「むしろ、きちんとやるべきは松井知事だ」――玉木議員、福島議員らが松井知事の「開き直り」に憤り!~私学課長らは虐待情報について笑い飛ばす!「瑞穂の國記念小學院」現地視察報告~「極右学校法人の闇」第23弾! 2017.3.1

記事公開日:2017.3.2取材地: テキスト動画
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(取材・文:城石エマ)

 「ひょっとしたら産廃なんてなかったのに、あったとして8億円を算定したのではないか、そういう疑問が膨らんだ」

 大阪府豊中市の国有地が鑑定額の9億円から8億円以上も値引きされて「学校法人森友(もりとも)学園」に払い下げられていた問題で、2017年2月28日、民進党の「森友学園調査チーム」が現地調査を行い、翌3月1日に記者会見を行った。今回で2度目の現地視察となった辻元清美議員は、上記のように率直な感想を述べた。

▲辻元清美議員

▲辻元清美議員

 財務省は8億円以上もの値引きについて、「地下埋設物の処理費用」としているが、民進党はこの間、近畿財務局や大阪航空局などにヒアリングを行い、行政側が実際に地下埋設物の掘り出された現場を確認しないままに8億円を算定したことを突き止めた。

 一方で、2月24日の衆院予算委員会で玉木雄一郎議員が、工事に携わった業者の話として、掘り出した土の半分ほどを運動場の西側に埋めていたことを明らかにした。業者は、「アンモニア臭のする汚染土で、作業期間中はその彼も食事ができなかった」と述べているという。

 「埋め戻し」の事実について学園側は、2月26日、同法人の経営する塚本幼稚園のホームページ上で、「グラウンド東側に仮置きしている産廃土の下(地下)を掘削し、同スペースに一部の産廃土を縦積みにする形で仮置きした」と表明。

 2回目となった今回の民進党調査チームによる現地視察は、学園側の主張を確かめる意味も含め行われた。しかし、冒頭のように、民進党議員らは今回の視察で逆に疑問を深めたようだ。

 IWJはこれまでに、森友学園問題を追って、「極右学校法人の闇」シリーズとして記事を連続掲載している。ぜひ、以下の特集ページもご参照いただきたい。

記事目次

■ハイライト

  • 議題「昨日の森友学園視察と今後の国会論戦について」
  • 出席者
    山井和則国対委員長、辻元清美議員、今井雅人議員、宮崎岳志議員、川合孝典議員、玉木雄一郎議員、福島伸享議員
  • 日時 2017年3月1日(水)13:00~
  • 場所 衆議院本館 第4控室(東京都千代田区)

「ダンプなんて通っているはずがない」――ますます疑惑深まる森友学園の「地下埋設物工事」

 民進党議員らが視察を行った28日、森友学園が今春開校を目指す「瑞穂の國記念小學院」の建設地では、産廃の混じっているとされる土砂の搬出作業が開始された。民進党議員らは、午前7時、10時30分、16時の3回、工事現場を視察した。今井雅人議員は、「最初と2回目は真ん中に積み上げてある土の山のところだけに重機が入って削っていましたが、3回目に行ったときは、他の両側のところにも重機が入っていっきに工事が進んでいました」と報告。

▲(左から)川合孝典議員、辻元清美議員、今井雅人議員、福島伸享議員

▲(左から)川合孝典議員、辻元清美議員、今井雅人議員、福島伸享議員

 さらに、民進党議員らによる現地視察の行われた前日の27日には、豊中市が業者への聞き取り調査や現地調査を行ったが、その際、「ゴミの保管を明示した掲示板がなく、廃棄物処理法の保管基準に違反している」として、改善を求めたことが報じられた。

 これについて今井議員は、28日の3回目の視察の際に、「コーンに『跡地です』と取ってつけたような形で(張り紙が)ありました」と報告した。午前の2回の視察時には、そうした掲示板は見当たらなかったという。

 また、すでに搬出されたはずのもう半分の土砂についても今井議員は、「近隣のみなさんに聞いても、トラックは全然見ていないと。前の道は、他の園児や小学校に通う人が普通に通っているので、ダンプなんて通っているはずがないと。おそらく工事なんて行われていないのだろう」と推測した。

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(…会員ページにつづく)

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