認なしに国際機関脱退を決める憲法無視の安倍政権に改憲論議の資格なし!」2018.12.28日号~No.2297号~(2018.12.28 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~【ピンチヒッター企画第9弾!】本日午後8時から録画配信!自民党改憲案の目的はただ一つ!「戦争ができる憲法」だ!『安倍「4項目」改憲の建前と本音』著者・神戸学院大学 上脇博之教授にIWJ関西中継市民・北野ゆりがインタビュー!
┠■【中継番組表】
┠■国会前の「希望のエリア」で続けられてきた反原発抗議が本日最終日!「とにかく行動することが大事」という訴えを中継・配信します!
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】日産自動車、ゴーン問題渦中のグレッグ・ケリー前代表取締役。有価証券報告書虚偽記載容疑で逮捕し、12月10日に起訴。ところが25日になって、東京地裁はケリー容疑者の保釈を認める!
┠―【2】IWCを脱退した安倍政権のあまりにも場当たり的なふるまいに、水島朝穂・早大法学学術院教授が警鐘を鳴らす。国際機関からの脱退には国会の承認が必要!
┠■<お知らせ>
┠―■IWJの全編動画を用いた研究が発表されました!IWJサポート会員としてご支援いただいております、富山大学の佐藤裕教授によって安倍総理の「こんな人」発言が詳細に分析されました!岩上さんの最前線復帰に向けて、スタッフも新たな試みに挑戦しています! IWJ存続の危機を乗り越えられるように力を尽くしますので、どうかご支援をよろしくお願いいたします!
┠―■「日本キック史上最高傑作」と称される「神童」、那須川天心選手と、50戦50勝無敗のレジェンド、フロイド・メイウェザー・Jr選手とのボクシングルールでの一戦が12月31日大晦日に開催! 那須川選手対メイウェザー選手の試合のチケットを、抽選で1名から2名様にプレゼント!
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日に発売!! 岩上さんによる関良基氏インタビューは『週刊金曜日』の投書欄で紹介されました! ぜひご購入をご検討ください!
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■はじめに~【ピンチヒッター企画第9弾!】本日午後8時から録画配信!自民党改憲案の目的はただ一つ!「戦争ができる憲法」だ!『安倍「4項目」改憲の建前と本音』著者・神戸学院大学 上脇博之教授にIWJ関西中継市民・北野ゆりがインタビュー!

 12月11日、東京都内であった「中曽根康弘世界平和研究所設立30周年記念式」において、安倍晋三総理は、「我が(自民)党において、しっかりと憲法改正に向けて具体的な(改憲)4項目のイメージをすでにお示ししている」とし、「憲法(改正)の論議が、本格的に始まりかけているというところまでは参りました」などと述べました。

※安倍首相、改憲の論議が「本格的に始まりかけている」(朝日新聞、2018年12月11日)
https://www.asahi.com/articles/ASLDC669WLDCUTFK01K.html

 そう言われても、改憲案の中身もつまびらかに説明されていないし、改憲論議が始まりかけている様子ない、と思われる方が多いのではないでしょうか。安倍総理の発言ですから、意味がわからなくても仕方ありません。しかし、現実に何が起きているのか、注意深く検証する必要があります。

 そこで岩上さんの不在にあたり、ピンチヒッター企画として、新著『安倍「4項目」改憲の建前と本音』(https://amzn.to/2QNTH64)を上梓された神戸学院大学の上脇博之教授に、IWJ関西中継市民の北野ゆりさんがインタビューを行いました(12月24日収録)。

 北野さんの質問に答えて上脇教授は、「自民党の出して来た「改憲4項目」は、よく見ると実は論点が7項目もあり、しかもそのすべてが 『戦争ができるようにするため』という1点を目的としている」と、「改憲4項目」の正体をずばり、明らかにしました。

 上脇教授へのインタビューの録画は、本日午後8時に配信します。ぜひご覧ください!

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【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画 第9弾!録画配信・IWJ_YouTube Live】20:00~「自民党改憲案の目的はただ一つ!『戦争ができる憲法』だ!『安倍「4項目」改憲の建前と本音』著者・神戸学院大学 上脇博之教授にIWJ関西中継市民・北野ゆりがインタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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 上脇教授にはご著書にサインを入れていただきました。こちらはIWJ書店で数量限定で販売中です。ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。

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【上脇博之さんサイン入り】安倍「4項目」改憲の建前と本音
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=431
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◆中継番組表◆

**2018.12.28 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【「ゆ」党再編の要!?橋下徹と維新の「正体」シリーズ特集再配信 2・IWJ_Youtube Live】17:00~「『橋下氏自身がメディア。大衆の欲望を鋭敏に感知し、上手に支持を得る』 ~『誰が「橋下徹」をつくったか ―大阪都構想とメディアの迷走』著者・松本創氏と元大阪市長の平松邦夫氏が対談」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2015年11月17日、『誰が「橋下徹」をつくったか ―大阪都構想とメディアの迷走』の出版記念パーティが開かれ、著者の松本創氏と元大阪市長の平松邦夫氏との対談が行われました。その模様を再配信します。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/275245
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【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議(国会前エリア)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。なお、本日は国会前エリアのみ、19:00頃までの中継となります。ご了承ください。

 これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0
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【IWJ・Ch5】19:30頃~「国会前 希望のエリア抗議行動~最終回」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 本日が最終回となる「パパママぼくの脱原発ウォーク」主催の国会前抗議を中継します。
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【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画 第9弾!録画配信・IWJ_YouTube Live】20:00~「自民党改憲案の目的はただ一つ!『戦争ができる憲法』だ!『安倍「4項目」改憲の建前と本音』著者・神戸学院大学 上脇博之教授にIWJ関西中継市民・北野ゆりがインタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 12月24日に収録した、北野ゆりIWJ関西中継市民による神戸学院大学 上脇博之教授インタビューを録画配信します。これまでIWJが報じてきた上脇博之氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kamiwaki-hiroshi

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◆中継番組表◆

**2018.12.29 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【年末年始特別企画!書籍編集者・前高文研代表 梅田正己氏シリーズ特集再配信 1・IWJ_Youtube Live】16:00~「日本以外は『偽帝国』!? 日本の天皇は『地球上の総天皇』!? 安倍政権が礼賛する『神国ナショナリズム』の歴史に迫る!岩上安身による書籍編集者・前高文研代表 梅田正己氏インタビュー(前半)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 本日から始まる年末年始特別企画の第一弾として、岩上安身による書籍編集者・前高文研代表 梅田正己氏インタビューを年始まで一挙に連続再配信します。3月15日に収録したインタビューを、本日のみ特別フルオープンで配信します。ぜひご覧ください。

 これまでIWJが報じてきた梅田正己氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%A2%85%E7%94%B0%E6%AD%A3%E5%B7%B1

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414913
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【『岩上安身のIWJ特報!』まぐまぐアワード2018ジャーナリズム部門5位受賞!シリーズ特集再配信 1・IWJ_Youtube Live】19:00~「『メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている』~前川喜平・前文科事務次官に岩上安身がロングインタビュー!第1弾(前半)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2017年12月に収録した、岩上安身による前川喜平・前文科事務次官インタビューを、本日のみ特別フルオープンで再配信します。これまでIWJが報じてきた前川喜平氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%89%8D%E5%B7%9D%E5%96%9C%E5%B9%B3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406799

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■国会前の「希望のエリア」で続けられてきた反原発抗議が本日最終日!「とにかく行動することが大事」という訴えを中継・配信します!

 原発に反対する官邸前抗議行動が、2012年3月から毎週金曜夜より続けられてきました。当初は、子ども連れでも参加しやすいよう「ファミリーエリア」として国会前の歩道横に設けられたスペースでしたが、その後「希望のエリア」と名称を変え、幅広い世代が参加する独自の抗議エリアとして認知されるようになりました。

※マガジン9による「希望のエリア」の紹介文より
http://www.magazine9.jp/category/article/kibou/

 本日28日、「パパママぼくの脱原発ウォーク」主催の、「希望のエリア」での抗議行動が最終日を迎えます。同行動はIWJも中継・配信します。午後7時半より、途中からの中継・配信となりますが、ご了承ください。

 Facebookの「希望のエリア 勝手に広報部」さんは、最終日に向け、次のようにメッセージを発しています。

 「この7年、色々なことがありました。福島の原発事故で、反原発の声は大きくなりました。そして、戦争法反対では15万人とも、25万人とも言われる人々が国会前に集まりました。

 国会周辺に集まり、声をあげる。地元の街でスタンディングする。パレードをする。フラッシュモブをする。街角トークする。こんな事が普通になりました。

 ダメなものはダメと声をあげる、反対の意思表示をする。とにかく行動することが大事ですよね」

※希望のエリア 勝手に広報部(2018年12月27日)
https://ja-jp.facebook.com/9hopeforpeace9/

 IWJは引き続き、「ダメなものはダメと声をあげる」活動を取り上げていきます。

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【IWJ・Ch5】19:30頃~「国会前 希望のエリア抗議行動~最終回」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
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■<ニュース・フラッシュ>
【1】日産自動車、ゴーン問題渦中のグレッグ・ケリー前代表取締役。有価証券報告書虚偽記載容疑で逮捕し、12月10日に起訴。ところが25日になって、東京地裁はケリー容疑者の保釈を認める!

 日産自動車の元会長カルロス・ゴーン氏とともに、11月19日にグレッグ・ケリー前代表取締役を5年分の役員報酬の有価証券報告書虚偽記載容疑で逮捕し、12月10日に起訴。同日3年分の虚偽記載で再逮捕していました。ところが25日になって、東京地裁はケリー容疑者の保釈を認めました。同日、7000万円の保釈保証金を納付して同容疑者は釈放されました。

※日産のケリー前代表取締役が保釈「虚偽記載は一切ない」(朝日新聞、2018年12月25日)
https://www.asahi.com/articles/ASLDT55WJLDTUTIL02B.html

 前代表取締役のケリー氏は、脊椎の持病を本格的に治療するため、茨城県内の総合病院に、年明けの1月4日まで入院することになりました。裁判所の許可も得たということです。病院で個室に入ったケリー氏は同日、パソコンの通信環境を整える作業などで過ごしたと伝えられます。62歳という年齢で、ケリー氏は劣悪な環境下での長期勾留を余儀なくされたわけですが、こうした健康面への配慮のない日本の司法のあり方は、問題が大きいと思われます。

※病院の個室でケリー被告、PCの通信環境を整備(読売新聞、2018年12月27日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181227-00050029-yom-soci

 今回の東京地裁による保釈の判断は、東京地検特捜部の事件でケリー氏が一貫して容疑を否認しており、早期に保釈が認められるのは異例だとする意見もあります。

 IWJでは、これまでも日本の司法がいかに国際的な常識から逸脱しているのか、いかに人権感覚が欠如しているのか、追及してきました。今年5月に明治大学法科大学院の瀬木比呂志教授に岩上安身がインタビューを行い、官僚化してしまった現在の裁判官の構造的な問題などについてお話をうかがっています。ぜひ下記URLよりご覧ください。

※日本の司法の根幹にある「統治と支配」と「人権軽視」!日本の司法水準は近代以前!~岩上安身による元東京高裁判事・明治大学法科大学院・瀬木比呂志教授インタビュー(IWJ、2018年5月9日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420338

【2】IWCを脱退した安倍政権のあまりにも場当たり的なふるまいに、水島朝穂・早大法学学術院教授が警鐘を鳴らす。国際機関からの脱退には国会の承認が必要!

 日本のIWC・国際捕鯨委員会の脱退が、26日に政府より発表されました。IWCでは、反捕鯨国が過半数を締めているため、商業捕鯨再開の目処がたたないという判断のようです。これで、来年の7月に、日本では約30年ぶりに商業捕鯨が再開されることになりました。

※IWC、政府、脱退表明 商業捕鯨7月再開 公海撤退、EEZ内で(毎日新聞、2018年12月27日)
https://mainichi.jp/articles/20181227/ddp/001/020/004000c

 日本は1951年にIWCに加盟しています。1982年にIWCは、商業捕鯨を一時停止することを決定しました。それをうけて日本は、1987年に商業捕鯨再開に向けてのデータ収集を名目とした調査捕鯨を開始したうえで、1988年に商業捕鯨を停止しました。

 今年の9月にブラジルで開かれたIWC総会で、日本は商業捕鯨の一部再開を提案しましたが、反捕鯨国の反発により相手にされませんでした。このことが、今回の脱退の契機となったとみられています。ちなみに加盟88カ国のうち、持続可能なクジラの利用を支持している国は39カ国、反捕鯨国が49カ国となっております。支持国のなかでは、アジア、アフリカ諸国が比較的多く、反捕鯨国では欧州が27カ国を占めています。

※捕鯨をめぐる国際世論(日本捕鯨協会)
https://www.whaling.jp/qa.html

 こうした反捕鯨国に対し、自民党の二階俊博幹事長は、「他国の食文化に文句を言ったり、高圧的な態度で出てきたりする国がありますか。日本がそんなことを他国にしたことがありますか」と、強い口調で不快感を示しました。

※IWC脱退「断固たる態度で」 自民・二階俊博幹事長(朝日新聞、2018年12月21日)
https://digital.asahi.com/articles/ASLDP573YLDPUTFK016.html?iref=pc_ss_date

 国際機関の脱退という出来事から、戦前におきた国際連盟からの脱退を連想し、不安を覚える人も少なくありません。その点について外務省の幹部は「脱退するとはいえ、IWCのオブザーバーとして参加する。IWCに背中を向けるわけではない。国際連盟脱退とは異なる」と反論しています。ですが、もしオブザーバーとしての参加が拒否された場合はどうなるのでしょう。

※「国際連盟脱退と異なる」商業捕鯨再開、強調した外務省(朝日新聞、2018年12月27日)
https://digital.asahi.com/articles/ASLDV53X2LDVULFA01Y.html?iref=pc_ss_date

 このIWC脱退は憲法に反する可能性があると懸念しているのが、水島朝穂・早大法学学術院教授です。水島教授は、憲法73条の観点から、この脱退決定の問題点を指摘しています。

※国会に説明なく、憲法軽視 IWC脱退 早大・水島朝穂教授(東京新聞、2018年12月27日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018122702000147.html

 日本国憲法73条の3項には、条約を結ぶ際に内閣は「事前に、時宜によっては事後に、国会の承認をへることを必要とする」とあります。ところが今回の日本政府によるIWC脱退の決定は、国会における野党や国民へのきちんとした説明もないまま、政府が臨時国会の閉会後に決めてしまったものです。国際機関からの脱退を勝手に行い、国会にも説明せず、記者会見もすぐには開かない。このような傲慢かつ強引な姿勢は安倍政権において一貫しています。今回の脱退決定は、「国会無視」「憲法軽視」という「安倍政権の姿勢の到達点」だと、水島教授は説明しています。

 水島朝穂教授は、憲法が権力を制限するという「立憲主義」の立場から、現政権の様々な暴走を批判してきました。IWJでは、インタビュー、講演、活動報告などの形で水島教授の声を配信してきました。ぜひご覧ください!

※岩上安身による水島朝穂・早稲田大学教授インタビュー 2016.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/287146

※水島朝穂氏「21世紀型の脅威『テロ』に、集団的自衛権は無効」と指摘 ~安倍首相が安保法案の審議で「ISの脅威」に言及しない理由 2015.7.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/252681

※【緊急アップ!】「戦争反対」で全世代共闘!「高校生だって自分で自分の未来を選んでいきたい。学校の勉強をしろだとか、そんな冷淡なことを言われても絶対に続ける」25000人が国会前で抗議 2015.7.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/255735

■<お知らせ>
■IWJの全編動画を用いた研究が発表されました!IWJサポート会員としてご支援いただいております、富山大学の佐藤裕教授によって安倍総理の「こんな人」発言が詳細に分析されました!岩上さんの最前線復帰に向けて、スタッフも新たな試みに挑戦しています! IWJ存続の危機を乗り越えられるように力を尽くしますので、どうかご支援をよろしくお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 IWJ前期(第8期)がまさかの逆転赤字となり、今期が8月1日に始まってからも非常に厳しい経営状態です。8月1日から12月26日までのご寄付・カンパの目標達成率はまだ76%にとどまっています。

 IWJが危機を迎えている中、岩上さんは10月30日に冠攣縮(かんれんしゅく)性狭心症の発作に見舞われました。発作以降、体調を崩した岩上さんは自宅での静養を続けていますが、IWJのピンチに最前線に立って仕事に励むことができないのは、岩上さんにとって何よりも大きなストレスとなっていると思われます。

 一昨日の夜、急に腹部上部の激しい痛みに見舞われた岩上さんは、深夜まで続いた痛みのためろくに眠れず睡眠不足のまま、エコー検査と再度の血液検査のため、病院へ向かいました。本日は午前中から再度の血液検査と診察のため再び病院へ向かいます。

 こうした苦しい状況にある中、皆様からの温かい応援のメッセージや、ご寄付・カンパによるご支援は、岩上さんにとってもスタッフにとっても大きな励みとなっています! 岩上さんはツイッター上で、心筋梗塞を患った同年代のある方より、激励を受け、次のようにリプライしています。

 「ありがとうございます。今、総合病院で受付を済ませて、これからエコー検査です。心筋梗塞は怖いですね。カテーテルは最初の発作の時に入れられました。麻酔なしなので、これも怖い。お大事になさってください。僕は今回は慎重に見極めながら、でも必ず報道の最前線に戻ります」

※岩上安身ツイート(2018年12月27日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1078149352558751749

 血液検査の複数項目で異常値が見つかった岩上さんは、まずは検査や治療、療養に専念する必要があります。スタッフとしては、岩上さんが不在の間、何とか少しでもそのの穴を埋められるようにと、「ピンチヒッター企画」に取り組んでいます。

 これからもIWJの活動を続けていくためには、どうしても皆様からのご寄付やカンパが欠かせません。どうか、ご支援を宜しくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。

 これまでに配信してきた「ピンチヒッター企画」は以下になります。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第1弾!】圧倒的民意を踏みにじり辺野古に土砂投入強行!? 参院会派沖縄の風伊波洋一議員に上杉英世記者が大阪から緊急スカイプ取材! 2018.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437530

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第2弾!】経済ジャーナリスト・井上久男氏に城石裕幸・吉田恒道記者が聞く、日産ゴーン前会長逮捕とルノー日産連合の今後 2018.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437742

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第3弾!】破局噴火の恐れがあっても「社会通念」で原発稼働!? 川内原発取消の行政訴訟が福岡地裁で結審!上杉英世記者が取材! 2018.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437839

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第4弾!】「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性についてIWJの川上正晃記者が郷原信郎弁護士に訊く! 2018.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437841

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第5弾!】水道事業の民営化で雫石町のケースが続出!? 水道供給の停止を一方的に通知された岩手県雫石(しずくいし)町にIWJ八重樫拓也記者が直撃取材! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437885

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第6弾!】トランプばりに超上から目線でアンフェアなルールを押しつけ!米国を象徴するがごとき「ザ・マネー」メイウェザー選手が、周到に張りめぐらせたワナ!果敢に挑む那須川天心選手に新米記者中村尚貴が突撃取材! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437890

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第7弾!】はくだけでスタイルアップする「魔法」が狂気に満ちた日本社会の暴走を止める!! 女性装のIWJ小野坂元記者が安冨歩・東大教授とブローレンヂ代表の松村智世さんにインタビュー!! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437888

 どれも他のメディアでは決して見られない、IWJならではの貴重な取材ばかりです! 中でも、八重樫拓也記者が岩手県雫石(しずくいし)町で、民間企業が水道事業を担う問題点について取材した第5弾は必見です。

 IWJのインタビューで、「お話いただいたこと全部を、編集なしで流します」とお伝えすると、八重樫記者は2軒のオーナーさんからたいへん感謝され、喜ばれたそうです。

 ぜひ、上記のURLよりご覧ください。

 報道としてのみならず、学術研究の資料としてIWJの動画コンテンツが活用されることも、願っております。

 実際、『新版 差別論 偏見理論批判』(明石書店、2018年)(https://amzn.to/2QRwzn6)の著者で、IWJサポート会員としてご支援いただいております、富山大学の佐藤裕教授が、2017年7月の東京都議選最終日での安倍総理による「こんな人たち」発言を分析する際に、IWJのコンテンツ(※)を資料として用いておられます。

※都議選前日ようやく表に姿を現した安倍総理を待っていたのは「やめろ!」「帰れ!」の嵐!怒れる聴衆の中には森友・籠池氏の姿も!安倍総理は有権者を指差し「こんな人たちに負けない」と逆上! 2017.7.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/387185

 ここで明らかにされたのは、「こんな人たち」発言として知られる、安倍総理の一連の言動は、政権に対する批判の声を上げた人々に対し、「存在を無視しながら攻撃する」という差別的行為であったことです。

 上記動画を用いて研究成果を発表された佐藤教授、ならびに同書をご恵投くださった明石書店の担当者様に御礼申し上げます。

 「ピンチヒッター企画」はこの後もまだまだ続きます。12月24日は、同月20日に新著『安倍「4項目」改憲の建前と本音』(https://amzn.to/2QNTH64)を上梓された神戸学院大学の上脇博之教授に、IWJ関西中継市民の北野ゆりさんがインタビューを行いました。上脇教授へのインタビューの録画は、本日午後8時に配信する予定ですので、下記URLよりぜひご覧ください!

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【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画 第9弾!録画配信・IWJ_YouTube Live】20:00~「自民党改憲案の目的はただ一つ!『戦争ができる憲法』だ!『安倍「4項目」改憲の建前と本音』著者・神戸学院大学 上脇博之教授にIWJ関西中継市民・北野ゆりがインタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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 上脇教授にはご著書にサインを入れていただきました。こちらはIWJ書店で数量限定で販売中です。ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。

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【上脇博之教授サイン入り】安倍「4項目」改憲の建前と本音
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=431
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 昨日は、事務・ハドル班の新人・小高由貴乃さんと小野坂元(はじめ)記者が、東京大学農学部の鈴木宣弘教授に、12月30日に発効するTPP11、2019年に入って本格化すると見られる日米FTA交渉について、お話をうかがいました。

 巨大なグローバル資本だけを利する過激な自由貿易至上主義によって、食の安全性や漁業権のあり方がどう脅かされているのか。改正漁業法は、先の国会で決まったばかりですが、この改正が日本の漁業にどんな影響を与えるのか。マスメディアがろくに報じない重要な問題点を、鈴木教授は指摘されました。収録動画は後日配信します。

 なお刊行されたばかりの、鈴木教授も執筆している『TAGの正体: 農業も自動車も守れない日米貿易協定 (農文協ブックレット 19)』 (農山漁村文化協会、2018年)(https://amzn.to/2BHOoul)は必見です。あわせて紹介させていただきます。

 ここで、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へのお願いです。

 どうか、岩上さんとIWJが苦しい状況にある今こそ、有料会員になってIWJをお支えいただけますよう、この機会にご検討ください!

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでお好きな時にご覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と2ヶ月分お得になっています!

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※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
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■「日本キック史上最高傑作」と称される「神童」、那須川天心選手と、50戦50勝無敗のレジェンド、フロイド・メイウェザー・Jr選手とのボクシングルールでの一戦が12月31日大晦日に開催! 那須川選手対メイウェザー選手の試合のチケットを、抽選で1名から2名様にプレゼント!

 「日本キック史上最高傑作」と称される「神童」、那須川天心選手と、ボクシング5階級制覇の元世界チャンピオン、50戦50勝無敗のレジェンド、フロイド・メイウェザー・Jr選手とのボクシングルールでの一戦が、12月31日大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催されます。

 メイウェザー選手と那須川選手の階級差は4階級で、体重にして約8kgもメイウェザー選手が重い上に、この試合はボクシングルールで行われます。那須川選手の得意の蹴り技はすべて封じられ、体重差があるというのに、グローブの重さのハンデも認められませんでした。メイウェザー陣営が、メイウェザー選手にとって圧倒的に有利なルールをゴリ押しした結果です。

 プロボクサーとして、50戦50勝無敗、5階級制覇という不滅のレジェンドが、プロボクシングの試合を一度も経験したことのない、4カ月前までティーンエイジャーだった若者に対して、ここまで大人気ないルールの押しつけをするのは、今後のビジネスを考えた時に、万が一にも那須川選手のパンチをもらうわけにはいかない、という警戒心を抱いているからでしょう。

 こんなハンデを背負わされた上でなお、逃げずに試合に挑む那須川選手が、メイウェザー選手相手にどこまで切り結ぶことができるのか。

 IWJキックボクシング部もこの一戦には非常に注目しており、大晦日には観戦にいく予定です。

 そこで、IWJを応援してくださる皆様への感謝の思いを込めて、12月31日午後3時からさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN.14」のチケットを、抽選で1名から2名様にプレゼントします!ご希望の方は、下記のメールアドレスにお名前、電話番号をご記載の上、ご応募ください!

※チケットプレゼントのご応募はこちらからお願いいたします。
office@iwj.co.jp 

■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日に発売!! 岩上さんによる関良基氏インタビューは『週刊金曜日』の投書欄で紹介されました! ぜひご購入をご検討ください!

 大変お待たせしました! ついに、新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」の発売を開始しました! 今回、発売するのは、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者・関良基氏へのインタビューDVD全3巻と、元文部科学省事務次官・前川喜平氏へのインタビューDVD全3巻です!

 DVDは1巻につき、販売価格(税込み)5184円で、数量限定販売です。関氏インタビューDVDは残りわずかとなっております。

 DVDのパッケージは以下のURLからご確認いただけます。現在もご注文を承っておりますので、ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

※IWJグッズ DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

 岩上さんによる関良基氏インタビューは、『週刊金曜日』2018年12月21日・2019年1月4日合併号(https://amzn.to/2RbEwD2)の投書欄(59ページ)で紹介されました!

※『週刊金曜日』ホームページ
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002719.php

 「『明治維新』を討て!」と題した投書を書いた月山琉さんは、作家・司馬遼太郎氏などに代表される明治時代を美化する歴史観に対する批判を前提に、関氏が、男女同権普通選挙などを主張していた赤松小三郎という人物を発掘したことを高く評価した上で、岩上さんによる関氏インタビューを紹介しています。

 また、岩上さんによる関氏インタビューと前川氏インタビューは、どちらも毎月末に発行している「岩上安身のIWJ特報!」で、詳細な注釈をつけたフルテキスト版として発行しました。

 この「IWJ特報!」が、「まぐまぐ大賞2018」におけるジャーナリズム部門で5位に入賞しました!

 どのような選考方法で選ばれたのか、まぐまぐに問い合わせてみたところ、読者からの投票、読者数、閲覧数、まぐまぐスタッフ票、内容などを総合的に判断して決定しているそうです。受賞に至った経緯の詳細は非公開とのことですが、後日、受賞バナーをいただきました。

※MAG MAG AWARDS 2018 ジャーナリズム
https://www.mag2.com/events/mag2year/2018/category/journalism.html?id=3

※受賞バナー
https://bit.ly/2ENB76I

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※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額864円、初月無料)
http://www.mag2.com/m/0001334810.html

 「IWJ特報!」のアーカイブは、IWJサイト内から単品購入も可能です。会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円で、サポート会員の方はすべて無料でお読みいただけます。こちらもぜひご検討ください。

※シリーズ: IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、池田雄一、上杉英世、小野坂元、吉田恒道)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/