2013年3月13日(水)、東京都千代田区の司法記者クラブで、福島原発告訴団が記者会見を行った。福島第一原発事故を巡り、業務上過失致死傷の容疑で東京電力の幹部らを告訴、告発した福島原発告訴団は、同日、会見に先立ち、福島地方検察庁検事正の堺徹氏宛てに、東京電力株主総会の議事録を証拠として上申し、迅速な強制捜査を求めた。
(IWJテキストスタッフ・富田/奥松)
2013年3月13日(水)、東京都千代田区の司法記者クラブで、福島原発告訴団が記者会見を行った。福島第一原発事故を巡り、業務上過失致死傷の容疑で東京電力の幹部らを告訴、告発した福島原発告訴団は、同日、会見に先立ち、福島地方検察庁検事正の堺徹氏宛てに、東京電力株主総会の議事録を証拠として上申し、迅速な強制捜査を求めた。
■ハイライト
会見のはじめに、武藤氏が、告訴団結成からの経緯を手短に説明した。「昨年6月に、東電幹部ら33人に対し刑事告訴を行った。だが、その後、証拠押収のための捜査は一向に行なわれないばかりか、この3月末には立件の可否が出るだろう、と報道されるようになった。しかも、記事の最後には、決まり文句のように、起訴は難しい、と記されている。私たちは危機感を募らせ、1月に『厳正な捜査と起訴を求める緊急署名』の活動を始め、2月22日に、まず約4万筆を東京地検に提出した。本日は、その第2弾の約6万筆を、同じ東京地検に提出した」と、東電幹部らの刑事裁判を求める国民が多いことを、改めて訴えた。
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