東日本大震災一周年にあたる2012年3月11日(日)に、「さようなら原発 埼玉アクション」が主宰する「3.11福島集会連帯さようなら原発 川越デモ」が、川越駅東口・緑地公園にて行われた。川越の古い町並みを、およそ130人の参加者が「We shall overcome」のメロディーにのせて「原発はもういらない」を歌いながら歩き、「子どもたちの未来を守るために、原発を廃炉にしよう」と訴えた。震災直後の昨年3月12日に、家族の介護のために福島に向かった川越在住の女性が、「放射能飛散に関する国や自治体からの情報や指示は、まったくなかった」と自分の体験を話した。最後に「さようなら原発 川越の会」が4月20日に発足する、という報告があった。