日刊IWJガイド・番組表「衆議院東京10区補選候補予定者・鈴木庸介氏に岩上安身が緊急インタビュー!『実は2年間、ニートでした』…元NHK記者でコロンビア大学修了の『エリート』が涙を流しながら自らの苦しかった過去を告白! /電通・新入社員の女性の自殺を労災認定/超重要!安倍内閣を襲う「白紙領収書問題」!IWJは国会質疑を完全可視化!さらに政治資金問題に詳しい上脇博之教授にもインタビュー! /火山活動はこれから本格化!?高橋学教授インタビューを記事化!」2016.10.10日号~No.1487号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「衆議院東京10区補選候補予定者・鈴木庸介氏に岩上安身が緊急インタビュー!『実は2年間、ニートでした』…元NHK記者でコロンビア大学修了の『エリート』が涙を流しながら自らの苦しかった過去を告白! /電通・新入社員の女性の自殺を労災認定/超重要!安倍内閣を襲う「白紙領収書問題」!IWJは国会質疑を完全可視化!さらに政治資金問題に詳しい上脇博之教授にもインタビュー! /火山活動はこれから本格化!?高橋学教授インタビューを記事化!」2016.10.10日号~No.1487号~ ■■■

 子どもの頃の怖いものは母とピエロと火山だった、城石エマと申します。

 10月8日深夜1時46分、熊本県の阿蘇山の中岳第一火口で爆発的噴火が発生しました。気象庁によると、この噴火による噴煙は高さ1万1000mまで到達し、北東へおよそ6km離れた阿蘇市の阿蘇警察署では、火山灰が3cm積もったそうです。火山灰の降灰は四国でも確認されています。

 この噴火によるケガなどの被害については今のところ報じられていませんが、4月の熊本・大分大地震からの復興も途上の被災地では、さらなる被害の拡大を心配し、不安な思いで過ごしていらっしゃるのではと思います。みなさまの安全、無事をお祈りしています。
 大地震から半年後に火山の大噴火が起きるということは、「日本列島全体が、地震・火山活動の活動期に入っている」ことの証左ではないかと思います。今後も警戒と注意が必要です。

 4月の熊本・大分大地震については、IWJスタッフが被災直後の現地を訪れ、取材と緊急の物資援助をさせていただきました。みなさまからもたくさんの募金をお寄せいただき、大変ありがとうございました!

 このときIWJ記者が見てきた被災地の様子や現地の人たちの言葉をふり返るべく、「IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援1)」をアップしました。順次、続きをアップしていきます。この機会にぜひ、ご覧いただければと思います。いましばらくお待ち下さい。

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※IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援1)】「今は足元しか見えないです。俯瞰ができない…」~4月17日、IWJ九州緊急特派チームが急遽、被災地入り。避難所となった熊本市立月出小学校で、現場指揮を執っていたPTA会長にインタビュー! 2016.10.7
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/336959
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 昨日は、岩上さんが衆議院東京10区補選候補予定者の民進党・鈴木庸介氏に緊急インタビューを行いました。小池百合子氏の都知事転身にともなう東京10区の補選と、鳩山邦夫氏の逝去にともなう福岡6区の補選は、いよいよ明日、告示を迎えます。蓮舫新代表のもとでの初の国政選挙であり、民進党の対応に注目が集まります

 立教大学経済学部卒業、NHK入局、コロンビア大学大学院修了、LSE(ロンドン経済政治学院)修了というピカピカの肩書き。「超」のつく「エリート街道」を歩んできたようにしか見えない鈴木候補は、昨日の岩上さんのインタビューの最中に、突然、涙を流しました。その涙のわけは…このあと、<★昨日の岩上さんによるインタビュー報告★>で平山茂樹記者よりお伝えいたします!

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※【衆院東京10区補選】小池都知事のお膝元、東京10区でどう戦う?「野党統一」候補・鈴木庸介氏に岩上安身が緊急インタビュー!コロンビア大学修了の「エリート」が思わず見せた意外な弱点、その涙のわけとは・・・?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337458
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 急遽決定した昨日のインタビューに続き、今週も岩上さんのインタビューが大充実です!10月11日には、新潟県知事選挙で突如出馬撤回を表明した、泉田裕彦知事にインタビュー!「原子力防災」の重要性を語り、原発に慎重な姿勢を貫いてきた泉田知事への岩上さんのインタビューは、2013年9月7日以来となります。

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※「福島ではどこが問題だったのか、社会的な意思決定、制度の問題も明らかにした上で改善しないと、我々人類の子孫は生存の危機に直面する」 ~岩上安身による泉田裕彦新潟県知事インタビュー 2013.9.7
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/100574
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 今回の出馬にあたっては、地元紙「新潟日報」との確執があったと見られ、問題の真相に岩上さんが迫ります!

 さらに今週13日には、『原発プロパガンダ』や『電通と原発報道』の著者・本間龍氏に岩上さんがインタビューします。マスコミ最大のタブーとされる大手広告企業・電通の秘密に迫った本間氏には、電通と五輪誘致問題、架空請求問題、過労死の問題についてお聞きする予定です。

 24歳の電通新入社員・高橋まつりさんが自殺で亡くなり、過労死が認められた件については、後ほど、ニュース・フラッシュ【1】でもお伝えいたします。

 この他、岩上さんのインタビューは11月まで予定が決まり始めています。本日の<お知らせ>コーナーでご紹介いたしますので、どうぞ本ガイドを読み進めてみてください!

 こうした岩上さんのインタビューは、IWJが設立されて以来、たくさんのアーカイブとして蓄積されてきていますが、中にはテキストのついていない動画記事のままのものもあります。きちんとすべてテキスト記事化すべく、現在、IWJでは「岩上安身インタビュー・アーカイブ充実化プロジェクト」を進めています!

 タイトルやサマリー(要旨)、文字起こしなどを作成するこのテキスト化の作業は膨大で、現在のIWJスタッフの手だけではとても足りません。もし、この日刊IWJガイドをお読みの方の中で、「岩上安身インタビュー・アーカイブ充実化プロジェクト」に、ご協力いただける外注ライターの方やボランティアの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、下記応募フォームよりご応募ください!

【「岩上安身インタビュー・アーカイブ充実化プロジェクト」ご応募フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSevAklxFS5MirKqMh3s3RNG0VQmus8RJ4HletabushDJf497Q/viewform

 IWJのアーカイブは、他のどこのメディアとも違う、ほぼノーカットの貴重なものばかりです。動画だけでもご視聴いただく価値は十分にあると自負しています。IWJでは年間会費3万円(月払いだと3000円)のサポート会員にご登録いただければ、こうした過去のアーカイブがすべて視聴し放題ですので、大変オトクです。また、サポート会員とは、「賛助会員」という意味あいも含んでいます。IWJの運営を支えていただくためにも、ぜひ、サポート会員となっていただくことをお願いしたいと存じます!

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 こうした「アーカイブ充実化プロジェクト」などを進めていくためには、やはり人手がかかります。ですが、IWJのコンテンツを視聴者・読者のみなさまにスムーズに提供できなければ、せっかくのアーカイブなども、陽の目を見ない…なんてことになってしまいかねません。検索システムを改良してゆくと同時に、その検索で、きちんとコンテンツが引っかかるようにしていかなければなりません。

 岩上さんはじめスタッフ一同、こうしたプロジェクトを成功させ、会員の皆様方の利便性が向上するように頑張っていきますので、皆様からのご寄付・カンパでのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパをどうぞお願いいたします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>電通・新入社員の女性の自殺を労災認定 過激な勤務実態や上司のセクハラ・パワハラが亡くなった女性のツイッターから明らかに/稲田防衛相が南スーダンを訪問し「衝突は落ち着いた」駆けつけ警護の新任務決定も間近!?/沖縄・辺野古の「文子おばあ」を、日本のこころ・和田政宗参議院議員が訴え 島袋さん、10月21日に出頭命令/他(城石エマ)
┠■<★昨日の岩上さんによるインタビュー報告★>衆議院東京10区補選候補予定者・鈴木庸介氏に岩上安身が緊急インタビュー!『実は2年間、ニートでした』・・・元NHK記者でコロンビア大学修了の『エリート』が涙を流しながら自らの苦しかった過去を告白!(平山茂樹)
┠■<★新着記事★>超重要!安倍内閣を襲う「白紙領収書問題」!IWJは国会質疑を完全可視化!
さらに政治資金問題に詳しい上脇博之教授にもインタビュー!/火山活動はこれから本格化!?高橋学教授インタビューを記事化!(原佑介・城石エマ)
┠■<お知らせ>今後の岩上さんのインタビューラインナップ(城石エマ)
┠■わとはぷ~What happened today?(城石エマ)
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◆中継番組表◆

**2016.10.10 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

※東京電力の定例会見は祝日のため、翌日に開催されます。

■□■□■新潟県知事選関連■□■□■

【ツイキャス・IWJエリアCh1・新潟】18:30~「新潟県知事選 米山隆一候補 個人演説会 ―応援弁士 民進党 前原誠司衆院議員、社民党 又市征治幹事長、日本共産党 小池晃書記局長、森裕子参議院議員」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
※新潟県知事選 米山隆一候補の個人演説会の模様を中継します。

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【IWJ_FUKUSHIMA1】9:30~「第6回 放射線防護に関する市民科学者国際会議 ~東京電力福島第一原子力発電所事故の放射線被ばくによる健康影響を科学的に究明し、防護と対策を実現するために~4日目」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=fukushima1
※「第6回市民科学者国際会議(2016)」の4日目の模様を中継します。 (英語部分の通訳音声はありません。ご了承ください)

【IWJ_OSAKA1】14:00~「戦争あかん!基地いらん!関西のつどい2016 ―許すな!南スーダン派兵、とめよう!辺野古・高江基地建設、絶対反対!憲法改悪―」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=osaka1
※戦争あかん!基地いらん!関西のつどい実行委員会などが主催で開催されるイベントの模様を中継します。ゲストは、糸数慶子氏(参議院議員)、成澤宗男氏(「週刊金曜日」編集部員)。

【IWJ_OKAYAMA1】15:45頃~「映画『太陽の蓋』岡山上映会後のアフタートーク ― 登壇者 橘民義氏(太陽の蓋制作、元岡山県議会議員)、高井崇志氏(衆議院議員)、大塚愛氏(子ども未来・愛ネットワーク代表、岡山県議会議員補選予定候補)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=okayama1
※太陽の蓋 岡山上映実行委員会主催で開催される、映画『太陽の蓋』上映会後のアフタートークの模様を中継します。

【再配信・Ch5】18:00~「大手広告代理店は第五権力―『電通と原発報道』著者 本間龍氏 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/35961
※2012年10月に収録した、日本外国特派員協会主催の『電通と原発報道』著者 本間龍氏 記者会見を再配信します。

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◆中継番組表◆

**2016.10.11 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch1】14:00~「岩上安身による泉田裕彦新潟県知事 単独インタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身が4選をかけた県知事選から突如撤退を表明した泉田裕彦・新潟県知事へ単独インタビューします。

【Ch未定】14:00~「上西小百合衆院議員による今後の活動方針に関する記者会見」
※上西小百合衆議院議員が、今後の活動方針について記者会見します。

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します(10日は祝日のため、11日の開催になります)。

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続いては、平山茂樹記者からお伝えします!

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■<★昨日の岩上さんによるインタビュー報告★>「衆議院東京10区補選候補予定者・鈴木庸介氏に岩上安身が緊急インタビュー!『実は2年間、ニートでした』・・・元NHK記者でコロンビア大学修了の『エリート』が涙を流しながら自らの苦しかった過去を告白!

 おはようございます。IWJで主にテキスト関係の業務を担当している平山と申します。

 福島での講演会から、一昨日の夜遅くに帰京したばかりの岩上さんですが、昨日10月9日(日)19時より、衆議院東京10区補選への立候補を予定している民進党の鈴木庸介氏に緊急インタビューを行いました!

 新しく民進党の代表に就任した蓮舫氏は、岡田執行部とは一線を画し、共産党を含めた「野党共闘」には「消極的」であることを、機会あるごとに「アピール」してきました。しかし10月6日、民進、共産、生活、社民の野党4党が会談を行い、衆院東京10区、福岡6区補選での「野党統一候補」擁立を確認。いずれも共産党側が候補を取り下げ、民進党の候補に「一本化」することで合意しました(この「統一候補」と「一本化」とでは、定義が違うのだということを、岩上さんのインタビューで鈴木庸介候補は言っていましたが、それはどういうことなのか、ぜひインタビューをご覧になってください)。

 対する与党・自民党が東京10区で擁立するのは、若狭勝衆議院議員です。7月の東京都知事選で、党推薦の増田寛也氏ではなく、「除名覚悟」で小池百合子氏を応援した人物として、記憶に新しい方も多いのではないかと思います。

 今回の東京10区補選は、小池氏の都知事選出馬による失職にともなって行われるものですので、まさに若狭氏が小池氏の後任として名乗りをあげたことになります。東京10区は豊島区や練馬区の一部。中心地は副都心の池袋ですが、その池袋の街頭で何度も若狭氏が街宣車に乗り、アピールしていた姿が忘れられません。豊島区・練馬区の有権者に、名前と顔を、あの時から刻み込んできたことになります。

 若狭氏は小池氏を応援したことで、自民党を「除名」になるどころか「公認」されているのですから、あの都知事選における「小池劇場」は、まさに「茶番」であったとしか言いようがありません。

 昨日の緊急インタビューでは、岩上さんが鈴木氏に、対立候補として激突することになった若狭氏やそのバックにいる小池都知事の印象、今回の選挙で掲げる主要政策などについて、40分という短い時間ながらも、掘り下げてお聞きしました。

 立教大学経済学部卒業、NHK入局、コロンビア大学大学院修了、LSE(ロンドン経済政治学院)修了という、輝かしい経歴を持つ鈴木氏。インタビューでも、共産党との関係については「政策によって、是々非々で」と述べるなど、後ろ向きな姿勢を示しました。

 しかしインタビューは後半で、意外な方向に展開。鈴木氏は33歳から2年間、いわゆる「ニート」の状態にあったことを告白したのです。インタビューでは涙を浮かべながら、「僕みたいに、一度ドロップアウトしてしまった人間でも、元に戻れるような社会を作りたい」と語りました。

 なお、東京10区がカバーしている豊島区要町は、岩上さんが生まれ育ち、半生を過ごした地元でもあります。地元を愛する岩上さんにとって、この東京10区補選の結果は、ジャーナリストとしてだけでなく、ふるさとを愛する一人として、思い入れがあったのでしょう。インタビューはいつも以上に熱のこもったものとなりました。鈴木氏が、胸のうちを開いてみせたのは、その熱が伝わったからではないかと思います。

 インタビューの気になる様子は、下記のURLよりご視聴ください!

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※【衆院東京10区補選】小池都知事のお膝元、東京10区でどう戦う?「野党統一」候補・鈴木庸介氏に岩上安身が緊急インタビュー!コロンビア大学修了の「エリート」が思わず見せた意外な弱点、その涙のわけとは・・・?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337458
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 続いては、原佑介記者からお伝えします!

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■<★新着記事★>超重要!安倍内閣を襲う「白紙領収書問題」!IWJは国会質疑を完全可視化!さらに政治資金問題に詳しい上脇博之教授にもインタビュー!/火山活動はこれから本格化!?高橋学教授インタビューを記事化!

 おはようございます!記者の原佑介です。昨日アップした注目記事をご紹介させていただきます。

 まず何といっても注目しなければならないのが、安倍内閣の閣僚の皆さんから次々と発覚する「白紙領収書疑惑」です。

 あ、すみません。先週6日、共産党・小池晃議員の参院予算委員会における質疑で、稲田朋美防衛相、菅義偉官房長官がこの疑惑を「事実」だと認めたので、「疑惑」ではなく、「白紙領収書問題」というべきですね。

 驚くべきは、小池議員の質疑で白紙領収書疑惑を事実と認めたにも関わらず、稲田防衛相は「政治資金パーティー主催者側の了解のもとで未記載の部分の日付、金額を正確に記載した」と述べたうえで「何ら問題はない」と開き直り、菅官房長官も同じく「規制法上、何ら問題はない」と居直ったことです。

 こんな開き直りが許されるでしょうか?もし、僕が白紙領収書に自分で金額などを記載し、それをIWJに請求したら、岩上さんから雷を落とされるだけでは済みません。完全なる違法行為であり、税務署にも許されないでしょうし、IWJを支援してくださっている会員さんにも顔向けできません。決して、開き直りなど許されないでしょう。

 IWJでは昨日、この開いた口が塞がらない、前代未聞の国会質疑を全文文字起こしし、完全可視化すべく記事化しました!ぜひその衝撃的な内容をご確認ください!

※【国会ハイライト】衝撃の白紙領収書問題発覚も「何ら問題はない」~稲田防衛相、菅官房長官、高市総務相が違法行為を開き直り!?開いた口が塞がらない前代未聞の国会質疑を全文掲載で完全可視化! 2016.10.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337609

 民間企業では絶対に許されないこの行為。専門家はどう見ているのでしょうか。IWJは今回、政治資金オンブズマンの共同代表で、法学者の上脇博之・神戸学院大学法学部教授に話をお聞きしました!

 上脇教授は、この行為を「政治資金規正法違反だ」と述べ、「徴収義務違反と領収書の写しの添付義務違反に該当する」と断言。高市大臣に対しては、「犯罪者が半分犯罪の事実を認め、自白はしているのに、『でも犯罪ではありません』と、居直っているように見える」と痛烈に批判しました!詳細は記事をご覧ください!

※「犯罪者が犯罪を認めているのに『でも犯罪ではありません』と居直っているようなもの」~安倍内閣「白紙領収書問題」について上脇博之教授が一刀両断!ドミノ辞職続く富山市議らの不正受給問題との共通点は!? 2016.10.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337635

 さらに昨日は、全国の皆さんに関係する、震災に関する重要記事もアップしました!

 2016年10月8日午前1時46分、熊本県の阿蘇山の中岳第一火口で爆発的噴火が発生しました。気象庁によると、この噴火による噴煙は高さ1万1000mまで到達。1kmを超える広い範囲に噴石が飛散した可能性があり、降灰は兵庫県あわじ市にまで及ぶ可能性があるといいます。

 今回の阿蘇山噴火を受け、立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学教授は、岩上安身に宛てて情報提供をしてくださいました。

 「東北地方・太平洋沖地震後の火山活動は、これから盛んになる恐れがあります」

 え…?火山活動はこれからが本番!?IWJは、この高橋教授の重大な指摘を受け、ご本人に急遽、直撃インタビューしました!全国の皆さんに知っていただきたい内容となっていますので、ぜひご一読ください!

※阿蘇山噴火は大規模な噴火の連鎖の予兆かもしれない!? 大地震の可能性に警鐘を鳴らしてきた立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学教授が大噴火のシナリオを解説! 2016.10.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337649

 さらにさらに!デッドヒートが報じられている新潟県知事選について、現地で取材を重ねているフリージャーナリスト・横田一さんから現地ルポが届いております!ルポは今日中にもアップできると思いますので、また告知させていただきます!明日は岩上さんが泉田裕彦新潟県知事に単独インタビューもしますので、合わせてご覧ください!

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 続いては、城石エマに戻りお伝えします。

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■<お知らせ>今後の岩上さんのインタビューラインナップ

 始まったばかりの今週、なんと岩上さんのインタビューは、鈴木庸介氏のインタビューを含めて3本!タイムリーな話題の渦中の人物や、各界有識者の方々へのインタビューは、毎回大好評です。どうぞ、お見逃しなく!

▼10月11日(火)14:00~ 泉田裕彦新潟県知事インタビュー

 8月30日突如、新潟県知事選の4選出馬からの撤退を表明した泉田知事。背景には、地元紙の「新潟日報」による「憶測記事や事実に反する報道」があったと、知事本人が語りました。

 IWJはその後、「新潟日報」が新潟県と「利害の対立関係」にあることから、泉田知事への歪曲した批判報道を流してきたのではないか、とする検証記事を出しました。

 原発への慎重姿勢を示してきた泉田知事の出馬撤回には、多くの人がショックを受けていますが、いまだその撤回に至るまでの経緯については明らかとなっていません。今回のインタビューでは、岩上さんが気になるところをお聞きする予定です!

※2016/09/04「泉田知事は説明責任を果たせ」と迫りながら、県からの回答を掲載しない新潟日報にIWJが直撃取材!さらに「新潟日報が力になってくれる」という韓国企業の不可解なメールが明らかに!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/329617

 さらに、現在行われている新潟県知事選挙に出馬している、泉田知事の「原子力防災」の考え方を引き継いだ米山隆一候補にも、岩上さんはインタビューしていますので、どうぞこちらも合わせて御覧ください!

※2016/09/28新潟県知事選挙でさっそく露呈した「蓮舫路線」のリアル!野党共闘候補の容認を頑なに拒否した民進党の内部事情に迫る!~「泉田路線」の継承を鮮明にした米山隆一候補への岩上安身による緊急単独インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/334635

▼10月13日(木)16:30~ 本間龍氏インタビュー

 業界第2位の大手広告代理店・博報堂に長年勤務し、『電通と原発報道』や『原発プロパガンダ』などの著作をおもちの本間龍氏に岩上さんがインタビューします。2012年に岩上さんがインタビューをした際には、マスコミに強大な影響力をもち、原発報道をコントロールしている仕組みを暴きました。

※2012/10/23電力業界によるメディアコントロールの実態「広告代理店は企業の危機管理係」~岩上安身による『電通と原発報道』著者・本間龍氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/36979

 今回は、県知事選挙が行われる新潟で地元紙の「新潟日報」に見られる「原発プロパガンダ」とも言うべき報道や、電通の新入女性社員の過労自殺の問題、電通の不正請求問題、電通と五輪招致裏金疑惑などについても、岩上さんが本間氏にお聞きいたします!

▼10月18日(火)14:30~ 早川タダノリ氏インタビュー

 『「日本スゴイ」のディストピア』著者の早川タダノリ氏に岩上さんがインタビューします。

 第二次世界大戦中、メディアはただひたすらに「大本営発表」を繰り返し、政府の戦意高揚に使われました。『婦人倶楽部』や『幼年倶楽部』は「八紘一宇」をたたえた図版を載せ、『主婦之友』は勝ち抜くための「勝利の特攻生活」を説き、『少女倶楽部』は英霊への感謝を述べた感想文を募集していました。この「日本スゴイ」の大合唱は、そのまま今の日本の、繰り返されている「日本スゴイ」だらけのメディアのあり方と重なります。そんな戦争プロパガンダの実態について、岩上さんが詳しくお聞きします。

▼10月24日(月)18:30~ 小口幸人氏インタビュー

 沖縄東村高江で強行される米軍ヘリパッド建設工事に、市民とともに抗議の声をあげてきた沖縄弁護士会の小口幸人弁護士に、岩上さんがインタビューします。

 抗議の市民が作った「N1裏」テントの撤去や、機動隊による市民の検問・強制排除、自衛隊ヘリの重機運搬など、次々と繰り広げられる国側の強行姿勢を前に、小口弁護士はそうしたものには「法的根拠がない」として、正面から批判を展開してきました。今回のインタビューでは、刻々と変わる高江の情勢や政府の暴力の実態について、岩上さんが小口弁護士にお聞きします。

※抗議行動の強制排除、検問、テント撤去…法律も憲法も無視する国や警察の暴挙! 沖縄・高江ヘリパッド建設を小口幸人弁護士が徹底批判!(インタビュー:IWJ原佑介) 2016.7.21
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/319475

※「東京も沖縄も法律は同じはずなのに」~高江のN1テントと経産省前「脱原発テント」で政府の矛盾が浮き彫りに--小口幸人弁護士インタビュー 2016.8.5
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324738

※「お願いだから、高江に来て下さい」沖縄・高江で活動中の小口幸人弁護士が涙の講演 高江の現状と機動隊・沖縄防衛局らによる「違法行為の数々」を徹底解説 2016.9.24
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/333691

※「警察は工事業者の単なる下請け警備員!」市民の安全より工事優先の警備に小口弁護士が怒りの訴え!警察庁は「ロープで縛ったのは市民を守る命綱」と開き直り―高江ヘリパッド建設を巡る防衛省・警察庁交渉 2016.9.29
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/334906

▼10月27日(木)14:30~ 辻田真佐憲氏インタビュー

 『大本営発表』『ふしぎな君が代』などの著者・辻田真佐憲(まさのり)氏に岩上さんがインタビューします。

 今や「大本営発表」と言えば「あてにならない当局発表」の代名詞となりましたが、第二次世界大戦中の日本で、大本営発表はどのようにして強大な力を持つようになっていったのか、辻田氏は歴史をさかのぼり読み解いています。

 最初は地味だった大本営発表は、戦争の高まりとともに激しくなり、新聞や雑誌の文章やビジュアルから、ラジオを通して耳で「聴く」ものへと変化していきました。今や国歌としてお馴染みの「君が代」の歴史などについてもひも解く辻田氏に、岩上さんが現代日本のメディアのプロパガンダについて、詳しくお聞きします。

▼11月上旬 井上寛司氏インタビュー

 『「神道」の虚像と実像』 や『日本の神社と「神道」』の著者・井上寛司氏に岩上さんがインタビューします。

 「神道は太古の昔から連綿と続く、自然発生的な日本固有の民族的宗教である」というという戦後最大のドグマへ疑問をていしながら、国家神道の虚偽性を暴いていきます。今年5月26日・27日のG7伊勢志摩サミットで安倍総理は、各国首脳を伊勢神宮へと案内し、外国メディアから「政治利用」と批判されました。安倍政権が目指す国家神道への回帰については、10月3日に岩上さんが上智大学教授の島薗進氏にもインタビューしていますので、そちらもぜひ、ご参照ください。

※「改憲」の先にあるもの――日本会議と神社本庁は何を目指しているのか!? 安倍政権下で進む右傾化の真実に迫る!岩上安身による上智大学教授・島薗進氏インタビュー 2016.10.3
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/335795

▼11月中旬 山崎雅弘氏インタビュー

 『日本会議 戦前回帰への情念』の著者・山崎雅弘氏に岩上さんがインタビューします。

 同書の中で山崎氏は、日本会議を「肉体」(人脈・組織)と「精神」(戦前戦中を手本とする価値観)に分け分析し、日本会議が国家神道をよりどころとして戦前回帰しつつあることを指摘。安倍政権を支える極右団体に、肉薄しています。日本のメディアがけっして触れようとしない、安倍政権最大のタブーに、岩上さんが切り込みます!

▼日時未定 西崎雅夫氏インタビュー

 関東大震災における朝鮮人虐殺の「語り部」として、荒川河川敷沿いにある追悼碑を守り続け、先日、『関東大震災朝鮮人虐殺の記録:東京地区別1100の証言』(現代書館)という大部の証言集を刊行した社団法人ほうせんか代表の西崎雅夫氏に、岩上さんがインタビューします。

 関東大震災における朝鮮人虐殺に関しては、一昨年の2014年8月、『九月、東京の路上で』を刊行した加藤直樹氏とともにIWJスタッフが都内各所でロケを敢行し、特別番組を製作しました。西崎氏には、荒川土手でロケをした際、加藤氏とともにご登場いただきました。この特別番組のアーカイブは、下記URLよりぜひご視聴ください!

※2014/08/29 【IWJ追跡検証レポート】『九月、東京の路上で』~関東大震災・ジェノサイドの跡地を加藤直樹氏と歩く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/165254

 それでは今日も1日、IWJをよろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20161010

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