「ヒトラーが政権を握っても自動的に止まる暴走停止システム」梓澤弁護士 改憲に警鐘 〜「脱原発」や「戦争反対」を口にできなくなる!自民党改憲草案21条の問題点 2013.7.23

記事公開日:2013.7.23取材地: 動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

特集 憲法改正

 「憲法とは、権力という暴走可能性のある列車の暴走停止システムだ」――。

 東京・文京シビックセンターで行われた憲法集会「『脱原発』や『戦争反対』を口にできなくなる!自民党改憲草案21条の問題点」に登壇した梓澤和幸弁護士は、96条改正によって、改憲発議要件が衆参両院「3分の2以上の賛成」から「2分の1以上の賛成」に改訂されることは、「憲法への死刑宣告である」と指摘。「権力という暴走可能性のある列車の暴走停止システム。ヒトラーが仮に政権を握っても、自動的に止まるように作られたものだ」と述べ、参院選最大の争点としてメディアが取り上げなかったことについても「全然勉強していない」と憤りをみせた。

 さらに、「表現の自由のなぜ目の敵にするのか」と問題提起し、自民党改憲案などで多くみられる「公益及び公の秩序」の名のもとで行われる「表現の自由」に対する規制について、小林多喜二の人生などを紹介しながら批判した。

■ハイライト

  • <内容>
  • 1部:フォトスライドショー&トーク「DESERTED~誰もいなくなった」谷内俊文氏(写真家)
  • 2部:講演「表現の自由をなぜ目の敵にするのか~自民党改憲草案の正体」梓澤和幸氏(弁護士/東京千代田法律事務所)

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です