イスラム法学者・中田考氏が駐トルコ・ロシア大使殺害事件を解説! 「トルコは今回の事件に対して非常に難しい対応を迫られている」―日本のマスコミには絶対解説できないトルコとロシアの思惑 2016.12.21

記事公開日:2017.1.12取材地: テキスト動画

特集 中東
※1月16日テキストを追加しました!

 「アレッポを忘れるな。シリアを忘れるな。この惨劇に加担する者たちを殺して死ぬ。アッラーフアクバル」――。

 2016年12月19日、トルコの首都・アンカラで、駐トルコ・ロシア大使のアンドレイ・カルロフ氏を銃殺したトルコ人の警察官メヴルット・メルト・アルトゥンタシュ氏(22歳)は、そう叫んだ。「アッラーフアクバル」は、「アッラーは偉大なり」を意味する、イスラム教の祈りの言葉だ。


オウム真理教裁判について森達也氏「(麻原被告を証人として)呼んだら、とてもじゃないけど死刑執行できる状況じゃないと誰もが気づきます」――「第73回 日本の司法を正す会」ゲスト 森達也氏(映画監督・作家) 2016.10.5

記事公開日:2016.10.11取材地: 動画

 10月5日(水)、元参議院議員の村上正邦氏が定期的に開催している「日本の司法を正す会」第73回が東京都千代田区の村上氏の事務所で行われ、ゲストに「A」「A2」といったオウム真理教を題材とするドキュメンタリー映画を監督した森達也氏が招かれた。


【特別掲載!】30万人ものマイノリティーを虐殺した「ナチスの手口」を紐解く!相模原市のヘイトクライムの背景にあった「思想」とは!? 東大教授・石田勇治著『ヒトラーとナチ・ドイツ』を転載! 2016.8.28

記事公開日:2016.8.28 テキスト独自

 ナチス・ドイツのホロコーストで約600万人ものユダヤ人が虐殺されたことは広く知られているが、その陰で心身障害者や同性愛者など、「劣等種」とみなされたマイノリティーが30万人も虐殺されたことはあまり知られていない。

 我々は、今こそその凄惨な歴史を紐解かなければならない。

 神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で7月、19人もの入所者が元職員の植松聖(さとし)容疑者に殺害されるという衝撃の殺人事件が発生した。植松容疑者は過去に「ヒトラーの思想が2週間前に降りてきた」と語っていたことが明らかになっている。