世界の自動車産業が完全にEVシフトする中、遅れが指摘される日本の自動車メーカーが、いよいよ動き始めた。HONDA、TOYOTAの劇的EVシフト宣言に続き、商用車大手で初めて、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)が2030年代中の完全EVシフトを宣言したのである。
MFTBCのEVシフトには、本文で述べる、EVにこだわりを持つはずの大株主の意向が働いた可能性も考えられる。
MFTBC初の量産型電気小型トラック「eCanter」は、1回充電で約100kmを走行する性能を持つ。まだ実証実験的段階とはいえ、すでに国内はもとより、世界13カ国で300台が稼働。コロナ禍のタジキスタンでは医療用回診車として10台が活用されるという。
MFTBCは、2022年を「EVトラック元年」と名付け、EVシフトに力を入れる模様。日本メーカーの健闘に、要注目である。
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