■■■ 日刊IWJガイド 2015.4.26日号~No.956号~ ■■■
(2015.4.26 8時00分)
おはようございます。日々の中継などを担当している石川優と申します。
サンデーモーニング、皆さん、いかがお過ごしですか? 今日も東京の天気は快晴。春らしい日が続きます。街には、特に女性の服に春めいた色彩が急に目立ち始めました。長い冬の間、黒、灰色で埋め尽くされていたキャンパスの上に、色鮮やかな絵の具で、春から初夏にかけての絵が描かれていくような、そんな眩しさを感じます。
今日の僕はといえば、安倍総理が本日から訪米するということで、朝から「ブルー」といったところでしょうか。正直なところ、心配でなりません。
スケジュール自体は、華々しいものです。
28日にはオバマ大統領と首脳会談し、翌29日には日本の総理大臣史上初となる、米上下両院合同会議での演説を行う予定です。お祖父さんの岸信介元総理も連邦議会で演説をしたことがあり、安倍総理ご自身は大変晴れがましい気持ちでいることでしょう。
訪米の主眼は日米新ガイドラインの改定ですが、TPPやアジアインフラ投資銀行「AIIB」などの協議も行う予定です。 もちろん、連邦議会での演説では、歴史認識の中身も問われるでしょう。
首脳会談の前日27日には外務・防衛担当閣僚会合「2プラス2」がニューヨークで開かれます。そこで自衛隊と米軍の役割を定めた「日米新ガイドライン」の合意をし、首脳会談で両首脳が確認する手順になっているようですね。
新ガイドラインには、自衛隊の集団的自衛権の行使が含まれ、「地域を超えたグローバルな日米協力」のもと、地理的制限は事実上、撤廃。宇宙、サイバー空間での協力も掲げ、日本以外の国への武力攻撃に対する「行動」も取るとしています。
そして安倍総理の帰国後、国会で安保法制の審議を始め、「新ガイドライン」を追認する、という流れです。完全に国内論議は後回しですね。本当に、僕たちの政府はどちらを向いて政治を執り行っているのでしょう。
米国からは「歴史認識」の問題をめぐって「釘」が雨あられと降り注いでいます。
アーミテージ元国務副長官は「歴史(問題)を乗り越えることができるかどうか、米国よりはるかに広い(範囲の)聴衆が見守っている」としたうえで、「戦中に苦しんだ全ての人」に対する「誠実さ」を求め、マイケル・グリーン元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は、「日本のさらなる努力が必要だという点で米国に超党派の合意があるのは日韓関係」であるとし、「米国には大きな頭痛の種だ」と頭を抱えました。他にも現役の高官から厳しい指摘が相次いでいます。
こうした安倍訪米をめぐる一連の流れを昨日、速報で打ち、まとめたものをアップしましたので、是非、安倍総理が米国に到着する前にご覧ください。
※安倍訪米前夜! 米国から歴史認識めぐり釘・釘・釘! 侵略、慰安婦問題の謝罪、自衛隊の米軍下請け化、TPPの行方…訪米の「注目ポイント」は
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243662
また、「妥結は難しい」といわれていますが、TPPの行方も注目です。IWJはTPP問題を追い続けています。先日24日には、議員会館前で、農家の方々や山田正彦農水大臣が座り込みの抗議活動をしていました。IWJはぎぎまき記者がこれを取材し、山田さんはインタビューに「自民党内では、すでに妥結は決まった、という雰囲気がある」と明かし、TPPの最新の状況を分析しました。
また、北海道の卵農家である安斎由希子さんは、TPPによって食卓から「TKG(卵かけご飯)」が消える可能性を指摘し、警鐘を鳴らしました! 是非ご覧ください!
※2015/04/24 元農相が証言! 自民党内ではすでにTPP妥結の雰囲気が蔓延? 永田町でTPP抗議行動~北海道の卵農家は「TPPで『TKG(卵かけご飯)』が食卓から消える」可能性を指摘
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243536
■TPPとガチンコ勝負を続けるIWJにご支援をお願いします!
国内のTPPに関する報道は、どれもこれも、ちょっといただけないものばかりです。問題が農業分野だけのような扱い。これは大きなミスリーディングです。実際には、TPPは、米国が最も強く望んでいる対日要求であり、米国発のグローバル資本のために日本国民があらゆる領域で不利益を被ることになりそうな懸念が満杯です。
ところが、日本のマスコミは、そうしたTPPの実像を決して伝えようとしません。IWJは、菅政権がTPPを持ち出した時から、その危険性を一貫して報じ続けてきました。これだけTPPの危険性を訴え続けてきたメディアは、他には日本農業新聞くらいのものでしょう。
IWJがこれだけTPPの問題にこだわってきたのは、もちろん岩上さんのイニシアティブによるものですが、岩上さんも、無傷ですんだわけではありません。日本のマスコミ界のタブーを破ってTPPに警鐘を鳴らしたために、手痛い代償を払ってきました。12年間コメンテーターを続けた「とくダネ!」を降板することになったのは、TPP問題についてオンエア中に批判的なコメントをしたのがきっかけでした。
しかし、降板させられて岩上さんが萎縮したわけではありません。TPPについて報道と発言を続けているのは、皆さん、ご存知の通りです。IWJにタブーはありません! これまでも、これからも、TPP問題には警鐘を強く鳴らし続けて行きたいと思っています。
どうか、皆さんのお力で、TPPとガチンコ勝負を続けるIWJにご支援をお願いします! 皆さんの支援が、TPPに対するパンチの1発となるはずです! なにとぞ、ご支援のほど、よろしくお願いします!
※会員登録はこちら
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TPP特集も組んでいますので、他が報道しないTPPの正体を、IWJの豊富なコンテンツから垣間見ていただければ幸いです!
※【特集】IWJが追ったTPP問題
http://iwj.co.jp/wj/open/tpp
(後半へ続く…)
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.4.26 Sun.**
【IWJ_OSAKA1】11:30~「4.26街かど懇親会(タウンミーティング)~弁士・清水ただし衆議院議員」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※清水ただし衆議院議員による、大阪都構想についてのお話と、聴衆の方からの質疑応答が予定されています。
「明るい民主大阪府政をつくる会」・「大阪をよくする会」が主催。
【IWJ_OSAKA1】13:30~「【市民参加型フォーラムin東淀川】もうすぐ住民投票!どうなる?どうする?大阪都構想」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※賛否それぞれの立場からの、都構想の説明、パネルディスカッション等が予定されています。「一般社団法人コアプラス」主催。
【IWJ_KYOTO1】13:30~「高浜原発運転差止・仮処分命令!京都報告会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※大飯・高浜原発運転差止仮処分訴訟 原告弁護団 井戸謙一弁護士、「福井から原発を止める裁判の会」原告団・事務局長で、今回の仮処分裁判原告の松田正氏らの報告が予定されています。
~関連記事はこちら~
・2015/04/19 「死せる魂」だった司法から微かに見えた「希望」
志賀原発を止めた元裁判官・井戸謙一弁護士に、高浜原発差し止め決定から司法の戦争責任まで岩上安身が聞く!(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243041
【Ch4】14:00~「第2回学習会・731部隊映像コンテスト『731部隊はどこまで明らかになったか、この部分はまだ謎』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※731部隊に関連した映像作品を募集している「731部隊映像コンテスト」の事前学習会です。
「731部隊展実行委員会」、「新宿区婦人問題を考える会」が主催。近藤昭二氏が講師の予定。
【映画予告編付き特別再配信・Ch1】15:30~「岩上安身によるヨアヒム・チルナー監督(映画「イエロー・ケーキ~クリーンなエネルギー という嘘」)インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/2928
※2012年1月26日(木)収録の、岩上安身によるヨアヒム・チルナー監督インタビューを再配信します。映画「イエロー・ケーキ~クリーンなエネルギー
という嘘」の予告編付きです。
ヨアヒム・チルナー監督は「人が生きて行くために必要な、エネルギー・水・教育といった公共性の高いものにまで利益を追求することが、果たして理性的なことなのか」と、民間企業の利益追求の姿勢に疑問を投げかけました。
ドキュメンタリー映画『イエロー・ケーキ~クリーンなエネルギーという嘘』の日本最終上映会開催にあわせての再配信です。
上映会の詳細はこちら→ http://www.superedition.co.jp/blog/2015/03/post-30.html
【再配信・Ch1】17:30~「岩上安身による『日米地位協定入門』著者・沖縄国際大学大学院教授 前泊博盛氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/63401
2013年3月5日(火)収録の、岩上安身による沖縄国際大学大学院教授 前泊博盛氏インタビューを再配信します。
『日米地位協定入門』(創元社)の著者、沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏が、オスプレイの強行配備から普天間基地の辺野古への移設問題、さらには原発再稼働からTPP交渉参加まで、「日米地位協定」を切り口に、日米間に横たわるいくつもの政治的課題について語りました。
【IWJ_OSAKA1】18:30~「大阪市主催『特別区設置協定書住民説明会』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※平成27年5月17日に住民投票が実施される「特別区設置協定書」について、大阪市が開催する市民を対象とした住民説明会を中継します。
【大日本帝国への回帰??~自民党憲法草案を徹底検証・鼎談シリーズ再配信7・Ch1】20:00~「『一見して良い条文に騙されてはいけない』~自民党の憲法改正案についての鼎談 第7弾」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/77866
※2013年5月9日に行われた「自民党の憲法改正案についての鼎談 第7弾」を再配信します。
これまでの鼎談では、人権についての条項を議論してきましたが、今回初めて統治機構に関する条項に踏み込みました。「改正憲法が必要ということにはならない」「結局は国家からの制約が押し寄せてくる」と、澤藤統一郎弁護士と梓澤和幸弁護士から、自民党改憲案についての批判が相次ぎました。
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(…前半の続き)
■自民党の憲法改正草案についての鼎談 本日は第7弾を配信
先週月曜日の4月20日からスタートした自民党の憲法改正草案についての鼎談の再配信シリーズ。本日は第7弾となります!
※2013/05/09 「一見して良い条文に騙されてはいけない」 ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第7弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/77866
この連続鼎談シリーズを収録していたのは2013年でした。当時、自民党は憲法改正をしやすくするため、「憲法96条」を先行改正し、憲法改正案の発議の要件を、衆参各議院の総議員の「3分の2」から「2分の1」に緩和しようと試みましたが、保守層からも散々に批判され、断念しました。
漫画家の小林よしのり氏は、96条改正は「立憲主義の破壊」であると批判。96条改正に危機感を持った学者らで急遽、「96条の会」を結成し、96条改正阻止のキャンペーンを展開しました。
※2013/06/14 会場に溢れんばかりの人の集まりに「最高の滑り出し」 ~「96条の会」発足記念シンポジウム
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/84712
2013/09/28 「思考しないということは、現在の危機を助けるということ」 憲法研究の泰斗・奥平康弘東大名誉教授が講演~96条の会 シンポジウム「国際社会のなかの憲法」
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/15282
今となっては、96条の改正を自民党も言わなくなりましたが、それも、こうした世論の動きを無視することはできなかったからではないでしょうか。
本日配信する憲法鼎談の中で、梓澤弁護士は「誰が憲法を決めるのか、という大前提がある。憲法制定権者というが、主権者の国民が憲法を決めて、権力者を縛る、という性質を持つものが憲法だ。それを変えたら、もはや憲法とは呼ばない。ゆえに、96条改憲はできないという解釈は、憲法学上、かなり有力な論拠になっている」と96条先行改憲の是非を説明しました。
本日、20時より再配信する第7弾の自民党の憲法改正草案についての鼎談、是非、もう一度、御覧ください。
※ご視聴はこちらから
http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi
この憲法鼎談の模様は、書籍「前夜~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く」を一緒にご覧いただくと、より理解が深まるので、是非ご購読下さい!
※「前夜」ご購入はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=71
■IWJ書店 新発売・再入荷のご案内
IWJ会員限定で販売しているIWJ書店。先週、入荷したラインナップをご紹介いたします!
【新発売】
「新版 やっぱり変だよ日本の営業」
宋文洲 (著) ダイヤモンド社 ¥1,620(税込)
限定10冊
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=105
「発達障害の原因と発症メカニズム: 脳神経科学の視点から」
黒田 洋一郎 (著), 木村- 黒田純子 (著) 河出書房新社 ¥2,484(税込)
限定3冊
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=104
【再入荷】
「がん患者3万人と向き合った医師が語る正直ながんのはなし 賢く生きるために知っておきたい放射線の光と影」
西尾 正道 (著) 旬報社 ¥1,512(税込)
限定10冊
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=76
「被ばく列島放射線医療と原子炉」
小出 裕章 (著), 西尾 正道 (著) 角川学芸出版 ¥864(税込)
限定10冊
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=75
IWJ書店のラインナップ一覧は以下のページからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=16
私のおすすめは、国士舘の大先輩である一水会の木村三浩代表の最新著
「お手軽愛国主義を斬る」です。
残りわずかとなってきましたので、IWJ会員のみなさまでお買い求めがまだの方は、お早めにどうぞ。
岩上さんによるインタビューも必見です。似非右翼のネトウヨと一緒にしたら、失礼ですね。私は、国士舘のOBとしてこういった大先輩がいたこと、誇りに思います。押忍!
2015/03/31 「新右翼・民族派」の代表的論客に「対米自立」の真髄を聞く~岩上安身による一水会代表・木村三浩氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241022
■岩上さんによるインタビュー 、復帰後1ヶ月で15本!会員登録となってIWJをお支え下さい
2月21日に北海道で、心臓の冠動脈の痙攣による狭心症の突然の発作に倒れ、半月の間に3回も救急搬送された岩上さんですが、3月の半ばから仕事に復帰してから、当初はスローペースを守っていたものの、3月の下旬から4月下旬までのこの1ヶ月の間に、気づいたらなんと!15本ものインタビューを敢行していました!
2日に1回、ロングインタビューをしていることになります(笑)。いや、笑い事ではありません。また倒れはしないかとスタッフは不安でもあります。が、岩上さんは、激しく時代が動くこの状況に、じっとしていられない様子で、次々とキーパーソンへアポイントをとり、結局、こんなハイペースに。たぶん、本人も2日に一回のペースでやっているというハイピッチの自覚はないと思います。
皆さんが一番よくご存知の通り、岩上さんのインタビューは、準備を徹底的に行います。事前の取材、調査、資料の読み込みの量は、大変なものになります。またしても、睡眠不足になりかけているようで、少し休みを取ってもらわないといけません。岩上さんの負担を少しでも軽減できるよう、僕たちも頑張って行きたいと思います!
この1ヶ月の間に敢行したインタビューを紹介します!
サポート会員はいつでもご視聴いただけますし、一般会員さんであれば、1ヶ月はご視聴いただけます!
2015/03/23 米国に”依存し過ぎている”日本の現実~ウクライナ危機、辺野古新基地建設、北方領土、TPP…クリミアを電撃訪問した鳩山由紀夫元総理に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240251
2015/03/27 【速報】「報道ステーション」終了直後の古賀茂明氏に岩上安身が緊急直撃インタビュー!降板の内幕を衝撃暴露
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240770
2015/03/29 「天は人の下に人を造る」 元祖「ヘイトスピーカー」で元祖「新自由主義者」の福沢諭吉の実像に迫る ~岩上安身による帯広畜産大学教授・杉田聡氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240836
2015/03/31 「新右翼・民族派」の代表的論客に「対米自立」の真髄を聞く~岩上安身による一水会代表・木村三浩氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241022
2015/04/02 渦中の人が「報道ステーション」降板の全真相を激白! 「I am not ABE」発言の真意――そして、官邸からの圧力の実態とは?~岩上安身による元経産官僚・古賀茂明氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241205
2015/04/10 勃興する中国経済のインパクト AIIB不参加で日本は世界の孤児に――現代の「シルクロード」に日本はどう対応すべきか?~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242140
2015/04/13 マスコミ最大のタブー「リニア中央新幹線」問題に迫る! 「陰の財界総理」こと葛西敬之・JR東海名誉会長の正体とは?~岩上安身によるジャーナリスト・樫田秀樹氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242464
2015/04/15 「新規制基準自体にノーをつきつけた」 高浜原発再稼働禁止の仮処分、何が画期的だったのか~弁護団共同代表の河合弘之弁護士に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242735
2015/04/17 万歳会長の突然の辞任劇は「TPP反対封じ」工作!? TPA法案提出、安倍総理の米議会演説の裏にある日米両政府の思惑を、山田正彦元農水相が岩上安身のインタビューで暴露!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242893
2015/04/18 農薬大国・日本の現実 ネオニコチノイド系農薬で、発達障害が急増する!? ~岩上安身による西尾正道氏、黒田洋一郎氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962
2015/04/19 「死せる魂」だった司法から微かに見えた「希望」 志賀原発を止めた元裁判官・井戸謙一弁護士に、高浜原発差し止め決定から司法の戦争責任まで岩上安身が聞く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243041
2015/04/21 AIIBへの参加 「好きかどうか」ではなく「ニーズがあるかどうか」で判断を~岩上安身による経済評論家・宋文洲氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243213
2015/04/23 岩上安身によるニューヨーク・タイムズ東京支局長 マーティン・ファクラー氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243439
2015/04/24 岩上安身によるエコノミスト・柯隆(かりゅう)氏インタビュー
(本日中にアーカイブをアップする予定です!)
どうでしょう? このラインナップ。
クリミア半島を訪問した鳩山由紀夫元総理と、一水会代表の木村三浩氏。報道ステーションを降板することになった古賀茂明氏。元祖ヘイトスピーカーとしての福沢諭吉の実像に迫った帯広畜産大学の杉田聡先生。
AIIB(アジアインフラ投資銀行)への参加を見送った日本ですが、AIIBについては、横浜市立大学の矢吹晋先生、IWJ初登場の経済評論家の宋文洲さん、ニューヨークタイムス東京支局長のマーティン・ファクラーさん、エコノミストの柯隆(かりゅう)さんに語っていただきました!
先週21日におこなわれたリニア中央新幹線の走行実験で603キロを記録したと大騒ぎのマスメディアですが…岩上さんは今月13日、このリニア中央新幹線計画の取材を続けるジャーナリストの樫田秀樹氏にインタビューし、その欺瞞を暴きました。
高浜原発3・4号機の運転差し止めの仮処分を勝ち取った弁護団の河合弘之弁護士には、決定が出た翌日の15日に緊急インタビューし、19日には、弁護士活動の前に務めた裁判官時代に、志賀原発2号機の運転差し止めの判決を下した元裁判官の、井戸謙一弁護士にインタビューしました!
安倍総理の訪米を目前に控え、急加速するTPP交渉について、元農水大臣の山田正彦氏にインタビューし、さらに、TPPで懸念される食の安全、農薬大国ともいわれる日本の実態について、環境脳神経科学情報センター代表の黒田洋一郎氏、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏をお招きし、発達障害の増加と相関関係にあると思われるネオニコチノイドなどの農薬の影響などを語っていただきました!
これだけ多くのインタビューを敢行している岩上さんですが、目に見えないところでの仕事も多く、負担を軽減して最前線で活躍してもらうためには事務などのスタッフの人手が足りず、人手確保のためには資金が足りない、という苦労がずっと続いています。
IWJは、会員となっていただける皆様からの会費と、カンパによるご支援で成り立っています。いまだにIWJの会員数は5000人への回復さえ程遠く、安定した運営を継続できるかどうか、まるで未知数です。現在でも中継本数を減らすなど、経費削減に取り組んでいます。僕としても本当は、もっといっぱい中継し、皆さんのもとに情報をお届けしたいところです。是非、会員となって、IWJをお支え頂けませんでしょうか。繰り返しになりますが、何卒、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます。
※会員登録のお願い
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※カンパのお願い
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
■身に着ける立体の絵画~庄 依子アートワイヤー・ジュエリー展のお知らせ
この度、日頃から岩上さんの講演会の企画などで、熱心にIWJと岩上さんをご支援くださっている、アートワイヤー・ジュエリー作家の庄依子さんより、4月22日から開催されているご自身の展示会について、日刊IWJガイドへ広告掲載のご依頼を賜りました。
初めて鎌倉のギャラリーで行なわれる今回の展示会は、3年ぶりの開催とのことです。
みなさま、春の鎌倉散歩へお出かけの際には、身に着けられる芸術作品、アートワイヤー・ジュエリー見学をお楽しみください!
庄さんは、IWJのトップページ右側にもバナー広告を出してくださっていますので、こちらも是非ご覧ください。
http://iwj.co.jp/
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~身に着ける立体の絵画~
庄 依子 アートワイヤー・ジュエリー展 2015 in 鎌倉
http://www.shoyoriko.com/exhibi.htm
日時:2015年4月22日(水)~27日(月)
10:00~17:00(最終日は15:00まで)入場無料
場所:Gallery YU 1階B室
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-4-29
※JR鎌倉駅東口下車徒歩7分(小町通り沿い)
http://www.gallery-yu.com/
~庄さんからのメッセージ~
独学でワイヤーアクセサリーを作り続けて約20年になります。
入場無料。(作品販売はありませんのでご了承ください。)
歩くのが楽しい、鎌倉は小町通り雪の下。ぜひ遊びに来てください。
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IWJでは、IWJサイトやメールマガジンに掲載する広告を募集しています。
企業や団体からサークルや個人まで、広告主様のご希望に合わせてご相談に応じます。
是非、皆さんの活動をIWJでPRしてください!
詳しくは http://iwj.co.jp/join/supportingad.htmlcv まで。
■今日は岩上さんインタビューを2本再配信!
本日は、「岩上安身によるヨアヒム・チルナー監督(映画「イエロー・ケーキ~クリーンなエネルギー という嘘」)インタビュー」と、「岩上安身による『日米地位協定入門』著者・沖縄国際大学大学院教授 前泊博盛氏インタビュー」を再配信します!
「イエロー・ケーキ」とは「ウラン」のことです。チルナー監督は旧東ドイツ生まれで、東西ドイツの統合を機に、東ドイツの「ウラン採掘」を行っていたビスムート社について調べ、ウラン問題に取り組むようになったといいます。チルナー監督は「核のスタート地点であるウラン採掘は、国際的な問題であり、どこでも秘密裏に、かつ嘘で固められて行われている。映画を見た人たちが、『初めて見た』、『知らなかった』と口々にいう。それがまさに問題の大きさを物語っている」と語りました。
原発事故を起こした我々が、いまだに知らない「ウランの実態」を、この機会に覗いてみてください!
前泊さんのインタビューも重要です! 琉球新報が「女性暴行8割逮捕せず 米兵凶悪犯罪」という見出しで沖縄の悲惨な実態を報じたのは2013年1月のことでした。今もネットなどでは、この現実が拡散されていますね。
なぜ、米兵の凶悪犯罪を取り締まれないのかでしょうか。前泊さんは、日本国憲法よりも上に「日米地位協定」があるために、国民主権が無視されている、と指摘。「(地位協定には)『日本の法律に従わなくても良い』という取り決めが、この中でされているんです」と言います。
なぜ、そんなことがまかり通っているのか。前泊さんは、沖縄の戦後史にとどまらず、「ペリーが嘉手納の水源を狙っていた」という驚愕の実態も紹介しながら、日本で米軍が保障された「米軍特権」の実態を暴きました。地位協定をどうにかしない以上、我々の生活はいつでも脅かされうる、ということがわかります。
「IS」事件のあと、「日本人に指一本触れさせない」と言ったのは確か安倍総理でしたが…あれ? 今回の訪米は沖縄の基地を撤去するようオバマ大統領に要請に行くのでしたっけ? 違いますね。沖縄に負担を押し付けたまま、さらに自衛隊を米軍の下請けとして差し出しに行こうとしているんですよね。
それでいいんでしょうか?
原発を抱えたまま、戦争のリスクを高めるのは、自殺行為です。僕らはもっともっと真剣に安全保障問題に関心を寄せ、議論を重ねるべきであると思います。
本日の、以上の2本のインタビューを会員限定で放出します! お見逃しなく!
※会員登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■IWJ事務スタッフ大募集!
IWJでは、会員やサポーターの皆様のお問い合わせに応答する「会員事務」や、岩上さんのインタビューアポイントやスケジュール管理などを担当する「一般事務」などのお仕事をしてくれるスタッフを募集しています!
ただし、IWJは全員攻撃、全員守備をモットーとしていますので、突如、現場に走っていただくこともあるかもしれませんし、岩上さんの指示に応じて、記事やメルマガの編集事務作業などもお願いするかもしれません!
一緒に世の中のニュースを追い、発信し、一緒にご飯を作ったり食べたりしながら、楽しく仕事をしていきましょう! IWJの情報をこまめにチェックしてくださっている方に限定させていただきます! IWJの一員としてやる気のある方をお待ちしています!
※スタッフ応募はこちら!
http://bit.ly/1ALJypQ
■わとはぷ(4月26日)
この日が何が起きた日か、忘れることはできません。
29年前の今日(4月26日)は、旧ソ連(現・ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故が起きた日です。
深夜1時23分にチェルノブイリ原発4号炉で爆発。この原発事故は、のちに決められた国際原子力事象評価尺度(INES)において、最悪のレベル7と分類されました。事故から29年が経ちますが、いまなお、事故の収束には程遠いようです。
チェルノブイリの場合は、石棺で4号炉を覆っているそうですが、石棺の耐用年数は30年と言われており、老朽化対策が急務です。
古い石棺を覆う物の建設も進んでいて、2年後には完成するそうですね。今何かと、騒動になっているドローンですが、チェルノブイリ原発から4キロ離れた街「プリピャチ」をドローンで撮影した映像を皆さんは見たことがありますか?
「YouTube」より
http://bit.ly/1KbItuC
今では、ドローンで魅せる映像を撮ることができるんですね。
官邸に墜落したことで、さっそくドローン規制という話がちらほらと聞こえてきますが、こうした映像で伝えられるものもあるのも大切ですので、何でもかんでも規制だ! という方向にならないよう願っています。
2011年に起きた福島第一原発事故もレベル7ですね。チェルノブイリ原発事故からまもなく30年を迎えようとしていますが、今もなお、事故収束には至っていないことからも、福島第一原発事故の収束も、とても30年では不可能な話でしょう。
福島第一原発の場合は、汚染水対策が喫緊の課題といわれております…が、2020年の東京五輪招致の最終プレゼンで、安倍総理自ら、汚染水は「アンダーコントロール」だと嘘をついてしまいました。
これから先、30年…50年…100年と、途方もない原発事故の後始末をしなくてはならない中、日本のリーダーがこのような認識ではいいのでしょうか。
現実逃避をしても、汚染水は止まりませんし、事故は収束しません。一刻も早く、日本のリーダーには収束への道筋を立ててほしいものです。
それでは、本日も一日よろしくお願いいたします。
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】
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