日刊IWJガイド・非会員版「財務省が10月に発表した『日本の財政関係資料』から『世界最高の債務残高対GDP比水準を抱える我が国』との文言を削除!」2025.11.7号~No.4650

┏━━【目次】━━━━
■はじめに~「責任ある積極財政」を掲げる高市早苗政権のもと、財務省が10月に発表した「日本の財政関係資料」から「世界最高の債務残高対GDP比水準を抱える我が国」の文言削除! 片山さつき財務大臣は「債務には純債務と粗債務があり、取り方もいろいろある」と弁明し、高市総理は、IMFの統計と比べて一般的ではないOECDの統計を持ち出して、「純債務対GDP比86.7%」「G7の中で見ると、アメリカとかイタリアの方が上で、日本が突出して高いということにはなっていない」と強弁! 日本の深刻な政府債務残高を改善するより、高市政権が統計基準を恣意的に使い分け、財政実態を覆い隠すのは、「統計偽装」ではないか!?

■11月になり、IWJの第16期は4ヶ月目となりました! 10月は1日から31日までで、月間目標額の33%に相当する、59件、114万1500円のご寄付・カンパをいただきました。しかし、月間目標額の67%、235万8500円が不足することになりました。これで3ヶ月連続の未達です! 11月は1日から4日までで、月間目標額の32%に相当する、5件、110万2140円のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます! 財政的にはとても厳しい状況が続いています。真実を伝えていく活動の困難を痛感しています! 有料会員登録と、ご寄付・カンパによるご支援を、どうぞ皆様、よろしくお願いいたします!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! EUのお膝元であるベルギーが、ロシアの凍結資産を用いたウクライナへの資金援助に抵抗!】(『ポリティコ』10月24日、11月3日)ベルギーの抵抗によってIMFによるウクライナ融資に赤信号! ベルギーのデウェーフェル首相は、ロシア凍結資産のほとんどがベルギーにあり、その流用の違法性が問われた場合、ベルギーの納税者が最終的にその負担を強いられるとして、「まったく正気ではない」と明言!

■日本にも、パレスチナ人を虐殺して、土地を奪い取るイスラエルを熱烈に支持するシオニストが存在する!(その5)自身もユダヤ人である、『グレイゾーン』のマックス・ブルーメンタール記者が、全米最大の親イスラエル組織「イスラエルのために団結したキリスト者達(CUFI)」の年次総会に突撃取材! そこで明らかになったのは、ハルマゲドンと『空中携挙』を待ち望む福音派の信徒達の狂信的な信仰だった!
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