2020年7月1日、東海第二原子力発電所の再稼働に向け、工事を進めている台東区の日本原子力発電株式会社本店前に、「止めよう!東海第二原発首都圏連絡会」を中心に市民らが、工事の中止を訴えて抗議の街頭宣伝活動を行った。
主催者らは、毎月1回、東海第二原発が2011年3月11日の東日本大震災で被災し、40年を超えた老朽原発であることなどから、事故の懸念が多大だと指摘、再稼働を思いとどまるよう、申し入れをしてきた。
今回は、新型コロナウイルスの蔓延する中「東海第二原発の過酷事故が起きた場合、大規模な住民避難対策と原発事故対応とはまったく相容れない」として、再稼働に向けた一切の工事を新型コロナ終息まで中止することを訴え、申し入れ書を手渡した。
回答期限は2020年7月15日とした。