本日19日、衆院選が公示されました。31日の投開票で、全国小選挙区から289人、全国11ブロックの比例代表選挙区から176人が選ばれ、465人の衆議院議員が選出されます。
IWJは独自に、自民党が行った全国の小選挙区に関する調査報告書を入手しました。今回オープンにする自民党の調査報告書には、「マル秘」とハンコが押され、A4で51頁のペーパーには、選挙間近の各選挙区ごとの有力候補者の優劣が記されています。選挙の行方を占う上で、非常に貴重な報告書です!
自民党の候補者には、それぞれ対抗候補者とのポイント差に応じてAからDまで10段階のランク付け評価がつけられています。自民党の候補者が勝つ可能性が高いとAにより近く、低いとDにより近くなります。
相手候補と15ポイント以上の差をつけていればA。10ポイント以上15ポイント未満がA-、8ポイント以上10ポイント未満がB+、5ポイント以上8ポイント未満がB、0ポイント以上5ポイント未満が B-です。
逆に相手候補より支持率が低い場合は、その差が-5ポイント以上0ポイント未満がC+、-8ポイント以上-5ポイント未満がC、-10ポイント以上-8ポイント未満がC-、-15ポイント以上-10ポイント未満がD+、-15ポイント未満がDです。
選挙区によっては、調査時点で野党候補者共闘の統一がまだ未決定のところがあります。この時点の調査報告での予想は絶対的なものではありません。
また、各政党とも、実際の立候補者とは異なる場合があります。
それでは、各地区ごとに、注目の選挙区をみていきます。数字はすべて10月の支持率です。