「アベノミクスの本質は『ただ言っただけ』。別に安倍さんじゃなくてもよかった」 ~日本外国特派員協会主催・堀江貴文氏(旧ライブドア社長)記者会見 2013.6.5

記事公開日:2013.6.5取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJテキストスタッフ・久保元)

 2013年6月5日(水)14時、東京都千代田区の日本外国特派員協会において、堀江貴文氏(旧ライブドア社長)の記者会見が行われた。堀江氏は、最近ビジネスで訪れたシンガポールを引き合いに出し、「日本の経営者はスピードが遅い。日本の経営者は怠けている」と述べた。また、「日本から優秀な人材がいなくなり、優秀じゃない人が残っている感じがする」とも述べ、その解決策として、「日本は法人税を下げ、優秀な人が日本に移民したくなる政策をやるべき」と持論を述べた。

■ハイライト

 政府の果たすべき役割について見解を求められた堀江氏は、「ガバメント(政府)は、『サポートしない』のが一番のサポート」と述べ、さらに、「何もするな」「クールジャパンとかやめろ」「邪魔だけはしないでくれと思う」と語気を強めた。また、これまでの「教訓」について問われた堀江氏は、人間関係には好き嫌いがつきものであるとしながらも、「検察官に『私のことが100%嫌い』な人がいると、困ったことになるのが分かった。検察官は一人で捜査し、一人で起訴できる。検察官の中に一人でも、『私のことが100%嫌い』な人がいないようにしたい」と述べると、この会見で一番の笑いが記者団から起こった。

 安倍政権が掲げる「アベノミクス」についての見解を問われた堀江氏は、「アベノミクスの本質は『ただ言っただけ』。言ったら景気がよくなったという話なんで、多分、別に安倍さんじゃなくてもよかった」と述べた。また、「ある程度の健全な規制は必要ではないか」との問いには、「健全かどうかをどのように決めるのかという問題もある。僕は免許制度、医師免許や弁護士資格ですらも必要ないと考えている。フリードマンの『資本主義と自由』に書いてある通りだ」と述べた。

(…会員ページにつづく)

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です