麻生大臣「はめられた」発言は2次加害発言!麻生大臣の辞任を要求!「被害者を加害者扱い!女性の人権をどう考えてるんですか!」山井和則議員が涙ながらに訴え~4.24 財務省セクハラ問題 野党合同ヒアリング 2018.4.24

記事公開日:2018.4.26取材地: テキスト動画
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(取材・文:谷口直哉)

※2018年5月4日、テキストを追加しました。

 「抱きしめていい?」「おっぱい触っていい?」「手縛ってあげるから」――テレビ朝日の女性記者に対して、露骨なセクハラ発言をくり返したと「週刊新潮」4月19日号で報じられ、「セクハラ事務次官」として非難を集めた福田淳一前事務次官。

 決定的な証拠としてセクハラ発言の音声テープが公開されても、福田氏本人はセクハラ行為を全面否定。さらに新潮社に対して名誉毀損訴訟も辞さないとの見解まで表明した。

 森友学園に関する決裁文書の改竄問題でも、財務省が大きな批判にさらされる状況の中、政府は4月24日の閣議で、セクハラ行為の認定も処分も行わないまま、福田氏の辞任を慌てて了承し、この問題の幕引きを図ろうとした。

 しかし、そうした政府の姑息な対応を足元から揺るがす発言が飛びだした。

 麻生太郎副総理兼財務大臣が「(福田氏は)はめられて訴えられているんじゃないかとか、いろいろご意見は世の中にいっぱいある」などと閣議後の記者会見で発言し、セクハラ問題が女性記者による策略であるかのように匂わしたのだ。福田氏の辞任でこの問題を穏便に済まそうとした政府・財務省の思惑は、なんと身内中の身内である麻生大臣の女性蔑視発言によって、失敗に終わった。

▲麻生太郎副総理兼財務大臣(2018年3月9日 撮影IWJ)

記事目次

■ハイライト

  • 日時 2018年4月24日(火)16:30~
  • 場所 衆議院本館(東京都千代田区)

「ご自身の意見を表明したわけではない」~財務省担当者の弁明に批判噴出!

 この日の午後、16時30分から開かれた「第8回 財務省セクハラ問題 野党合同ヒアリング」において、被害女性の人権と尊厳を侮辱した「セカンドレイプ」ともいえる麻生大臣の発言に対して、野党議員から大きな批判の声が上がった。

 ヒアリング冒頭、財務省担当者として出席した財務省の柳瀬護・大臣官房参事官は、麻生大臣の発言の真意を次のように説明した。

 「ご自身のネットワークの中で、見聞きされた話をご紹介されたまでであり、ご自身の意見を表明したわけではない」――

 こうした詭弁としか言いようのない財務省の説明に対して、希望の党・山井和則衆院議員は「『はめられた』ということは、被害者を事もあろうに加害者扱いしてるんですよ!」と厳しく批判した。さらに続けて、被害者の人権救済がセクハラ対策の最優先事項だとした上で、「(政府が)先頭に立ってデマみたいなことを記者会見で言うというのは、女性の人権をどう考えているんですか!」と、怒りのあまり声を詰まらせながら財務省担当者に訴えた。

▲希望の党・山井和則衆院議員

「この言葉を借りて自分の意見を表明している」「いろんな意見がある中で、これをあえて取り上げて批判している。卑怯ですよ、こんな言い方は!」民進党・神本美恵子議員の「正論」!

 民進党・神本美恵子参院議員は「麻生大臣自身の意見ではない」との見解に対して、次のように反論した。

 「この意見を紹介したということは、この言葉を借りて自分の見解を表明していることになるんですよ。いろんな意見がある中で、これを敢えて取り上げて、選択している。卑怯ですよ、こんな言い方は!」

 論理的に麻生大臣の発言の卑劣さを指摘する神本議員の言葉には、穏やかさの中にも女性としての誇りと強い怒りが感じられた。

▲民進党・神本美恵子参院議員(左)

(…会員ページにつづく)

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