2013年3月1日(金)、東京都千代田区の衆議院第二議員会館で行われた「TPPを考える国民会議 緊急集会」後の記者会見の模様。
特集 TPP問題
2013年3月1日(金)、東京都千代田区の衆議院第二議員会館で行われた「TPPを考える国民会議 緊急集会」後の記者会見の模様。
■ハイライト
― 以下、全文書き起こし ―
徳永「みなさん、今日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。今日は、TPPを慎重に考える会と、TPPを考える国民会議、続いて集会を開かせて頂きました。勉強会と集会というかたちでございました。そして、緊急アピール文の採択もさせて頂きました。
今日、これから記者会見を行ないたいと思いますので、まずは今回、共同代表をして頂きました会長からご挨拶を頂きたいと思います」
原中「今日、安倍総理がアメリカに行きまして、なんか公約と違うような行動が取られて、このままで日本が本当にいいのかなという、非常に忸怩たる思いをしながら、今日の会議を開いたわけでございます。
みなさん、御存知の通り、このTPPは単なる関税の問題だけではございません。それによってどういう事が起こるのか。あるいは、これを締結することによって、日本の国民がどれだけの利益があるのかということも何の発表もございません。
私たちの非常に身近にある2000年にも渡ったコメの文化、これがあっという間に消えてしまう。おそらく今44%ぐらいの自給率がひと桁になるだろうと言われております。こんな地球上に人口がどんどん増えている時に、日本の国内の食べ物がなくなるということを果たしてでてきていいのかということが、非常に心配しております。
(…会員ページにつづく)