日刊IWJガイド・非会員版「ウクライナ国防省情報総局隊員とウクライナ軍部隊が、首都キエフ近郊で武力衝突! ロシア軍の圧倒的優勢の前に、内部分裂!?」2025.12.10号~No.4672


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~<ウクライナ紛争の転換点(その9)>ゼレンスキー政権の崩壊が進む! ウクライナ国防省情報総局(GUR)隊員とウクライナ軍部隊が、首都キエフ近郊で武力衝突! ロシア軍の圧倒的優勢の前に、内部分裂!? その背景には、高級別荘地の不動産開発利権の影も! 汚職まみれのゼレンスキー政権の弱体化でウクライナは無法地帯化、ポスト・ゼレンスキーを狙うブダノフが仕掛けた!? 次期大統領の有力候補で、英国の支援を受けるザルジニー将軍は「ロシアが崩壊するまで戦う」! ウクライナ崩壊が先になるのでは!? 欧州は、ロシアと直接対決できる準備が整うまで、ウクライナを時間稼ぎのために使い切る腹づもりなのか!?

■12月も10日ですが、ご寄付・カンパの目標額達成率はまだ2%です! 11月はご寄付・カンパの月額目標達成率が55%でした! 月間目標達成額に到達するには、159万2860円足りませんでした! 8月は16%、9月は14%、10月は33%と、第16期は1年の3分の1、4ヶ月連続でマイナスです! 真実を伝えていく活動を続けていくためには、有料会員登録と、ご寄付・カンパによる皆様からのご支援が必要です! 12月も、どうぞ皆様、お支えください! 今月、12月こそは、月間目標を達成させてください! よろしくお願いいたします!

■【中継番組表】

■ウクライナ大統領府長官を解任されたはずのイェルマーク氏は、いかなる犯罪についても容疑通知を受け取っていない!? イェルマーク氏は、自分が解任されるとはまったく思っておらず、辞任を求めたゼレンスキー氏に対して侮辱や非難、糾弾に満ちた30分にわたる激しい罵倒を浴びせた!! 大統領府のメンバーは、誰もイェルマーク氏を擁護せず! イェルマーク氏は大統領府長官解任後も10以上の要職を兼務していたが、そのうち安全保障に関するポストを解任される!「イェルマーク氏の100%の支持者」である対外情報局は、イェルマーク氏の逃亡の支援を行っている!?

■詳細不明の「コンプライアンス違反」でテレビから姿を消した元TOKIOの国分太一氏が、日本テレビによる番組降板に不備があったと人権救済を申し立て! 記者会見で「答え合わせをして関係者にきちんと向き合いたい」と訴え! 元TOKIOの松岡昌宏氏は、日テレ側から何の説明もないまま、番組制作が続いていることに「日本テレビのやり方は、コンプライアンス違反にならないのか」と逆襲!「とても奇妙なことが起こっている」と指摘!! フジテレビと中居問題の、騒動のあとも、地上波テレビと芸能界は、まともな職場として「正常化」されないのか!?
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■はじめに~<ウクライナ紛争の転換点(その9)>ゼレンスキー政権の崩壊が進む! ウクライナ国防省情報総局(GUR)隊員とウクライナ軍部隊が、首都キエフ近郊で武力衝突! ロシア軍の圧倒的優勢の前に、内部分裂!? その背景には、高級別荘地の不動産開発利権の影も! 汚職まみれのゼレンスキー政権の弱体化でウクライナは無法地帯化、ポスト・ゼレンスキーを狙うブダノフが仕掛けた!? 次期大統領の有力候補で、英国の支援を受けるザルジニー将軍は「ロシアが崩壊するまで戦う」! ウクライナ崩壊が先になるのでは!? 欧州は、ロシアと直接対決できる準備が整うまで、ウクライナを時間稼ぎのために使い切る腹づもりなのか!?

 IWJ編集部です。

 12月3日付の『ウクラインスカ・プラウダ』によると、キエフ近郊のコンチャ・ザスパにあるジョフテン療養所の敷地内で、ウクライナ国防省情報総局(GUR)の隊員らと、ウクライナ軍兵士との間で、武力衝突が発生しました。

 圧倒的な優勢を確立したロシア軍に対して、劣勢にあるがゆえに、ともに団結して戦う立場にあるはずの、ウクライナ軍と情報総局ですが、ここにきての対立、それも武力衝突とは、深刻な内部分裂です。

 警察の発表によると、情報総局の隊員らは、12月3日夜、ジョフテン療養所の領域に侵入して占拠し、「門を破壊し、柵を破壊し、空中と地面に向けて銃を発砲し、軍部隊A4005の軍人10人を捕虜にし、重傷を負わせ」ました。

 情報総局の隊員らは、ウクライナ軍兵士らが同施設を不法に占拠していると非難し、同施設の返還を求めています。情報総局の隊員らは、その後、捕虜を解放しましたが、領土内にバリケードを築き、敷地内にたてこもっています。

 情報総局は、ここ1ヶ月の間、ウクライナ軍の退去を求めて施設を複数回訪れており、ついに武力衝突に発展しました。両者の対立が武力衝突にまで発展したのは、初めてです。

 総情報局は、「当該土地の所有者は、戒厳令発令期間中、当軍(GUR)部隊のひとつと直接契約を締結した」とし、他の部隊による使用は不法だと声明を出しました。

 ウクライナ軍側は、キエフ市軍事行政当局およびジョフテン療養所所長の承認を得て、陸軍司令官の指令によって使用していると主張しています。

 4日付『ストラーナ』によると、軍法執行局と州捜査局が現場に呼び出されました。しかし、軍法執行局は、紛争当事者の双方が当該地域の賃借権を有しており、違反に関する苦情は申し立てられていないと報告しました。軍法執行局中央局が紛争に対応しているということです。

 ウクライナ軍オレクサンドル・シルスキー総司令官の副司令官の1人が、危機を回避するために、現場に出向きましたが、情報総局の隊員らに立ち去るように説得することはできませんでした。

※На територii санаторiю “Жовтень” у Конча-Заспi вiдбулися сутички мiж ГУР i вiйськовими(コンチャ・ザスパにあるジョフテン療養所の敷地内で、GURと軍の間で衝突が発生、Ukrainska Pravda、2025年12月3日)
https://www.pravda.com.ua/news/2025/12/03/8010210/

※Бойцы ГУР и служащие ВСУ подрались за санаторий в Конча-Заспе(CTPAHA.UA、2025年12月4日)
https://strana.news/news/496005-bojtsy-hur-otzhali-u-sluzhashchikh-vsu-sanatorij-v-koncha-zaspe-kieva.html

 コンチャ・ザスパ村は、首都キエフ中心部から南に10数kmほどに位置する、緑豊かな高級別荘地です。

 上記『ウクライスカ・プラウダ』によると、ウクライナ資産調査・管理庁は、ジョフテン療養所の不動産としての資産価値を、6070万フリブニャ(約2億2500万円)と算定しています。

 ジョフテン療養所は、2020年に裁判所が差し押さえ、2022年に国有財産として、ウクライナ資産調査・管理庁の管理下に移管されました。

 ジョフテン療養所の土地と不動産の一部は、実業家ボリス・カウフマン氏が取得しています。カウフマン氏は、残りの土地の使用権を取得すると見られ、キエフ市議会に、療養所の敷地開発許可を得る準備を進めています。

 モスクワに拠点を置く『ユーラシア・デイリー』によると、ブロガーで軍事評論家のユーリー・ポドリャカ氏は、12月4日、コンチャ・ザスパは、豪華で高価な不動産が立ち並ぶ場所であり、ウクライナで最も価値のある土地のひとつだと説明しています。

 高級別荘地にあるジョフテン療養所をめぐる、情報総局とウクライナ軍の対立の背景には、高額の不動産の所有権と、建設開発許可を企むオリガルヒ(不正・不法な公共財産の「民営化」によって成り上がった新興財閥・資本家)の絡んだ利権争いが見え隠れします。

 ポドリャカ氏は、情報総局とウクライナ軍は、この高級住宅団地の開発権をめぐって衝突を起こしたと分析しています。

 「ブダノフ派(キリーロ・ブダノフ情報総局長)とシルスキー派(オレクサンドル・シルスキー・ウクライナ軍総司令官)の衝突のきっかけとなったのは、(「影の大統領」とまで呼ばれた実力者の)イェルマーク大統領府長官の辞任、そしてそれに伴うキーウにおける勢力圏の再分配であることは明らかだ」

 つまり、イェルマーク氏が、大統領府長官を辞任したことで、ゼレンスキー政権の支配力が弱まり、それまで抑え込まれていた、ブダノフ局長が率いる情報総局と、シルスキー総司令官率いるウクライナ軍の対立が表面化し、武力衝突にまで発展したのです。いわば、ウクライナは「無政府状態」「無法地帯」になりつつある、ということです。

※ВСУ и ГУР МО Украины вступили в бой между собой в элитном поселке под Киевом(EADaily、2025年12月4日)
https://eadaily.com/ru/news/2025/12/04/vsu-i-gur-mo-ukrainy-vstupili-v-boy-mezhdu-soboy-v-elitnom-poselke-pod-kievom

 この一件の背後には、不動産利権の奪い合いだけではなく、ポスト・ゼレンスキーを狙う主導権争いもあり、さらにその背後には、和平を求める米国と、戦争継続を求める欧州との路線対立があるとみられます。

 シルスキー総司令官は、2024年2月、ゼレンスキー氏を批判して辞任したヴァレリー・ザルジニー将軍の後任で、ゼレンスキー氏、イェルマーク氏とのつながりが深い人物です。

 シルスキー総司令官は、英『スカイニュース』テレビのインタビューで、米国が支援を撤回した場合でも、欧州の支援によって戦争を継続すると述べました。

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■12月も10日ですが、ご寄付・カンパの目標額達成率はまだ2%です! 11月はご寄付・カンパの月額目標達成率が55%でした! 月間目標達成額に到達するには、159万2860円足りませんでした! 8月は16%、9月は14%、10月は33%と、第16期は1年の3分の1、4ヶ月連続でマイナスです! 真実を伝えていく活動を続けていくためには、有料会員登録と、ご寄付・カンパによる皆様からのご支援が必要です! 12月も、どうぞ皆様、お支えください! 今月、12月こそは、月間目標を達成させてください! よろしくお願いいたします!

 11月は1日から30日までで、月間目標額の55%に相当する、46件、190万7140円のご寄付・カンパをいただきました。

 ご支援くださった方々、誠に、ありがとうございました。

 しかし、月間目標額の350万円まで、11月も45%、159万2860円届きませんでした!

 第16期がスタートして以降、ご寄付・カンパによるご支援は、月間目標額350万円に対し、8月は16%、9月は14%、10月は33%、11月は55%にとどまりました。これで1年の3分の1、4ヶ月連続、目標未達です!

 12月は1日から9日までの9日間で、月間目標額の2%に相当する7万円をいただいています。98%が不足している状態です。

 12月こそは、有料会員登録と、ご寄付・カンパによる皆様のご支援で、月間目標額に到達させてください! どうぞ皆様、よろしくお願いいたします!

 安定的な活動のための資金が、IWJは不足しています。財政的には厳しい状況が続いており、真実を伝えていく活動の困難を、痛感しています!

 IWJを2010年にスタートさせてからのこの15年間、あるいはそれ以前から、私、岩上安身は、機会があるごとに米国の従属国の地位に甘んじることの危険性に対し、絶えず警鐘を鳴らしてきました。

 第104代の内閣総理大臣に、高市早苗氏が就任しました。

 総理となる前の、自民党の総裁選の段階から、中国との戦争の話を絶えず繰り返し、「米軍が中国軍の矢面に立つのではなく、まず日本が正面に立つ」などということまで、テレビの地上波で発言してきた高市早苗氏が、総理となり、予期された通りに、さっそく中国との関係を悪化させてしまいました。

 これは一時的な失言問題であるとして片づけられる問題では、ありません。いよいよ日本が「代理戦争」の「捨て駒」となる懸念が、今、まさに現実化しつつあるのを痛感しています。

 また、外交・安全保障分野で、まったく政治家としてのキャリアを積んでいない高市氏が、トランプ大統領との初会談で、報道陣の前で腕を組んだり、はしゃいだり、米国に頼りきった媚びる態度に終始したこと、反対に中国に対しては、挑発的な姿勢で、中台関係に介入する姿勢を見せて中国の反発を招いたことに、強い懸念を覚えます。

 あまりの突出ぶりに、外交的なポーズであれ、トランプ大統領が高市総理にフライングをいさめたとも伝えられています。対中関係は、現実に、急速に悪化し始め、外交的に収拾する見通しが見られません。

 東西冷戦の終わりによって、世界大戦の危機、とりわけ核戦争の危機は遠ざかったと安堵して、約35年が経ちますが、現在、冷戦後で最も戦争の危機が近づいていると感じられます。

 軍事力を支える、肝心の工業力が空洞化してしまっている米国にのみ依存し、米国の戦略に従わされて、対中国との戦争の矢面に日本が立て、と言われて、「代理戦争」の「捨て駒」とされる、そんな危機に直面しているのに、政府も、与野党も、大小のメディアも、世論も、いつまでも、現実を否認し続けています。

 さらには、その不自然で不可解な「代理戦争」戦略に従う政府を、一皮めくると、ウクライナも、欧州連合も、汚職まみれの体質が露わとなってきました。彼らと「国際協調」して、まだウクライナに日本国民の血税を注ぐと約束している高市総理の外交姿勢を見ていると、日本はいったいどうなっているのかと、根本から問われなければなりません。

 そう思っていた矢先に発覚したのが、高市総理と小泉防衛大臣の、「政治とカネ」をめぐるスキャンダルです!

 腐敗は、小さな黒いシミのようなものでも、放置しておけば、必ずや黒々と広がり、拡大していきます!

 高市総理は、もともと自民党の、長期に渡る、組織的な「裏金作り」の解明に対し、徹底的に抗っていた人物でした。

 今、日本に必要な指導者は、腐敗した指導者ではなく、米国に依存し、虎の威を借りる好戦的な指導者でもなく、戦争回避能力に長けている、外交力のある指導者です!

 核保有国である中国に対して、非核保有国である日本が通常戦力で挑もうとするような、空疎で勇ましい言葉ばかり吐く、無知で無謀で、しかも汚れた指導者ではありません!

 日本を第2のウクライナに、日本の総理を第2のゼレンスキーにしてはいけないのです!

 国難は避けられない、としても、大難を小難にとどめることはできるはずです。日本が対米自立を果たし、「敵国」ばかりになっている周辺国と和解して、各国と平和条約を結び、「敵」と戦うのではなく、「敵」と和解して、「敵」を消し去ることができるかどうか。

 対米自立と、周辺国との自力での平和構築に失敗すれば、日本は、大きな試練に直面します。平和の上にしか、国家としての繁栄も、国民としての日々の穏やかな暮らしも、続けることができません。

 間に合うでしょうか。懸念は尽きません。

 肝心なことは、リアルな現実をまず直視することです。大小問わず、ほとんどのメディアが、現実直視を避けています。

 IWJは現実を直視し、お伝えし続けています。しかし、現実は苦いものです。苦い現実を直視したくない心理が働くからこそ、甘い嘘をつくプロパガンダに人は飛びつき、騙されてしまうのです。

 ウクライナ紛争勃発以降、特に、西側諸国では薄汚れたプロパガンダの洪水が、3年半経った今でも続いているような状態です。高市総理はじめ日本政府の姿勢は、どんなに情勢が変わろうとも、3年半前と何も変わらずに、「シャチハタ」のハンコを押すがごとく、同じ定型文を繰り返し続けています。

 なぜ、そこまで嘘をたれ流さなければならないのか!? 知られては困る現実を、隠すためではないでしょうか!?

 我々IWJは、このしつこいプロパガンダの波にのまれることなく、ジャーナリズムの本道を歩み、リアルを伝えるという、当然のことを、貫いていきます!

 そうやって、苦いリアルな現実を直視した上で、なお、前向きな希望を信じる力が残っているかどうかが問われています。

 IWJは、厳しい経営が続いています。そのIWJの行方は、私達市民が、このリアルと対峙して、なお希望をもてるかどうかにかかっているのだと思います。

 市民メディアであるIWJの活動運営費は、約半分が、会員の皆様からの会費によって支えられています。残りの約半分が、ご寄付・カンパによって支えられています。特定のスポンサーをつけず、スポンサーの意向に左右されることもありません! 権力に忖度することも、してきたことも、1度もありません!

 困難は、迫ってきています。向こう数年以内が、東アジアにおいて、日本が、「代理戦争」の「捨て駒」として使われてしまうかどうかの正念場です! そうした事態は、絶対に回避しなければなりません!

 しかし、そのリスクは、高市氏が総理大臣となり、小泉進次郎氏が防衛大臣となったことで、残念なことに加速しつつあります!

 今期16期、IWJは、日本だけでなく、西側に広がり、やむことのないプロパガンダの毒素にのみこまれず、苦くても真実をお伝えしていきたいと思います!

 どうぞ、緊急のご支援のほど、よろしくお願いいたします!

 岩上安身 拝

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

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◆中継番組表◆

**2025.12.10 Wed.**

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◆中継番組表◆

**2025.12.11 Thu.**

調整中

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「トランプ関税」の衝撃波が世界を襲う! 貿易政策と安全保障政策の融合!? 逆に米国と同盟国に、経済破綻と社会崩壊の危機が迫る!? 岩上安身によるインタビュー第1188回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第1弾 2025.5.2
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40年間続いた米国債の価格上昇が、下落へ! 世界一米国債を保有する日本には、巨大な含み損が発生! 米国債務は対GDP比100%を超え、利払い費だけで、米防衛費を超過!「アメリカの、世界に対する覇権を支えている財政システムが、大変動を起こしている」! 岩上安身によるインタビュー第1195回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第2弾 前編 2025.6.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527763

フォン・デア・ライエン委員長は「我々が知っていた西側は、もはや存在しない」と宣言!「日本人がもっと真面目に考えないと。日本の立ち位置って何ですか?『西側の一員です』と。でも、その『西側』はないんです」! 米国債がクラッシュしてしまえば、最大保有国である日本は、最大の被害国に! 岩上安身によるインタビュー第1195回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第2弾 後編 2025.6.8
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ヒンドゥー至上主義のインド・モディ政権によって酷い差別を受けているカシミールは、ユダヤ人至上主義によって民族浄化を受けるガザと共通性がある! パレスチナ問題とカシミール問題はともに大英帝国支配の負の遺産! しかし、英国は責任を果たさない! 岩上安身によるインタビュー第1194回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長 宮田律氏 第1回 2025.5.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527633

イスラエルは、トランプ米大統領のリゾート開発構想のために、ガザ戦争を再開! 毎日100人単位でパレスチナ人を殺害しているのに、主要メディアではほとんど報じられず、批判もされない! ユダヤ教の極右政党と連立するネタニヤフ政権は、UNRWA施設を破壊し、職員も殺害! 人道援助を妨害し、ガザは「国際法の墓場」に! 岩上安身によるインタビュー第1194回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長 宮田律氏 第2回 2025.6.6
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「トランプは戦争をしない」は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、キリスト教シオニストの福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求!~岩上安身によるインタビュー第1176回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏
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「戦争をやめさせる」はずのトランプ内閣が、ウクライナ紛争を剛腕で停戦させようとしているのに対し、イスラエルのジェノサイドはなぜ野放し!? その謎に迫る!!【ガザ戦争とハマス】15ヶ月に及ぶ戦争は中東地域に何をもたらしたか? トランプ政権によってパレスチナはどうなるのか? 岩上安身によるインタビュー第1184回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 2025.2.25
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ハミッド・ダバシ氏が指摘「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」!「ガザ攻撃における植民地主義の視点」~岩上安身によるインタビュー第1145回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2024.2.7
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「イスラエルがどんな戦争犯罪、人道に対する罪を行っても一度も裁かれなかった。こういう国際社会の『伝統』がジェノサイドを可能にしている」!!~岩上安身によるインタビュー第1144回 ゲスト 早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授・岡真理氏 2024.2.2
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イスラエルがパレスチナ・ガザ地区に対して行なっているのは「民族浄化」! イスラエルによる「報復」でもなければ、ハマスとの戦争でもない!~岩上安身によるインタビュー第1138回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2023.11.13
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「絶望」に突き動かされたハマスがイスラエルを急襲! イスラエルは、「報復」の名のもとに「民族浄化」を開始! パレスチナ人の「完全追放」まで至るのか!?「第2のナクバ」に~岩上安身によるインタビュー第1137回 ゲスト 放送大学名誉教授 高橋和夫氏 2023.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519653

対等な者同士の「ハマス・イスラエル戦争」ではない!「植民地主義とそれへの抵抗であるという基本的な視点が必要」~岩上安身によるインタビュー第1136回 ゲスト 東京大学名誉教授 板垣雄三氏 2023.11.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519527

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■ウクライナ大統領府長官を解任されたはずのイェルマーク氏は、いかなる犯罪についても容疑通知を受け取っていない!? イェルマーク氏は、自分が解任されるとはまったく思っておらず、辞任を求めたゼレンスキー氏に対して侮辱や非難、糾弾に満ちた30分にわたる激しい罵倒を浴びせた!! 大統領府のメンバーは、誰もイェルマーク氏を擁護せず! イェルマーク氏は大統領府長官解任後も10以上の要職を兼務していたが、そのうち安全保障に関するポストを解任される!「イェルマーク氏の100%の支持者」である対外情報局は、イェルマーク氏の逃亡の支援を行っている!?

 11月28日にウクライナ大統領府長官を解任されたアンドリー・イェルマーク氏に対して、12月1日、ウクライナ国境警備隊は、国家汚職対策局(NABU)からの要請で、イェルマーク氏のウクライナ出国を許さないよう、指令を受けたと報じられました。

※Пограничникам приказали не выпускать Ермака из Украины – нардеп(国境警備隊はイェルマーク氏のウクライナ出国を許可しないよう命じられた – 国会議員、CTPAHA.UA、2025年12月1日)
https://strana.news/news/495850-hospohransluzhbe-prikazali-ne-davat-ermaku-uezzhat-za-rubezh-honcharenko.html

 12月1日付『ウクラインスカ・プラウダ』は、ウクライナの最高幹部のひとりが、「今週の土曜日の大統領の写真の中で、彼(ゼレンスキー氏)の右側の空の椅子(イェルマーク氏の椅子)ほど、私を喜ばせたものはない」というメッセージを書いた、と報じました。つまり、イェルマーク氏が、大統領府長官を事実上クビになり、空席となったことを歓迎している、ということです。

 このメッセージが投稿されたのは、「革命」という秘密のグループチャットで、イェルマーク氏を権力の座から引きずりおろそうと連携する政府の有力者達が参加していたとみられています。このメッセージは、秘密のチャットにおいて、これまでのどのメッセージよりも多くの「いいね!」を獲得しました。

 『ウクラインスカ・プラウダ』は、「革命」のメンバーを明らかにしていませんが、政府の最高レベルの人物が含まれていたと報じています。そして、「イェルマーク氏を擁護する者はいなかった」と付け加えています。

 「イェルマーク氏自身が、正念場を迎えた時、彼の任命した者や後継者――彼なしではキャリアを築けなかったであろう者でさえ――は、誰ひとりとして彼を擁護しなかった。かつて数百人の支持を得ていた人物が、突如として完全に孤立してしまったのだ」。

 権勢を誇っていた人物の落日は、無残なものである、と言う他はありません。

 大統領府のメンバーのひとりは、『ウクラインスカ・プラウダ』の取材に対し、ゼレンスキー氏が辞任届の提出を要請したとき、イェルマーク氏は、「ゼレンスキー氏に対して、侮辱や非難、糾弾に満ちた30分にわたる激しい罵倒を浴びせた」と語っています。また、イェルマーク氏の側近は、「イェルマーク氏は自分が解任されるとは思ってもいなかったようだ」と語っています。

(イェルマーク氏の側近)「イェルマーク氏は、最後の瞬間まで、最高責任者(ゼレンスキー氏)が自分を解任するとは信じていなかった。しかも、このように既成事実のように見せかけるとは。どうやら彼を最も怒らせていたのは、大統領に見捨てられたという思いだったようだ」

※Ali Baba and the Forty Statesmen: how Andrii Yermak lost his position as the president’s right-hand man and avoided charges(Ukrainska Pravda、2025年12月1日)
https://www.pravda.com.ua/eng/articles/2025/12/01/8009699/

 辞任届を出し、ゼレンスキー氏が解任の大統領令を出した後のイェルマーク氏の、その後の消息は、ほとんど表に出てきていません。

 『ストラーナ』は12月5日付で、「イェルマーク氏の、大統領府長官辞任から1週間が経ったが、まだ、イェルマーク氏はいかなる犯罪についても容疑通知を受け取っていない」と報じました。

 そして、エネルゴアトム社に関連した汚職「ミンディッチ・ゲート」に関与した疑いで辞任した、元エネルギー省大臣のスヴェトラーナ・グリンチュク氏と、元法務大臣のゲルマン・ガルシチェンコ氏にも、まだ容疑通知は届いていません。

 『ストラーナ』は、辞任した2人の大臣も、イェルマーク氏も「まるで権力を握ったことなどなかったかのように、ほとんど忘れ去られている」と指摘しています。

 『ストラーナ』は、「国家汚職対策局(NABU)と特別汚職対策検察庁(SAP)の活動の主目的が、汚職計画の摘発と加害者の処罰ではなく、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領に人事や政策決定を迫ることにあることを改めて証明している」と分析しています。

※Неделя с момента обысков у Ермака. Что стало понятно(イェルマークの捜索から1週間。明らかになったことは?、CTPAHA.UA、2025年12月5日)
https://strana.news/news/496066-pochemu-vse-zabyli-o-ermake-spustja-nedelju-posle-otstavki.html

 しかし、イェルマーク氏は、少なくともまだ10の役職を保持していると、12月4日付『ZNウクライナ』が報じました。

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■詳細不明の「コンプライアンス違反」でテレビから姿を消した元TOKIOの国分太一氏が、日本テレビによる番組降板に不備があったと人権救済を申し立て! 記者会見で「答え合わせをして関係者にきちんと向き合いたい」と訴え! 元TOKIOの松岡昌宏氏は、日テレ側から何の説明もないまま、番組制作が続いていることに「日本テレビのやり方は、コンプライアンス違反にならないのか」と逆襲!「とても奇妙なことが起こっている」と指摘!! フジテレビと中居問題の、騒動のあとも、地上波テレビと芸能界は、まともな職場として「正常化」されないのか!?

 今年6月に、日本テレビでの「コンプライアンス違反」を問われ、メディアから姿を消した元TOKIOの国分太一氏をめぐる問題が、大きく動き出しています。

 当初は、元ジャニーズのタレントによる「わいせつ事案」のひとつにすぎないと思われていましたが、日本テレビ側の一方的な対応に、元TOKIOの同僚である松岡昌宏氏が、同じ12月4日に発売された『週刊文春』と『週刊新潮』の両誌で、日本テレビに対する不信感を表明したことにより、急展開の兆しが見え始めています。

 1995年から30年にわたって続いている日本テレビ系の番組『ザ! 鉄腕! DASH!!』は、ジャニーズ事務所(当時)の男性アイドルグループTOKIOのメンバーが、福島県浪江町に設けられた「DASH村」で、地元の住民達と共に、農業や里山での伝統的な生活に挑戦する姿が人気を博しました。

 2011年の福島第一原発事故で、浪江町が帰還困難区域に指定されて以降は、隣接する葛尾村などに舞台を移し、福島の復興も重要なテーマの一つとなっています。

※DASH村(日本テレビ)
https://www.ntv.co.jp/dash/village/

 1995年の番組開始当初は5人組だったTOKIOは、2018年にメンバーの山口達也氏が女子高生(当時)への強制わいせつ事件をきっかけに脱退。2020年に、長瀬智也氏が、2021年3月末での事実上の芸能界引退を表明したのと同時に、残るメンバー3人が、株式会社TOKIOを設立し、城島茂氏が取締役社長に、国分太一氏が取締役副社長・企画担当に、松岡昌宏氏が取締役副社長・広報担当に就任しました。

 株式会社TOKIOは、設立当初はジャニーズの関連会社として、藤島ジュリー景子氏が代表取締役に就いていましたが、故ジャニー喜多川氏の性加害問題によって、2023年にジャニーズ事務所が「解体」されると、株式会社TOKIOは、ジャニーズから資本的に独立した上で、城島茂氏が代表取締役となり、ジャニーズ事務所の事業を引き継いだSTARTO ENTERTAINMENT社とエージェント契約を結んでいました。

※株式会社TOKIO
https://www.tokio.inc/s/tokio

 国分太一氏の「コンプライアンス違反」をめぐっては、今年6月20日に、日本テレビの福田博之社長が緊急記者会見を開き、「国分太一さんに、過去に複数の、コンプライアンス上問題ある行為が認められたため、本日、『ザ! 鉄腕! DASH!!』の降板を正式決定した」と発表しました。

 福田社長は、「コンプライアンス違反」の具体的な内容については、「(被害者の)プライバシー保護の観点から、お話しすることができません」と、詳細を明らかにしませんでした。

※【速報】日本テレビ福田社長が会見 国分太一氏の出演番組降板発表
https://youtu.be/6vfQv5ocLQw

 これをきっかけに、国分氏はすべてのテレビ局の番組から降板。6月25日には、グループとしてのTOKIOも解散しました。

※TOKIO解散に関するお知らせ(株式会社TOKIO、2025年6月25日)
https://www.tokio.inc/s/tokio/news/detail/10046

 一方、10月23日に国分氏は、『ザ! 鉄腕! DASH!!』からの降板をめぐり、日本テレビ側に手続き上の問題があったとして、日弁連に人権救済の申し立てを行いました。

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