第4回 武田邦彦ブログ門下生による食品のベクレル測定ダダモレ中継プロジェクト 2012.3.1

記事公開日:2012.3.1取材地: テキスト動画
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(IWJ・ぎぎまき)

 2012年3月1日(木)、千葉県柏市のベクミル柏店にて、恒例となった「武田邦彦ブログ門下生による食品のベクレル測定ダダモレ中継プロジェクト(Aプロジェクト)」が行われた。

■イントロ

 今回はいつものメンバーに加え、放射能汚染の少ない地域の食材や、放射能汚染に気を使って製造しているメーカーの情報を発信しているOKFOODの八木さん、内山さんがゲストとして参加。OKFOODを始めたきっかけや、日々、メーカーに問い合わせる中で感じていることを、Aプロジェクト代表の朝田さんがインタビュー。

 Aプロジェクトは、これを測定して欲しいという市民の声をツイッターで集め、測定する食材を選択。今回は、プリンやぽんず、ジャムや焼きそば麺などに加え、房総沖で採れたびんちょうマグロや、300ベクレルが検出されたとネット上で話題になったパンを測定。測定結果は、下記の通り。

森永の焼きプリン ほろにがカラメルソース(405.0g) 0.0bq/kg ±1.4
ミツカン ゆずぽんず(379.0g) 0.0bq/kg ±1.6
明治屋ブルーベリージャム(528.0g) 0.6183bq/kg
雪印バター(340.0g) 0.0bq/kg ±1.7
豚ひき肉・国産豚(447.0g) 0.0bq/kg ±1.4
日本ハム・森の薫りやわらかスモーク(381.0g) 2.889bq/kg ±1.7
びんちょうマグロ房総沖(381.0g) 4.554bq/kg ±1.7
焼きそばマルちゃんTOYO SUISAN(454.0g) 0.0bq/kg ±1.3
ヤマザキ製パンもっちパン・ミート&チーズ(485.0g) 0.0bq/kg ±1.3
*10bq/kg以下の数値には意味がありません。(0から9.99までの可能性がある、ということでしかありません)

 ベクミル柏店で使用されている測定器は、10ベクレルが検出限界値。今回選ばれたすべての食品、食材は10ベクレルを上回ることはなかった。食品や食材にベクレル数を表示することを義務づけるなどの対策が取られていてもおかしくない事態の中、こうした市民による積極的な情報収集と情報共有によって、国民の安心が支えられているところが大きい。0ベクレルを目指すのであれば、今回、すべての測定対象が検出限界値未満だったとしても安心はできないが、10ベクレルという数値を一つの拠り所とし、安心を得た市民も多いだろう。加工食品に使われている食材の中には、原発事故前のものもある。前回と同様、検出限界値を超えるものはなかったが、継続して続けていくことが大事。次回のAプロジェクトの開催日は未定だが、約1ヶ月後を予定している。

 湘南パパによる「測定器の正しい知識」のコーナーは、会員用全編動画の1時間24分30秒ごろから。

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

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