「東の長谷川豊」「西の足立康史」――暴言マシーン2人を抱える日本維新の会は地盤の大阪でも支持を減らす! そんな維新は8割もの候補者が北朝鮮への軍事力行使を容認! 2017.10.24

記事公開日:2017.10.24 テキスト
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(文:IWJ編集部)

 10月22日に投開票日を迎えた今回の衆院選挙後、最も冴えない表情を見せていたのは、日本維新の会の松井一郎代表かもしれない。

 安倍政権の補完勢力、自民党の別働隊として、かくれもなき日本維新の会にとっては、今回の選挙が橋下徹氏引退後、初の国政選挙となったが、公示前の14議席から11議席へと減らした。地盤とする大阪府内の選挙区でさえも、当選者を5人から3人に減らしており、大阪の比例代表では得票数が初めて100万票を切り、自民党に第一党の座を奪われるなど、はっきりと維新の衰退が見てとれる。

「8割方の女はほとんど『ハエ』と変わらない」――炎上目的で暴言を繰り返し、選挙戦開始後にも撤回しなかった長谷川豊氏は、千葉1区で得票最下位、比例復活もかなわず

 維新衰退には様々な原因が考えられるが、やはり千葉1区の維新公認候補で、比例代表南関東ブロックでも1位で重複立候補した長谷川豊氏の「活躍」は無視できない。

 「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!」という暴言が知られる長谷川氏だが、他にも、「8割方の女はほとんど『ハエ』と変わらない」「死刑にするなら、もっと残酷に殺すべきだ」などという炎上狙いの過激発言が改めて注目され、「維新は支持するが、長谷川豊がいるから一票入れられない」「長谷川豊を担ぐなんて、維新も終わったな」などといった維新支持者の声がネット上に溢れた。

 IWJは選挙中に、長谷川氏の暴言の真意を問う直撃インタビューを実施。この回答がまた酷いものだった。人工透析患者については、「目の前でモンスターペイシェントをガチで見ると、けっこう感情的になるんですよ。ほんと酷いから」と弁明。「8割方の女はほとんど『ハエ』と変わらない」については、「『8割の女はハエだと思う』というタイトルで本を出したい、って言ったら、『炎上するからヤダ』って断られました。ハハハハハ」と、弁明とすら呼べない、開き直りを見せた。

▲自身の過去の暴言を記載したフリップを手に、IWJのインタビューに応える長谷川豊氏(2017年10月18日IWJ撮影)

 結局、長谷川氏は千葉1区で最下位。15014票を集めたものの、得票率にすると7.38%に過ぎず、比例復活する資格(有効投票総数の10%)にも満たず、敗退した。

国会の論戦相手に「バカ!」「アホ!」を連発する足立康史氏は、小選挙区落選後、強気の「比例枠返上」宣言をあっさり撤回し、ちゃっかり比例復活!

 しかし、長谷川豊氏の落選をもって喜んではいられない。維新といえば、「東の長谷川(奈良出身だが)」、「西の足立」だ。

 「バカ!」や「アホ!」という言葉でしか相手を批判できないことで知られる日本維新の会の「看板男」足立康史氏が、小選挙区の大阪9区で落選したものの、比例で復活した。

▲日本維新の会・足立康史氏(2017年5月3日IWJ撮影)

 足立氏は事前に、小選挙区で落選したら「比例枠を返上する」と宣言していたが、10月23日になって、「比例票を通じて『足立支持』の票を多数いただいた」などとしてあっさり前言撤回。国会議員のポストに執着する醜態をさらした。このように平気で嘘をつく人物が国会議員でよいのか、維新支持の有権者の皆さんは改めて考え直してみていただきたい。

日本維新の会の候補者は約8割が米軍による北朝鮮への軍事力行使を容認! IWJが直撃した松井一郎代表は無言で逃走!

 長谷川氏や足立氏のような候補者を擁立する日本維新の会は、選挙戦直前に共同通信が実施した立候補者への政策アンケートで、「核・ミサイル開発を進める北朝鮮に日米両政府が圧力を強めても、平和的解決が最終的に困難な場合、米軍による軍事力行使を『支持する』とした割合」がなんと77.5%にものぼった。この数字は、39.6%の自民党を大きく上回る数字だ。

 米軍には北朝鮮への軍事力行使を容認する日本維新の会の8割もの候補者たちは、果たして本当に戦争のリアルな危機を想像した上で、このような回答をしているのだろうか? 米軍が武力行使を行えば、安保法制のために必然的に自衛隊は「動員」されてしまう。日本も「参戦」し、「反撃」や「報復」を受ける可能性があるのである。

 残念ながら、長谷川氏や足立氏のこれまでの低レベルな暴言の数々を見る限り、とても冷静に現実を見極めた上で判断しているとは思えない。そんな人間たちが国会議員となり、国政を牛耳って、感情まかせに戦争をおっぱじめたらどうなるのか。戦争をするには致命的急所である。原発を抱えながら、何も考えずにそんな愚かな判断を下されたら、国民はたまったものではない。

 IWJは選挙期間中、候補者の応援に駆けつけた松井代表を直撃し、8割もの候補者たちが北朝鮮への軍事力行使を容認している事実について問いただそうとしたものの、IWJのカメラは維新のスタッフの手でふさがれ、松井代表は質問にこたえることなく選挙カーに逃げ込み走り去った。

 核ミサイルを保有する北朝鮮に対し、日本が米軍の軍事力行使を容認すれば、彼らの核ミサイルが在日米軍基地を標的とするのは間違いない。さらに、自衛隊が「参戦」したとなれば、日本そのものも敵とみなされ、大都市や原発に攻撃を加えられるだろう。日本維新の会が本拠地とする大阪は、北を見れば福井の若狭湾に「原発銀座」が広がっている。原発銀座が攻撃されれば、当然、大阪も、関西全域もその被害を免れることはできない。

 こんな無責任な政党に国政を委ねていいのだろうか。非常に疑問である。

※この記事は日刊IWJガイド10月24日号から抜粋、加筆して掲載しております。

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