【再アップ!】「炉心融解し露出したらホットスポットもできるし東京も安全ではない」! 「原子力資料情報室」による緊急記者会見で後藤政志氏が警告! 2011.3.13

記事公開日:2011.3.13取材地: テキスト動画

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 2011年3月13日(日)17時より、東京・新宿にて原子力資料情報室で記者会見が行われた。


【再アップ!】「現在報道されているような内容ではまだ説明が足りない」――「原子力資料情報室」による緊急記者会見 2011.3.13

記事公開日:2011.3.13取材地: テキスト動画

 2011年3月13日、日本外国特派員協会において、原子力資料情報室(CNIC)が会見を行った。発言者は、伴英幸氏(原子力資料情報室・共同代表)、後藤政志氏(東芝・元原子炉格納容器設計者)、上澤千尋氏(原子力資料情報室・原子力安全問題担当)


岩上安身によるインタビュー 第100回 ゲスト 後藤政志氏~3.11から事故直後、日本で最も早く「メルトダウンの可能性があるか」とジャーナリスト・岩上安身が質問し、原子力の専門家である、後藤政志氏が初めて顔出し実名入りでインタビューに応え、「その可能性がある」と答えた歴史的なインタビュー! 2011.3.12

記事公開日:2011.3.12取材地: テキスト動画独自

※2016年3月12日再アップしました!

 3月11日午後2時4分ごろ発生した「東北地方太平洋沖地震」(マグニチュード8.8)によって、福島第一原子力発電所・第二原子力発電所の周辺20kmの住民が避難する事態となった。

 12日午後3時36分ごろには、福島第一原発1号機の建屋の壁が爆発によって崩壊。内閣・原子力保安院・東京電力の情報開示が必ずしも十分とは言えない中、原子炉の設計に関わった技術者2人を交え、NPO法人「原子力資料情報室」による緊急記者会見が3月12日夜8時から開かれた。

 登壇者は、上澤千尋氏(原子炉・安全問題担当,原子力資料情報室)、後藤政志氏(東芝・元原子炉格納容器設計者)、田中三彦氏(日立バブコック・元原子力圧力容器設計者・サイエンスライター)、海渡雄一氏(弁護士・原子力発電所運転差止弁護団)の4名。今回、初めて本名(筆名柴田宏行、池田諭)で発言した後藤氏は、政府が発表した内容は既に設計条件の2倍。これは技術者に言わせると「もう保証できない状態」とのこと。大事故にならないために大事なことは二点「炉心が冷やせるか・格納容器がもつか」ということを強調した。