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東京電力 記者会見 10:30 2011.5.13
2011年05月13日(金)、東京電力本社で、記者会見(10:30~、0:40′)が行われた。
東電は「1号機は、循環型冷却装置の据え付けの運用をめざしています。ですが周辺の線量が高い所もあるので、環境の改善に手間と時間はかかるかもしれない。また、3号機はロボットを使っています。環境線量測定目的で導入したものと、瓦礫撤去の為のロボットで、昨日の建屋内の1階の線量測定については、バックポットを2台使いました。」と説明。また、「1号機は水が漏れたが水はどこにいってしまったのか調べています。トレンチ経由して、他の建屋に移動してる可能性もあるが、水がどこから漏れているかは調べている段階。それから津波で電源が無くなるまでのデータを確認中ですので、近々公表します。」と説明もした。
東京電力 記者会見 18:30 2011.5.12
2011年05月12日(木)、東京電力本社で、記者会見(18:30~、2:02′)が行われた。
原子炉圧力容器の模型、正確には類似系の模型だが、それを使って下部への損傷燃料の移動の説明をした。「1号機、メルトダウンについては原子炉の形状を維持せず崩れ落ちてるとしたら、それで結構でございます。ただ溶けた燃料が圧力容器をつきぬけてチャイナシンドロームのイメージだとすると、それは今の段階では少し違うと思っています。チャイナシンドロームの起きる可能性は圧力容器の温度が100~120℃で、圧力容器の圧力も落ち着いて下がってる。新たな熱源、リスクは低いと思います。」とも説明した。また3号機の高い線量については、「放射性物質のついた高線量のついたガラか、放射能の濃い配管の中の水が原因かもしれない。」と説明。尚、広告費の240億円あまりについては、今後コストカットの対象にもなるとの事だった。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.12
2011年05月12日(木)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:38′)が行われた。
燃料が損傷していることを認める発言をした。
水位計の校正を行った結果、当初の想定よりも水位が低く、燃料集合体は全部水面上に出ているのではと考えられ、外側の水位も圧力容器の底部より下と解釈。水は格納容器から建屋に抜けているのではと思うが、実際の水の行き先は不明。
燃料集合体については水位状態からすると元の位置にはないが、崩れ方は不明。全体で行っているのか、形状ごとのズレか、も。カムスデータでの55%損傷評価だが、格納容器での線量から。実際上の損傷形状は不明。
東京電力 統合記者会見 16:30 2011.5.11
2011年05月11日(水)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、3:57′)が行われた。
今日の午後、3号機取水口付近から放射性物質を含む水が発見された。また、モニタリングを強化し、校庭等の空間線量低減取り組みを推進すると発表した。5月8日の岡田幹事長の福島訪問について、重装備だった理由は、飯舘村に入っており、飯舘は20㎞圏外で防護服着用していない。その後20㎞圏内に入ったときに防護服を着なければならなかった。先方の対応者が防護服を着ていなかったのは化学工場関係者であえて着なかったとのこと、と説明した。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.11
2011年05月11日(水)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、0:48′)が行われた。
原子炉建屋内圧力容器水位計校正作業で、作業者被曝線量0.64~5.65mSv。代替冷却装置現場調査で作業者被曝線量1.81~8.72mSvだった。決して少ない量とは思っていないが今後の作業進捗に当たっては遮蔽等十分行って被ばく線量下げた環境で作業従事必要 8.72mSvという値であれば管理しつつ作業進められると思っていると見解を述べた。
東京電力 統合記者会見 16:30 2011.5.10
2011年05月10日(火)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、2:57′)が行われた。
3号機使用済燃料プールの水を採取、2号機とほぼ同等の濃度で、4号機と比較すると高い濃度だった。ストロンチウムの採取方法も準備中で、明日の原子力安全委員会での議論を経てモニタリングに入りたいと考えていることを示した。
一昨日記者会見での質問で、老朽化した原発の安全性は保安院がチェックしているので大丈夫という回答があったが、規制する方と規制される側が同じ説明だった、それで大丈夫と言えるのか。また2002年の事故隠しでは、辞任した当時の社長がフジTVの監査役になっており、規制側が規制される側と入ってることが問題ではないかと指摘する質問がでた。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.10
2011年05月10日(火)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:10′)が行われた。
昨日1号機の二重扉の開放を行ったが、モニタリングポスト等に目立った上昇は見られない。一方、1号機建屋内ではしご上がったところに600~700mSv/hの箇所があるが、どう遮蔽するかは固まっていない。4号機は使用済燃料プールはほとんど傷んでいないとみている。
最後に、本日午前11時30分頃、清水社長が海江田大臣を訪れて支援の要請を行った事についての補足説明を口頭のみで行った。政府においては原賠法16条に基づく支援を検討していただきたいという内容。
東京電力 統合記者会見 16:30 2011.5.9
2011年05月09日(月)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、3:00′)が行われた。
3,4号プールへの注水、今回から防食剤としてヒドラジンを注入していると発表。
二重扉開放前のSPEEDIデータは、委員会の報告資料付けてある保安院の原子炉建屋内の放射性物質濃度の低減に関わる資料に入っており、14時に公表された。岡田幹事長が5月8日に重装備で20km圏を視察したが、細野大臣は「知らないので念のためだと思うが知りません」とコメントした。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.9
2011年05月09日(月)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、0:52′)が行われた。
1号機の建屋内環境の改善具合の状態確認などのため、早朝に作業者が入域した。作業中モニタリングポストでも異常なし。作業者の被曝線量は2.8~10.7mSvと発表。
1号機2階は震災後、初めて入り、階段上がってスグ付近をサーベイしたところ、空間線量は40~100mSv/hだった。大物搬入付近では280mSv/hあり、今後の現場作業にあたり、遮蔽や瓦礫撤去が必要である。
東京電力 記者ブリーフィング 05:00 2011.5.9
2011年05月09日(月)、東京電力本社で、記者ブリーフィング(05:00)が行われた。
本日未明1号機原子炉建屋内の線量測定のための作業について報告。1号機のモニタリングでは二重扉の開扉前後の変動はなかった。この時点で風向きは南南西。アララベンチBを起動して原子炉建屋内のサンプリングを行い、04:18に作業員が建屋内に立入った。その後、先程の04:47に退出した。建屋内の状況は詳細は不明だが今後まとめて発表する予定。
※映像記録はありません
東京電力 統合記者会見 16:30 2011.5.8
2011年05月07日(日)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、3:25′)が行われた。
細野大臣は、安全委員から30km以上の海域については差しさわりがないとの助言があり、明日以降は魚を採って検査をすることができるようになった。この作業を急ぎ、漁業を始められるようにしたいと述べた。また、慎重に検討を進めてきた結果、環境には影響がないという判断を行い、午後8時以降に1号機の二重扉の開放を行うことを発表した。周辺自治体と関係諸外国へは予め報告済み。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.8
2011年05月08日(日)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:24′)が行われた。
4号機燃料プールの映像を公開。昨日のサンプリング時に撮影した動画を公開した。制御棒、使用済み燃料の集合体のラックが見える。ガラ、作業架台落ちているが燃料集合体そのものは比較的健全だろうと考えている。
東京電力 記者会見 18:00 2011.5.7
2011年05月07日(土)、東京電力本社で、記者会見(18:00~、0:56′)が行われた。
福島第二原発については運転再開するとか廃炉にするとか決めた事実はない。緊急の指示が出ているので電源車や消防車の確保を行っている。
中部電力浜岡原発が停止要請うけたが、需給関係への影響はまだ正式に検討していないが、現在の需給計画では周波数変換所経由で100万kW程度の融通受けており、引き続き西の電力会社と相談する。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.7
2011年05月07日(土)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、0:45′)が行われた。
上昇傾向にあった3号機圧力容器温度は現在頭打ちになったが、引き続き監視を行っていく。炉心スプレイ系からの注水がうまくいかないようなので、給水ラインからの注水に切り替える予定。
1号機のダストサンプルの線量が低下しているが、局所誹風機による効果と想定、作業員が中に入るまで検査を続ける予定。
東京電力 統合記者会見 16:00 2011.5.6
2011年05月06日(金)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:00~、3:20′)が行われた。
急な変更で16時に前倒しして開始した。
米国エネルギー省と共同した航空機モニタリングの結果を公表した。空間線量、地上1mに換算した値。更に、福島県の積算線量計のデータマップも公表。両者とも、データ傾向としては、北西方向が高いということで一致していると見解を述べた。
また、海域モニタリングと共に、水産物モニタリングを拡大する。保安院、安全委、海上保安庁、水産庁、政府、東電の6者で、測定点は総計105カ所に広域化すると発表した。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.6
2011年05月06日(金)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、0:36′)が行われた。
3号機は温度の上昇が引き続き見られるので、流量の増加を検討している。
1号機の格納容器の水棺の作業と、健全性評価結果から考えられる支柱の補強は、別のものと考えており、まずは、水棺の作業を進める。強度については、基準地震動や少し上回るものであれば大丈夫だと思っている。
東京電力 記者会見 18:00 2011.5.5
2011年05月05日(木)、東京電力本社で、記者会見(18:00~、1:50′)が行われた。
清水社長が要望書を提出、内容は『多数の被災者の方の補償手続きを公正・円滑に行うために、算定基準・エビデンスの指針が必要。1人も泣き寝入りすることなくするためには国の援助が必要』「公平公正に補償させていただきたい」 と発表した。要望書そのものは公開しない考え。
協力企業作業員1名が脚立から転落し負傷、Jビレッジから福島労災病院へ救急車で運ばれ、上腕骨頸部骨折と診断され一日入院した。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.5
2011年05月05日(木)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:00′)が行われた。
1号機建屋内環境改善のためのダクト設置の前作業として、東電社員2名が11:32に原子炉建屋内に入った。設置工事のために二重扉が開放になるのは、5月8日の予定と発表した。業時間は10分、被曝線量は3ミリ程度と考えている。
東京電力 統合記者会見 16:30 2011.5.4
2011年05月04日(水)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、2:57′)が行われた。
作業者の生活環境改善について説明。発災当初の食事は保存食やクラッカーが主体だったが、レトルト、ソーセージや野菜ジュースへ変わっており、5月上旬からは弁当を提供する。また、福島第二の体育館で畳敷き寝袋など雑魚寝状態だったが、2段ベッドを導入、シャワーも設置し5月中旬から使えるようにする。産業医も常駐して健康診断が容易になる。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.4
2011年05月04日(水)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:21′)が行われた。
原子炉建屋内で、燃料域上部を冠水する作業などのために人が入る必要あり、どのような工事を行い、安全な作業環境を確保するか、について経済産業大臣から報告徴収の指示があり、昨日深夜報告したと発表。水位計の校正を行う必要がある。
可搬型モニタリングポスト(モニタリングカー)西門、8時前から電源停止したため現在調査中、3号機の温度が上昇しており、注水量を増加させている。