2018年8月20日(月)から24日(金)まで、ホテル椿山荘東京で武器貿易条約(ATT)第4回締約国会議が行われる。日本が議長国となり、高見沢将林・軍縮会議日本政府代表部大使が議長を務める。20日午前中に「コントロール・アームズ」による記者会見が行われた。
アジア大洋州地域では日本や韓国など6カ国にとどまっており、米国、中国、ロシアなど主要国が参加しておらず、実効性の担保も課題となっているが、アナ・マクドナルド代表は「加盟国が増え、未加盟国に与える影響も増している。条約の重要さも増してきている」と述べた。
国際キャンペーン「コントロール・アームズ」は、締約国97か国の「武器貿易条約モニターレポート2018(ATT MONITOR REPORT2018)」を作成し、アナ氏は「締約国が条約をちゃんと守っているか確認したい」と述べ、責任を果たし、条約を履行する重要性を訴えた。