2012年11月5日(月)、衆議院第二議員会館で、「Nuclear Free Now 脱原発世界会議2 2012.12.15-16 日比谷&郡山」発表記者会見が開かれた。日比谷と福島県郡山市で同時に行われるこのアクションについて、共同代表4名の他、前福島県知事や核エネルギー問題の専門家が登壇し、概要や趣旨を説明した。
2012年11月5日(月)、衆議院第二議員会館で、「Nuclear Free Now 脱原発世界会議2 2012.12.15-16 日比谷&郡山」発表記者会見が開かれた。日比谷と福島県郡山市で同時に行われるこのアクションについて、共同代表4名の他、前福島県知事や核エネルギー問題の専門家が登壇し、概要や趣旨を説明した。
■ハイライト
今年1月、パシフィコ横浜で開かれた、脱原発世界会議第一回の来場者数は述べ1万人。第2回目は、12月15日と16日の二日間に渡り、福島県郡山市と東京都日比谷での同時開催。郡山市で行われる、IAEAと政府による「原子力安全福島閣僚会議」の日程に合わせた形だ。原発事故の被災者の健康や権利を軽んじるような議論の場にならないよう注視すると同時に、世界各国から訪れるリーダーや専門家が集まる機会に、現地から事故の実態と教訓を発信するのが狙い。
イベントの当日、都内では、脱原発と再生可能エネルギー社会をつくるための国際会議が開かれる。原子力の規制や放射線被ばく、脱原発社会の構築に詳しい専門家がゲストとして海外から招かれている他、日比谷公園では市民ひろばを設置し、関連したテーマのブースや市民参加型のイベントやデモが予定されている。一方、郡山市では、36都道府県80名の首長からなる「脱原発をめざす首長会議」主催で、加盟の市町村長らで脱原発の勉強会を企画。まだ内容は未定だが、福島県民を中心とするグループにより、「フクシマ・アクション・プロジェクト」が関連企画として盛り込まれている。