2012年4月6日(金)15時より、東京都庁で行われた、石原慎太郎東京都知事定例会見の模様。
(IWJボランティアスタッフ・石川)
特集 石原慎太郎
2012年4月6日(金)15時より、東京都庁で行われた、石原慎太郎東京都知事定例会見の模様。
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石原慎太郎東京都知事定例会見。知事冒頭発言で、被災地での震災復興にあたり技術者・専門家が不足していることから任期付職員制度を活用した被災地への職員派遣についてを発表した。
また東京電力の電気料金値上げに関して一方的で目に余るとし、東京都の奥多摩地域の水力発電を東京電力に随意契約し安く売電してきたが、東京電力以外の事業者にも売電し、電力市場の競争性を高め東京電力のさらなる経営合理化を促すとした。これに関連して東京都の条例改正も検討する方針を示した。
質疑応答では、まず大阪市の橋下市長との会談について問われた都知事は、「憲法改正のあり方」について話題になったとし、都知事を大阪維新の会での政治塾の講師に招く話もあがったと回答。定例会見でたびたび発言している核シュミレーションについては特に議論は行われなかったという。
橋下市長に注目する点について都知事は、東京でやったことを橋下氏も行った点(石原都政での会計制度の見直し)を挙げ、さらに「中央集権を壊していく」などの点も、共通認識として挙げた。
国民新党の自見金融担当大臣、下地幹事長らが亀井静香代表を解任したことについて問われると「仲間に追い出された。自業自得じゃないか」と発言。新たな第三局についてはそう簡単ではないとしつつ、その一方で政界全体をシャッフルする必要性についても言及した。新党については既存の政治家で集まった政党でなく、大阪維新の会のように新しい人材を育成するなど、ヌーベルバーグが起こることが必要だとした。