2018年9月1日(土)に墨田区横綱町公園内・関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑前にて「関東大震災95周年 朝鮮人犠牲者追悼式典」が行われた。
8月8日、東京都庁舎で小池都知事宛てで『「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」へのご参列または追悼文送付を求めます』とした8,596筆の署名が9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員長の宮川泰彦氏らの手で、徳田哲吉 都総務部秘書課秘書事務担当課長に手渡された。しかしこうした署名による要請にもかかわらず、9月1日、当日小池都知事からの追悼の辞が寄せられることなく、昨年同様に「個別の式典への追悼の辞は差し控える」という冷たい回答が返ってきただけだった。
当日は元内閣総理大臣・村山富市氏、元内閣総理大臣・鳩山由紀夫氏、立憲民主党代表・枝野幸男氏、日本共産党書記局長・小池晃氏から追悼の辞が寄せられた。
宮川泰彦氏は「この事件の真実を知ることは不幸な歴史をくりかえさず民族差別をなくし人権を尊重し、善隣友好と平和の大道を拓く礎になると信じます」と語り、これからも小池知事に抗議し、真実を伝えていく意向を示した。
小池百合子都知事に、追悼文送付を求める署名を、徳田哲吉 都総務部秘書課秘書事務担当課長に手渡す要請行動や、前年の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典などの関連取材コンテンツも、是非下部からチェックしていただきたい。