事故から５年目の福島第一原発を視察、原点を確認し直す意向～原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2016.2.3

記事公開日：2016.2.3取材地： テキスト動画
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　福島第一原発事故から5年目を迎えるにあたり、田中委員長は規制委員全員が福島第一原発を現地視察し、規制委員会、規制庁の発足の契機になった原点を改めて確認する意向を示した。同時に住民帰還に向け、不安感の払拭も狙っているという。

  • 日時 2016年2月3日（水）14：30～
  • 場所 原子力規制委員会（東京都港区）

規制委、規制庁発足の原点を改めて確認したい意向を示した委員長

　東日本大震災から引き起こされた福島第一原子力発電所の事故から5年目を迎えるにあたり、田中俊一原子力規制委員会委員長は、規制委員全員が福島第一原発を現地視察する意向を示した。

　その狙いは、規制委員会、規制庁の発足の契機になった原点を改めて確認するということ。そこから福島第一原子力発電所の「廃止措置をいかに安全に速やかに進めるかという観点」で見ていきたいという。

　同時に住民帰還に向け、不安感の払拭も狙っているという。不安感をなくすために、規制当局として何をしたらよいかという点、それも含めて確認すると述べた。

　現地視察には委員の5名と、規制庁長官も向かう。一度にではなく三班に分けて行う予定だが、詳細日程はまだ決まっていない。

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