【岩上安身のツイ録】「北が暴発したら、その時にミサイルが飛ぶ先は東京と北京だ! 」劣化した日本のマスコミはまともに語ろうともしない中国―北朝鮮の現状を、12月8日、矢吹晋・横浜市立大学名誉教授にインタビュー予定! 2017.12.1

記事公開日:2017.12.1 テキスト
このエントリーをはてなブックマークに追加

 中国の特使を門前払いにした北朝鮮は、回答としてICBMをぶっ放した。米国にも中国にも従わず、という意思表明。さっそく米国は国連安保理を招集し、世界中の全ての国々に北との関係断絶を求めた。中国と米国との間で話はついている。これから中国が本格的な兵糧攻めに入る。米国は念押し。

 明けて12月。8日に中国ウォッチャー第一人者の矢吹晋横浜市立大学名誉教授に緊急インタビューを行う。

 中国と北朝鮮の間には深い溝が刻まれてしまった。日本のマスコミは中国と北朝鮮についてはどんなに悪罵を投げかけてもいいと思っているので、報道や論評がどんどん劣化してしまい、日本では現状がわからなくなっている、と矢吹教授は憤慨する。

 日本では中国と北朝鮮については、どんなデタラメを書いても許されてしまう状況になっているので、報道も論評も単行本もデタラメばかりだと矢吹教授は怒る。日本ではほとんど真実が報じられていない。その真実を語っていただく。

 習近平が権力強化した意味をまともに伝えた日本のメディアは皆無だと矢吹教授はいう。戦争も辞さないという体制強化であり、「兵糧攻めのあげく、北が屈服せず、暴発したら、その時にミサイルが飛ぶ先は東京と北京である」とも。

 北朝鮮との最前線に立つ米国は、この厄介な相手との戦いに、日本だけでなく、中国をも巻き込んだ。北京には核戦争を想定した巨大な核シェルターがあるという。

 日本は米国にただただ追随するばかりで、首都に核ミサイルが飛んで来ても何もできない。永田町、霞ヶ関、大手町には政官財の中枢が集中しているのに、何十万人も避難し、政府機能を継続できる核シェルターなど皆無。ミサイル防衛システムなど竹槍。

 

※2017年12月1日付けのツイートを並べて加筆し、掲載しています。

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です