日刊IWJガイド 2015.4.25日号~No.955号~


■■■ 日刊IWJガイド 2015.4.25日号~No.955号~ ■■■
(2015.4.25 8時00分)

 おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。

 一昨日、昨日と、気温が20度を超え、だいぶ汗ばむ陽気となりました。春を通り越して、早くも夏を感じさせます。もうシャツ1枚で十分な気温になりました。

 私は、事務所でデスクワークをしている時は、ボーダーのシャツを好んで着ています。

 中学生だった90年代前半、「渋谷系」といって、ボーダーのシャツが流行りました(小沢健二が象徴的な存在でした)。その頃から、「ボーダー=オシャレ」という意識が刷り込まれたのだと思います。

 昨日から販売が開始された話題の腕時計型ウェアラブル端末「Apple Watch」は、最高で218万円もするそうです。

 こんな高価な時計はとても買えませんが、ささやかなオシャレは心がけたいと思う、今日この頃です。

■AIIBで国際的孤立を深める日本~富士通総研主任研究員・柯隆氏インタビューにご注目ください!

 昨日、18時よりCh1で配信した「岩上安身による富士通総研主席研究員・柯隆氏インタビュー」の模様は、ご覧いただけましたでしょうか。

 富士通総研の主席研究員として、中国の経済事情に精通している柯隆氏。インタビューでは、日本が参加見送りを決めたAIIB(アジアインフラ投資銀行)の問題を中心にお話をうかがいました。

 これまでのインタビューで岩上さんが繰り返し言及していますが、安倍総理は政権発足直後の2012年末、英文で「セキュリティ・ダイヤモンド構想」という、中国包囲のための「グランドプラン」を発表していました。

 しかし、今回のAIIBをめぐる一連の事態で露呈したのは、日本は中国を包囲するどころか、世界の流れから完全に取り残されてしまった、ということです。AIIBには、韓国をはじめとするアジア諸国はもちろん、英国やフランス、ドイツといったヨーロッパ各国の他、イスラエルまで、参加表明を行っているのです。

 今回のインタビューで柯隆氏は、AIIBについて、「日本が入らない手はない」と断言。そのうえで、GDPの伸び率や貿易収支など、非常に多くのデータを示しながら、中国経済の実態や、バンドン会議にあわせて行われた日中首脳会談の実相、日本、中国、韓国、北朝鮮をめぐる東アジアの「レジーム・チェンジ」について語りました。

 AIIBに関しては、岩上さんはこれまで、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏と、ソフトブレーン株式会社の創業者で経済評論家の宋文洲氏、ニューヨークタイムスの東京支局長のマーティン・ファクラー氏に、連続インタビューを行いました。

矢吹氏は、日本は中国が提唱する「シルクロード経済圏」の始点かつ終点となるべきことを提唱し、宋氏は、ビジネスマンとしての視点から、ニーズに応じた外交を行うことを提唱しました。また、ファクラー氏は、セキュリティダイヤモンド構想について、この構想から分かることは、「日本が必死だということだ」と、安倍総理の強気の姿勢の裏側にある焦燥感を射抜き、その上で「アメリカは経済力が衰え、西太平洋から撤退するかもしれない。その時は、日本が核武装することを許すだろう」と衝撃の発言をしました。もちろん、自分の考えではなく、米国のしかるべき軍事のトップが複数、そうした腹案を語っている、という話です。

 本日の柯隆氏へのインタビューとあわせ、ぜひ、こちらのインタビューのアーカイブ動画もご覧ください!

※2015/04/10 勃興する中国経済のインパクト AIIB不参加で日本は世界の孤児に――現代の「シルクロード」に日本はどう対応すべきか?~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242140

※2015/04/21 AIIBへの参加 「好きかどうか」ではなく「ニーズがあるかどうか」で判断を~岩上安身による経済評論家・宋文洲氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243213

■原発再稼働で、「ドローン」が私たちの頭上に放射性物質を飛散させる日も近い!?

 4月22日(水)、首相官邸の屋上で、ドローン(小型無人飛行機)が発見されたことが、連日、ニュースで大きく取り上げられています。昨日は、東京MX(東京メトロポリタンテレビジョン)の番組スタッフが、本社の敷地内でドローンを飛行させていたところ、すぐ隣の英国大使館の敷地に落下させた、ということが報じられました。

 首相官邸に落下したドローンには、放射能マークのシールが貼られた容器が取り付けられ、そこから微量の放射性物質が検出されたそうです。このことから、安倍政権が進める、原発の再稼働に反対する政治的メッセージを読み取ることができると思います。

 奇しくも、このドローンが発見された4月22日(水)は、鹿児島県の川内原発1,2号機について、鹿児島地裁が、再稼働を差し止める仮処分の申し立てを退ける決定をくだした日でした。「原子力規制委員会の規制基準は合理的ではない」として、高浜原発3,4号機の再稼働を認めない決定をした福井地裁と、判断が分かれる格好となりました。

 高浜原発3,4号機の再稼働差し止めに関しては、岩上さんが、弁護団メンバーの河合弘之弁護士と井戸謙一弁護士にインタビューを行っていますので、ぜひ、そちらをご覧ください。

※2015/04/15 「新規制基準自体にノーをつきつけた」 高浜原発再稼働禁止の仮処分、何が画期的だったのか~弁護団共同代表の河合弘之弁護士に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242735

※2015/04/19 「死せる魂」だった司法から微かに見えた「希望」 志賀原発を止めた元裁判官・井戸謙一弁護士に、高浜原発差し止め決定から司法の戦争責任まで岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243041

 原発事故が発生すれば、福島第一原発の事故がそうだったように、まさに、放射性物質を搭載した無数の見えない「ドローン」が、原子力建屋から一斉に飛び立つことになります。そして、その「ドローン」は、私たち市民の頭上に、放射性物質を飛散させていくのです。

 私たちは決して、再び、原発事故というかたちで、放射性物質を搭載した「ドローン」を飛行させてはいけません。そのためにも、原発を再稼働し、さらには輸出までも行おうとする安倍政権の問題点を、IWJは報じ続けていきたいと思います。

■闘病生活に入った山城博治氏インタビューを再配信!

 沖縄県の辺野古新基地建設を巡り、反基地運動の先頭に立ち、抗議活動を続けている沖縄平和運動センター議長の山城博治氏が、悪性リンパ腫のため闘病生活に入ることになり、4月21日をもって抗議活動からいったん離れることになりました。少なくとも数ヶ月は、治療に専念する、ということです。

 辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で、座り込みの抗議を続けていた山城氏。2月22日には、米軍によって拘束され、連行されるという事件も発生しました。IWJは、現地沖縄から、山城氏の拘束に抗議する集会の様子や、釈放された際に行われた記者会見の模様を中継しました。

※2015/02/22 【速報】辺野古ゲート前で山城博治氏ら2名を米軍が拘束、連行
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/234970

※【続報】那覇地検に身柄送致!「沖縄県警も戸惑っているのでは」山城博治氏らの弁護士に聞く ~米軍が市民2名を身柄拘束するも、県警は逮捕する気がなかった?! 逮捕の法的手続きが不明瞭
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/235157

※【続報2】「勾留する理由なし」逮捕状がない逮捕!? ~釈放直後に山城博治氏が語った逮捕劇の全容――沖縄・名護警察署前での緊急ぶらさがり記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/235360

※【続報3】「国会議員の方に質問主意書を出して欲しい」令状は闇の中?! 法的根拠がうやむやのまま幕を閉じた辺野古ゲート前での逮捕劇 ~弁護士が沖縄県警の検証を訴える
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/235454

 IWJでは本日、山城氏の闘病生活を応援する意味も込めて、2013年8月31日に岩上さんが行ったインタビューの模様を、17時からCh1で再配信いたします。このインタビューの中で山城氏は、沖縄県民の声を無視し続ける日本政府の姿勢に対して、「これ以上米国につき従って、何を守りたいのか」と、疑問を投げかけています。

 辺野古新基地建設をめぐり、沖縄県民はどのように考え、行動しているのか。抗議行動の最前線で戦い続けてきた山城氏の言葉のひとつひとつには、非常に重みがあります。ぜひ、明日の再配信をご覧ください。

※2013/08/31 「命どぅ宝」 沖縄も日本も戦争はできない ~岩上安身による山城博治氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/99179

 また、IWJでは、これまでに、辺野古新基地建設を巡り、数多くの取材を重ねてきました。本日の山城氏の再配信とあわせ、以下の動画アーカイブもぜひ、ご覧ください!

◇岩上安身による沖縄関連インタビューシリーズ◇

※2014/10/16翁長雄志氏、米軍基地負担と「リンク」した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は「ご破算」にする意欲を岩上安身に語る
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/183153

※2014/10/16沖縄で独立運動は起こりうるのか ――スコットランド独立運動を研究する琉球大学政治学教授・島袋純氏が岩上安身に語る
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/183147

※2014/10/16「県民の生活を犠牲にした対中強硬姿勢をあらためよ」佐藤学・沖縄国際大学教授、辺野古をめぐる沖縄の将来の懸念を岩上安身に語る
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/183157

※2014/10/17「アメリカ流非対称戦争」への準備が進む中の知事選 ~岩上安身による元宜野湾市長・伊波洋一氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/185135

(後半に続く)・・・

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.4.25 Sat.**

※IWJは、統一地方選に関連する各党、候補者の街頭演説などの模様を中継しております。
本日は青森Ch1で中継予定です。

【Ch4】 13:00~「NO NUKES 戦後70年記念 NO WAR 4.25 日比谷・平和パレード」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「制服向上委員会」が主催する平和パレードを中継。日比谷野外音楽堂で行なわれる。

【Ch5】15:00~「日本外国特派員協会主催 元京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※日本外国特派員協会で行なわれる、元京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏の記者会見を中継します。

【再配信・Ch1】17:00~「『命どぅ宝』沖縄も日本も戦争はできない ~岩上安身による山城博治氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/99179
※2013年8月31日に行われた、「岩上安身による沖縄平和運動センター 山城博治氏インタビュー」の模様を再配信します。
山城氏は、辺野古新基地建設反対運動や高江ヘリパッド建設反対行動、オスプレイ配備反対普天間基地ゲート前座り込み行動など、多くの平和運動の先頭に立っている方です。山城氏は、闘病生活に入るため、抗議行動から一旦離れることを発表しました。

【IWJ_KYOTO】18:25~「古居みずえさん・岡真理さんとともに考える『パレスチナと日本の今』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※ジャーナリスト・古居みずえ氏がガザ取材を報告するほか、岡真理氏が「パレスチナの今、中東の今、世界の今、そして日本の今」と題して、発言予定。

【録画配信・IWJ_OSAKA1】19:00(14:00から収録)~「大阪市主催『特別区設置協定書住民説明会』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※5月17日、大阪市で、特別区設置協定書についての住民投票が実施される予定(いわゆる「大阪都構想」の是非について)。その特別区設置協定書の内容について、大阪市民へ向けて行なわれる説明会を録画配信します。
※会場の電波状況が悪いため、録画配信となります。ご了承下さい。

【大日本帝国への回帰!?~自民党憲法草案を徹底検証・鼎談シリーズ再配信6・Ch1】
20:00~「『加害者の側が人間じゃなくなる』梓澤弁護士、改憲草案第36条に怒りと涙の訴え ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第6弾」
第5弾」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/77025
※2013年5月2日に行われた、「自民党の憲法改正案についての鼎談 第6弾」を再配信します。
この日の議題は、第33条「逮捕に関する手続の保障」から第38条「刑事事件における自白等」。
拷問の禁止を定めている第36条について、自民党案は現行憲法の「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」という条文から「絶対に」という文言を削除しており、梓澤弁護士は、目に涙を浮かべながら、自民党改憲案を厳しく批判しました。

~関連記事はこちら~
・前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
 http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%89%8D%E5%A4%9C

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

・・・(前半の続き)

■会員限定で「IWJ書店」はじめました! 著者サイン入りの本を、ぜひ、IWJ書店でお買い求めください!

 「出版不況」と言われる昨今ですが、IWJでは良書の紹介に務めるため、「IWJ書店」として、岩上さんがインタビューした方や、IWJとゆかりのある方々の書籍を、著者のサイン入りで販売するサービスを始めました。

 これまでのラインナップに加え、新しく、4月21日に岩上さんがインタビューした、宋文洲氏の著書『新板 やっぱり変だよ 日本の営業』を、サイン入りで販売を開始しました。本書で宋氏は、会社経営やコンサル業務を行っている視点から、事実とプロセスを重視する「科学的経営手法」を提唱しています。サラリーマンの方、特に営業職につかれている方には、ぜひ、お読みいただきたい一冊です。

 他にも、AIIBと「シルクロード経済圏構想」について岩上さんがインタビューした横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏の著書や、農業ジャーナリストの大野和興氏、帯広畜産大学教授で福沢諭吉の拡張主義的・差別的言説について論じた杉田聡氏の著書など、いずれも良書ばかりです!

 私のオススメは、一昨日岩上さんがインタビューし、一昨日、昨日と録画配信を行った、ニューヨーク・タイムズ東京支局長マーティン・ファクラー氏と、IWJではお馴染みの元外務省国際情報局長・孫崎享氏の共著『崖っぷち国家日本の決断~安倍政権の暴走と自主独立への提言』です。

 本書で孫崎氏とファクラー氏は、真実を伝えない日本のメディアの問題から、安倍政権による外交・安全保障政策の危険性、辺野古新基地建設問題から、ジャパン・ハンドラーの問題まで、縦横に論じています。ぜひ、IWJの定額会員にご登録いただき、サイン入りの書籍をお買い求めください!

※【IWJブックレビュー】孫崎享・マーティン・ファクラー著『崖っぷち国家 日本の決断~安倍政権の暴走と自主独立への提言』(日本文芸社)
http://iwj.co.jp/feature/book/archives/759

※【宋文洲さんサイン入り】「新版 やっぱり変だよ日本の営業」
http://bit.ly/1Kc1kFR

※【樫田秀樹さんサイン入り】「”悪夢の超特急”リニア中央新幹線」
http://bit.ly/1DqyLSw

※【矢吹普さんサイン入り】「尖閣問題の核心 日中関係はどうなる」
http://bit.ly/1JaNAtK

※【矢吹普さんサイン入り】「尖閣衝突は沖縄返還に始まる 日米中三角関係の頂点としての尖閣」
http://bit.ly/1yAOWy0

※【矢吹普さんサイン入り】「チャイメリカ 米中結託と日本の進路」
http://bit.ly/1E8SZ6W

※【大野和興さんサイン入り】「百姓が時代を創る」【増補版】
http://bit.ly/1JPyyuv

※【大野和興さんサイン入り】「百姓が時代を創る」【通常版】
http://bit.ly/1JvrwuP

※【柏原亮資・できやよいサイン入り写真集】「PANDY & MIKO JAPAN」
http://bit.ly/1BzTJyL

※【柏原亮資・できやよいサイン入り写真集】「PANDY & MIKO ITALY」
http://bit.ly/19gftFp

※【西尾正道さんサイン入り】「がん患者3万人と向きあった医師が語る正直ながんのはなし」
http://bit.ly/1AjkzHb

※【西尾正道さんサイン入り】「放射線健康被害の真実」
http://bit.ly/1BcqXPL

※【孫崎享さんサイン入り】「崖っぷち国家 日本の決断~安倍政権の暴走と自主独立への提言」
http://bit.ly/1BWUeQ4

※【杉田聡さんサイン入り】「天は人の下に人を造る―「福沢諭吉神話」を超えて」
http://bit.ly/19QxhH0

※【杉田聡さんサイン入り】「福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て―」
http://bit.ly/1IXYHqA

 この「IWJ書店」以外にも、IWJのサイトでは、「岩上安身によるスペシャルインタビュー」「饗宴」「クロストークカフェ」「Deep Night」などのDVD、岩上安身直筆サイン入りの『百人百話』第一・第二集、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに自民党の憲法改正草案を逐条で読み解いた『前夜』などの書籍、Tシャツ、オリジナルステッカーなどをご購入いただけます。

 こうした書籍やグッズ、DVD販売の収益も、私たちIWJの活動の支えとなります。ぜひ、お買い求めください!

※IWJグッズのご購入はこちらから
http://iwj.co.jp/shop/goods/main.html

■ご寄付・カンパのお願い

 岩上さんとIWJのスタッフは、本当に必要とされる情報を、可能な限り生のかたちで、かつ、分かりやすくお届けするために、日夜、奮闘しています。

 しかし、取材活動を継続するためには、どうしても経費がかかります。なにとぞ、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの活動をお支えください。IWJスタッフの一人として、心よりお願い申し上げます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

※IWJ定額会員のご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、IWJでは、ご寄付・カンパも受け付けています。

※寄付・カンパのお願い
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■【広告】アートワイヤー・ジュエリー展2015 in 鎌倉 のお知らせ

この度、日頃から岩上さんの講演会の企画などで、熱心にIWJと岩上さんをご支援くださっている、アートワイヤー・ジュエリー作家の庄依子さんより、4月22日から開かれるご自身の展示会について、日刊IWJガイドへ広告掲載のご依頼を賜りました。

初めて鎌倉のギャラリーで行なわれる今回の展示会は、3年ぶりの開催とのことです。みなさま、春の鎌倉散歩へお出かけの際には、身に着けられる芸術作品、アートワイヤー・ジュエリー見学をお楽しみください!

庄さんは、IWJのトップページ右側にもバナー広告を出してくださっていますので、こちらも是非ご覧ください。
http://iwj.co.jp/

***********************************

~身に着ける立体の絵画~
庄 依子 アートワイヤー・ジュエリー展 2015 in 鎌倉
http://www.shoyoriko.com/exhibi.htm

日時:2015年4月22日(水)~27日(月)
10:00~17:00(最終日は15:00まで)入場無料
場所:Gallery YU 1階B室
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-4-29
※JR鎌倉駅東口下車徒歩7分(小町通り沿い)
http://www.gallery-yu.com/

~庄さんからのメッセージ~

独学でワイヤーアクセサリーを作り続けて約20年になります。
入場無料。(作品販売はありませんのでご了承ください。)
歩くのが楽しい、鎌倉は小町通り雪の下。ぜひ遊びに来てください。

***********************************

IWJでは、IWJサイトやメールマガジンに掲載する広告を募集しています。
企業や団体からサークルや個人まで、広告主様のご希望に合わせてご相談に応じます。

是非、皆さんの活動をIWJでPRしてください!
詳しくは
http://iwj.co.jp/join/supportingad.htmlまで。

ぜひぜひ、広告の出稿という形ででも、IWJの活動をご支援ください!

■わとはぷ~What happened today?

 1185年の今日、平家が壇ノ浦の戦いで滅亡し、源平合戦に終止符が打たれました。

 都落ちした平家は、源義経を擁する源氏軍に対し、一の谷の戦い、屋島の戦いと連敗し、現在の山口県下関市にあたる壇ノ浦に追いつめられました。平清盛亡き後、指揮官を失っていた平家は総崩れ。この戦いで、平家は滅亡し、平家が都から連れ出していた幼い安徳天皇は、海に沈みました。

 私は中学生の頃、吉川英治の『新・平家物語』を愛読していました。本書では、源頼朝、源義経など、源氏の勇ましい活躍はもちろん描かれていますが、滅び行く平家の姿も、哀切を持って描かれています。私はどちらかというと、平家側に感情移入して読んでいました。

 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ」――。よく知られているように、これは、平家物語の書き出しの一節です。

 現在の安倍政権は、まるで「たけき者」として、この世の春を謳歌しているかのようですが、この一節が伝えるように、「おごれる人も久しからず」です。原発の再稼働、特定秘密保護法の施行、集団的自衛権の行使容認など、市民の意志を無視して「おごれる安倍政権」は、「ひとへに風の前の塵に同じ」ではないでしょうか。

 それでは、本日もよろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

※このメールマガジンの配信解除をご希望の方は、お手数ですが、題名を変えずに、その旨を記載の上、こちらのメールに返信してください。
なお、手作業で解除の手続きを行っておりますため、返信後も数回、当メールマガジンが届く場合がありますが、ご了承ください。