参院野党第1会派をめぐる立憲民主党と国民民主党の駆け引きの赤裸々な裏事情を自由党の山本太郎共同代表が暴露!一方で立憲民主党・枝野幸男代表は「事実ではありません」 2019.2.5

記事公開日:2019.2.5取材地: テキスト動画
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(取材:須原拓磨 文:IWJ編集部)

 立憲民主党と国民民主党、どちらが野党第1会派として主導権を取るかという争いが激化しつつある。

 国民民主党と自由党は1月24日、衆参両院で統一会派を組むことに合意した。この統一会派結成により、国民民主党は参院で4議席増やして第1会派になるはずだった。

 しかし立憲民主党は同日24日、自由党との統一会派を解消した社民党と、参院に限って統一会派を組むことに合意し、2議席増やした。2019年2月4日現在、会派「国民民主党・新緑風会」と「立憲民主党・民友会・希望の会」は、27議席の同数で並んでいる。

 こうした政界再編の動きに関して、自由党の山本太郎共同代表は1月26日に和歌山で行われたトークイベントで、次のように語った。

 「国民民主との合流話が出る前に、立憲民主党との合流話もあったんです。水面下で進んでいました。

 けれども、もう最後の詰めというところで立憲民主党から断ってきた。どうしてかっていうと、自分たちで自前で調達できることになったから。

 調達っていうのは何かと言うと、(立憲民主党は)参議院の中で野党第2党(会派)という立場から、野党第1党という立場になりたい、という前提で人数を増やそうとするわけです。自由党だったら4人、社民党2人を加えると6人。プラス6人になったら、一気に野党第1党に躍り出る。そこまで人数を集められなくても、自由党の4人を入れずにギリギリで(参院で)野党第1党(会派)になれるラインを選ぶ。

 要は身近なところで来てくれる人を集めたら、『別にそちら(自由党)と合流する必要なくなりました』ってことで断られたんです。ああ、なるほどって。(野党共闘について)全然本気じゃないんだ。(安倍政権を)引きずりおろす気ないじゃん」

 この山本代表の発言を受けて、IWJは1月30日の立憲民主党・枝野幸男代表の定例会見で、事実かどうか問い質した。枝野代表は一言、「事実ではありません」と切って捨てた。

 枝野代表は、結党時から数合わせのための政界再編を「永田町の権力ゲーム」と批判してきた。しかし、「数合わせ」であろうと何であろうと、野党がバラバラでは政権交代など不可能である。それ以前に改憲を阻止することができるのかどうかすら、危うくなる。目前に、安倍総理が「悲願」とする改憲が迫っているのに、なぜ「改憲阻止」という大義のために野党がまとまれないのか。野党共闘が遠のき、分断された野党間の溝がますます深まっているように見える。

 なお、国民民主党の玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎共同代表は、国会が召集された1月28日、東京都・有楽町のイトシア前で玉木、小沢両代表が揃って街頭演説を行った。街頭演説と演説後に行われた玉木代表への囲み取材の全文は、以下の記事でご確認いただきたい。

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