2013年3月25日(月)4時から、東京都千代田区の参議院議員会館で、院内集会「原子力規制委員会の『大飯特別扱い』で運転継続は許せない!」が開かれた。参加者らは、大飯原発の稼働停止を求める裁判の経緯や、関西電力の主張への反論などを説明し、大飯原発運転差し止め仮処分の判決が出る可能性が高いことを報告した。
(IWJテキストスタッフ・荒瀬/奥松)
2013年3月25日(月)4時から、東京都千代田区の参議院議員会館で、院内集会「原子力規制委員会の『大飯特別扱い』で運転継続は許せない!」が開かれた。参加者らは、大飯原発の稼働停止を求める裁判の経緯や、関西電力の主張への反論などを説明し、大飯原発運転差し止め仮処分の判決が出る可能性が高いことを報告した。
■ハイライト
冒頭、スミス氏は、大飯原発の現状について「今は、原発に依存していくのか、省エネ・再生可能エネルギーへ向かうのかの分岐点にある。昨年、政府は政治的な決定で大飯原発の再稼働を決めてしまった。市民や良心的な学者らが声を上げ、活断層の調査も行われ、活断層の上に重要施設があることがわかっている。大飯原発は、福島の事故の前に作られた安全指針にも反する状態で稼働している。
さらに、原子力規制委員会は3月19日に、新法が7月に施行になっても、大飯原発は運転継続ができるという見解まで示している。そのような状況の中で、裁判による大飯原発運転差し止め仮処分の判決が出たとしても、関西電力が従うとは限らない。継続した市民運動が必要になってくるだろう」と話した。
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