2012年2月2日、千葉県柏市のベクミル柏店にて、第３回Aプロジェクトが行われた。

　このプロジェクトは、ボランティアと寄付によって運営され、食品のベクレルを自分たちで測り、伝えようという活動だ。3.11以降、武田邦彦氏のブログに情報を求める読者が多数訪れるようになり、コメント欄で訪問者同士の情報交換が行われた。そこへコメントを行っていた朝田氏を中心にプロジェクトが始動。顔の見えないネットの世界を飛び出した。

• 日時 2012年2月2日（木）
• 場所 ベクミル柏店（千葉県柏市）

　今回はミネラルウォーターやコンビニで販売されているおにぎり、乳製品など９種類が検体として選ばれた。まず、検体を容器に隙間なく入れて、計量。次に、機械に重さを入力し計測を開始する。操作は簡単だという。２０分程待つと、アラームが鳴り結果が出た。いずれの食品も検出限界値以下という結果になった。朝田氏らは「これからも情報発信を続けていく」と述べ、今後の活動に意欲を示した。

　また、放射線測定を行っている湘南パパが、測定器の正しい知識について説明した。そして、ノンフィクションライターの窪田順生氏が福島県取材や武田邦彦氏の著書について語った。