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2011年4月14日(木)15時より、東京・銀座にて自由報道協会主催「プロジェクト・ホープ」医師団が見た災害現場の現状報告と病院船による救援手法についての記者会見が行われた。
会見者は、退役軍医少将で医師のDarrel R. Porr氏、同アジア地域ディレクター大谷あきこ氏。在米医師の島袋こずえ氏など4名が出席、司会は岩上安身氏が務めた。
(IWJテキストスタッフ・関根)
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2011年4月14日(木)15時より、東京・銀座にて自由報道協会主催「プロジェクト・ホープ」医師団が見た災害現場の現状報告と病院船による救援手法についての記者会見が行われた。
会見者は、退役軍医少将で医師のDarrel R. Porr氏、同アジア地域ディレクター大谷あきこ氏。在米医師の島袋こずえ氏など4名が出席、司会は岩上安身氏が務めた。
最初に各出席者から自己紹介と簡単なスピーチを行った。冒頭、大谷氏が「プロジェクト・ホープ(Project Hope)は、36カ国に支部を設置し、医療従事者の教育プログラム、医療援助や人道支援などを行うNGO団体である。今回、震災に関して何が支援できるか調査のため来日した」などと話した。
次に島袋氏が発言した。「日本の医療チームと合同で岩手、宮城、福島など沿岸沿いに調査して回った。特徴として津波を逃れた方々と被災された方々の差が激しい。ハイチ、インドネシアでは透析や怪我の治療などを要したが、今回の災害に際しては、急性疾病や怪我治療より地域医療へのサポート、損失した医療器材の提供、また子供たちや青少年への心のケアなどへの必要性を感じた」と答えた。
次にポーア氏が話した。「震災から3週間後に現地を視察、災害地域を見て、素早い復興に驚いた。プロジェクト・ホープが何ができるか、を考えたら日本の医療チームのバックアップがふさわしいと感じた」と語った。
そして質疑応答に移った。
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