子宮頸がんワクチンの副反応被害について、一般論で言葉を濁した黒岩神奈川県知事 2013.10.25

記事公開日:2013.10.25取材地: テキスト

 県庁内で行われた黒岩祐治神奈川県知事の定例記者会見で25日、IWJは子宮頸がんワクチンの副反応被害について質問。神奈川県でも被害者が出ていることから、今後の対応を尋ねると知事は、「被害が出てワクチンを打たなければ、沢山の人が病気にかかって亡くなるかもしれない」と、副反応の問題は根深く、接種の是非の判断は難しいという認識を改めて示した。しかし、知事のこの発言にはごまかしがある。


全国子宮頚がんワクチン被害者連絡会群馬支部結成に向けての記者会見 2013.10.22

記事公開日:2013.10.22取材地: 動画

 2013年10月22日(火)、群馬県前橋市群馬県庁で、「全国子宮頚がんワクチン被害者連絡会群馬支部結成に向けての記者会見」が行われた。


「私たちは精神疾患ではない。奇病でもない。ワクチンによる被害です」子宮頸がんワクチン被害者らが訴え 2013.10.15

記事公開日:2013.10.15取材地: テキスト動画

 「学校にも通えず、日常生活にも支障をきたすような神経症状が出ている」

 「激しい痛み」、「けいれん」、「学習障害」など、定期接種化されている子宮頸がんワクチン(以下、HPVワクチン)による副反応被害が相次いでいる事態を受け、6月14日、厚生労働省は「積極的な接種勧奨を一時中止する」ことを決定。HPVワクチン接種による、さらなる被害の拡大を防止するため、一時的な措置がはかられた。


「100人に4人の割合で自己免疫性疾患が発生する恐れ」 ~全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会記者会見「子宮頸がんワクチン接種の迅速なる中止と被害者救済を!」 2013.8.23

記事公開日:2013.8.23取材地: テキスト動画

 「これ以上、このような被害を拡大してほしくない」。ワクチン接種で被害を受けた少女たちと保護者らは、後遺症に苦しむ現状を切々と訴えた──。

 2013年8月23日(金)、東京都千代田区の厚生労働省で、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会が、田村憲久厚生労働大臣と初めて面会した。子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の接種で、副作用の現れた患者8人を含めた27人が、国の子宮頸がんワクチン接種事業を完全に中止することなどを求めて、田村大臣に要望書を手渡した。その後の記者会見では、被害者たちが自らの症状や、つらい心情などを語り、被害防止と原因究明、被害者救済を求めた。子宮頸がんワクチンは、2009年12月より2013年3月末までに、330万人弱の女性が任意接種を受け、880件近くの重篤な副作用被害が報告されている。


「命がけで学校に通ったが、留年をつきつけられた」。教育機関の理解不足が明るみに ~子宮頸がんワクチン接種について文部科学大臣との面談後の記者会見 2013.5.10

記事公開日:2013.5.10取材地: テキスト動画

 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会が5月10日、下村博文文部科学大臣と面談。ワクチン接種後の副反応により義務教育を受けられないでいる生徒の状況について、調査を求める旨の要請書を提出した。下村大臣は、一通り提出した書面に目を通し、被害の報告も受けた上で、『要望書の内容について、文科省としてしっかり受け止め対応する』との見解を示したという。


【IWJブログ】増加する副反応、深刻な被害者の実相。定期接種化で更なる被害拡大か~子宮頸がんワクチン問題 2013.4.24

記事公開日:2013.4.22取材地: テキスト動画

 「このままでは死んでしまうのではないか」―。4月8日に厚生労働省の記者会見室で行われた全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会(以下、連絡会)による記者会見で、被害者の重篤な症状を両親が打ち明けた。

 現在、子宮頸(けい)がんワクチン(以下、HPVワクチン)による副反応被害の報告が後を絶たない。

※副反応:ワクチン接種に伴う、免疫の付与以外の反応のことを指す。その他、疾病の治療薬の場合、投与目的以外の作用は副作用と呼ばれ区別されている。

※HPV:ヒトパピローマウイルスの略で、約100種類の「型」に分類されている。このうち、子宮頸がんの発生と密接に関係しているとされている「型」があり、日本で承認されているHPVワクチン2種(サーバリックス・ガーダシル)は16型・18型のHPV感染を予防できるとされているワクチンである。


「なぜこんなワクチンを接種させるのか」接種中止を求める訴え~全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会による記者会見 2013.4.8

記事公開日:2013.4.8取材地: テキスト動画

特集 子宮頸がんワクチン
※ 全文文字起こしを会員ページに掲載しました

 4月8日15時から、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会による記者会見が厚生労働省で行われ、ヒトパピローマウイルスワクチン(以下HPVワクチン)被害の現状報告と、厚労省に提出した要請書・嘆願書が読み上げられた。会見にはHPVワクチン被害者の両親も駆けつけ、実際に今起きている被害についても報告がなされ、高熱等の重篤な症状が出ているにも関わらず、医療機関がそれを軽視し、内診すらしてもらえなかったこと、歩行障害が出る中、病院をたらい回しにされたことなどが明らかになった。