「バカ・アホ」の維新・足立康史議員が国会で立憲・福山哲郎幹事長や希望・玉木雄一郎代表、自民・石破茂元幹事長を「犯罪者」呼ばわり! 安倍政権アシストの「ゆ党」維新に何の存在価値があるのか!? 2017.11.17

記事公開日:2017.11.17 テキスト
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(IWJ編集部)

 一体いつまで、こんな人物が国会議員のバッジをつけて、議事堂内の赤絨毯を踏み、ふんぞり返って妄言を吐くのを我々国民は我慢し続けなければいけないのだろうか――?

 国会の場で、「アホ」「バカ」など他党への暴言を繰り返し、懲罰動議も受けてきた日本維新の会の足立康史議員が、またしても国会で許しがたい暴言を吐いた。

 暴言が出たのは、2017年11月15日に行われた衆院文科委員会でのこと。質疑に立った足立議員は、立憲民主党の福山哲郎幹事長や希望の党の玉木雄一郎代表、自民党の石破茂元幹事長の名前をあげ、「私は犯罪者だと思ってます」と断言した。

 その上で、「李下に冠を正した安倍総理に対して、犯罪者たちが周りを取り囲んで非難している」と述べ、安倍総理を擁護。さらに質疑の後半では、立憲民主党の辻元清美国対委員長の名前をあげ、森友学園問題に辻元議員が関与しているかのような発言をした。なぜ犯罪者と断言できるのか、なぜ森友学園問題と関係していると断言できるのか、その具体的な根拠は明示されなかった。

▲日本維新の会・足立康史衆議院議員(2017年5月3日IWJ撮影)

 文科委が開かれる前日の14日には、林芳正文科相が「加計学園」の獣医学部新設に「認可」の判断を下したばかりであった。立憲民主党や希望の党の質問者らが、この問題を徹底追及すべく、緊張感のある質疑を展開していただけに、足立議員の発言の軽薄さ、悪質さは際立っていた。

 いい加減、足立議員には、国会からも政界からもご退場願いたい。

傲慢・与党から野党が守り抜いた貴重な「160分」の質疑時間のうち20分間を日本維新の会・足立康史議員が浪費!

 野党でありながら、「加計学園」問題にまつわる数々の疑惑については一切追及することなく、維新以外の野党の議員を次々名指しして批判し、安倍総理をヨイショする足立議員は、一体「どこから目線」なのだろうか? 少なくとも、安倍政権の不正を追及する「野党」としての意思がないことだけは、間違いない。

 にもかかわらず、与党でもないため、維新にも、野党としての質問時間が割り振られてしまう。その貴重な質問時間を足立議員の暴言のオンパレードによってムダに費やされてしまうのは、理不尽という他はない。

 15日の文科委は、ただでさえ、真剣な野党にとっては1分1秒も無駄にできない大切な委員会であった。委員会の開会直前に、自民党が野党側に質問時間を与党に譲るよう求めるという、暴挙に出た。自民党は、慣例となっている「与党2対野党8」の時間配分を「与党5対野党5」にするよう求めたが、野党側は「加計学園問題での追及を避けるのか」と抗議。結局、質疑時間4時間のうち、「与党1(80分)対野党2(160分)」で決着がつけられたが、大事な委員会の質疑時間が、与党側によって削られる形となった。

 野党がかろうじて与党から守り抜いた貴重な「160分」を、足立議員は悪質で無価値な質問によって20分間も浪費した。許しがたい所業である。

 文科委の野党側筆頭理事を務める立憲民主党の川内博史議員は、懲罰動議の提出も含めて、対応を検討しているというが、そもそも、こんな日本維新の会に質疑時間を20分間も配分したことそのものが間違いだったのではないか?

 IWJがそのように尋ねると、川内議員の秘書は、「社民党などの少数会派を尊重した割り振りにした。割り振りの段階では、野党の理事予定者懇談会に維新の串田誠一・文科委員も参加していたので、維新にも野党の枠内で配分した。足立さんのことだから予想されたことではあったけれども、予想以上の発言をされた」と戸惑いを見せた。

▲川内博史議員(2017年11月15日IWJ撮影)

 日本維新の会は、いわゆる「野党6会派」の中には入らず、今回の質疑でも、まるで「与党
の立場にあるかのような質疑を展開した。だが、質問時間の配分の確保という、都合の良いときだけは、「野党」の顔をするらしい。維新が与党でも、野党でもない、「ゆ党」と呼ばれるゆえんである。卑屈この上ない。

過去にも「民進党はアホ・バカ」で懲罰動議…小選挙区で落ち続けるも、前言を撤回して比例復活!

 足立議員が懲罰動議をくらうのははじめてではない。2016年には、民進党に対し「民進党はあほでバカでどうしようもない政党」「民進党はウソつき」などと他党を侮辱し、合計4回も懲罰動議を受けている。産経新聞は、足立議員の過激さをもてはやして「維新のトランプ」などと呼んでいるようだが、真剣な国民や野党議員にとっては、害悪でしかない。

 その証拠に、足立議員は2012年の衆院選初当選以降、2014年、2017年は2回連続で大阪9区の小選挙区で落選している。いずれも比例復活を果たしているが、大阪9区の有権者は、足立議員を選んでなどいないのだ。

 今回の衆院選に際して、足立議員は公示日翌日の10月11日、「連続落選なら、私は比例枠を返上する」とツイートしていたが、連続落選が確実になると、「大阪9区以外の皆様からも比例票を通じて『足立支持』の票を多数いただいたことを知り、そうした有権者のお気持ちに応えていく決意を固めました
と、ちゃっかり前言を撤回した。

▲足立康史議員のツイート(2017年10月11日)

 日本維新の会がまともな政党であるならば、党の名誉と品性を汚したとして足立議員を除名にすべきである。こんな暴言議員を許しているようでは、次の選挙でも維新の支持率はさらに低下することだろう。また、党の処分が示される前に、足立議員自身は自ら比例枠を返上して、議員辞職すべきである。

維新・片山虎之助共同代表が「陳謝」「撤回」を表明するも、除名処分・議員辞職については否定 本人のコメントもなし

 懲罰動議を受けても暴言をやめない足立議員は、国民を舐めきっているのだろう。IWJは足立議員の国会事務所に取材をしたが、担当者は「本人はコメントできない。片山虎之助共同代表が会見でコメントをしている」と述べるのみだった。

 しかし、維新の片山虎之助共同代表が11月16日に開いた記者会見の内容は、とうてい納得のできるものではなかった。

 「昨日の衆議院の委員会で、我が党の足立議員の質問の中に不穏当な発言があった。彼は断定したわけではないんですよ。ただし誤解を招く恐れがあるんで、陳謝して撤回したいと、こう言っていますので。大変ユニークで個性的な人で、私は個人的には好きなんですよ…

▲片山虎之助共同代表(日本維新の会のツイッターより)

 「陳謝」「撤回」という言葉はあるものの、反省は全く感じられない。「断定したわけではない」というが、足立議員ははっきりと「犯罪者だと思ってます」と断言し、合計5回も「犯罪者」という言葉を繰り返している。「誤解を招く恐れがある」と述べる片山共同代表は、実質的には足立議員を擁護しているだけである。

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