2017年5月18日(木)18時より東京都千代田区のアルカディア市ケ谷にて、ワークショップ 国際地政学研究所が開催された。
■ハイライト
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2024.11.1
戦場は日本列島!緊迫化する北朝鮮情勢、安倍政権に核ミサイル着弾の「覚悟」はあるか~岩上安身によるインタビュー 第749回 ゲスト 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏 2017.5.8
2017.5.8
「『米国の抑止力が効いていれば戦争にならない』というのは日本人の平和ボケの所以。相手の意志に働きかけてミサイルが飛んでこないようにすることが大事」―柳澤協二氏・元内閣官房副長官補 2017.3.16
2017.3.19
北方領土返還もありえる!?「日本との善隣関係を建設」ロシアの対外政策公文書に従来ありえなかった一文が追加されていた――NPO国際地政学研究所ワークショップ 2017.1.19
2017.1.31
南スーダン駆け付け警護「自衛隊はどの程度何をやり、どういうときに引き上げるのか」徹底した議論の不足を元内閣官房副長官補・柳澤協二氏らが指摘――NPO国際地政学研究所・シンポジウム 2016.11.6
2016.11.13
2016年国際地政学研究所第8回ワークショップ ~日本の安全保障・安全保障能力の検証―RMAに向けて 2016.8.25
2016.8.26
2016年国際地政学研究所第7回ワークショップ ~暴力国家の実体 ―北朝鮮、そしてISIL 2016.7.20
2016.7.20
2016年第4回 国際地政学研究所ワークショップ ~ロシアの動向 国際情勢へのインパクト 2016.4.21
2016.4.21
日本の防衛に護憲も改憲派もないと思います。要は憲法9条で全国民が平和ボケしているというか、70年間日本が戦争をしないことで戦争へのリアル感が薄くなったのだと思います。これはとても貴重な体験だと思います。 今日本を護るためにと現政権は言っていますが、どの国が何のために日本を攻撃してくるのでしょうか。今までは中国が攻めてくる、今度は北朝鮮が攻めてくるといっていますが、彼らは何のために日本を攻めてくるのでしょうか。そして北はサリンを持っているとかミサイルを撃ってくるといいますが、その為には彼らの国益が図られるのでしょうか。 今日本にとって脅威なのはアメリカそのものではないのですか。ほんとうにアメリカは日本を護ってくれるのですか。60年安保の時の反対の理由は日本が戦争に巻き込まれるということでした。サイバー攻撃で日本の電源を止めたり経済を破壊することすらできるのです。もはや武器で人を殺すことだけが闘いではないのではありません。もちろん外交も必要ですが日本政府は戦争を煽るだけでどれだけの努力をしているのでしょうか。 いま必要なのは大東亜戦争を誰が何の目的で始めたのか。ほんとうに勝てると思ったのか。それはほんとうに自衛の戦いであったのか。その反省もなく今の日本の防衛を考えることは再び同じ過ちを犯すことにならないのでしようか。 また、第2次世界大戦後の戦争はアフガニスタンを除いてはアメリカによる内戦の戦いではなかったのではないでしょうか。もし明治維新の時に徳川幕府との戦いをしていたら日本もまた中東のようになっていたと思います。だから朝鮮民族も同じ過ちを起こすはずがない。韓国の融和政策は当然の帰結であると思います。 カネのかからない防衛政策は日本も核を搭載した潜水艦を数隻持って日本を攻めてきたらその国に報復するとか、ある国のように軍隊を持たず外交で国を護ることではないのでしょうか。今の日本の防衛論は単なる気休めか、机上の論にすぎないのではないでしょうか。
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日本の防衛に護憲も改憲派もないと思います。要は憲法9条で全国民が平和ボケしているというか、70年間日本が戦争をしないことで戦争へのリアル感が薄くなったのだと思います。これはとても貴重な体験だと思います。
今日本を護るためにと現政権は言っていますが、どの国が何のために日本を攻撃してくるのでしょうか。今までは中国が攻めてくる、今度は北朝鮮が攻めてくるといっていますが、彼らは何のために日本を攻めてくるのでしょうか。そして北はサリンを持っているとかミサイルを撃ってくるといいますが、その為には彼らの国益が図られるのでしょうか。
今日本にとって脅威なのはアメリカそのものではないのですか。ほんとうにアメリカは日本を護ってくれるのですか。60年安保の時の反対の理由は日本が戦争に巻き込まれるということでした。サイバー攻撃で日本の電源を止めたり経済を破壊することすらできるのです。もはや武器で人を殺すことだけが闘いではないのではありません。もちろん外交も必要ですが日本政府は戦争を煽るだけでどれだけの努力をしているのでしょうか。
いま必要なのは大東亜戦争を誰が何の目的で始めたのか。ほんとうに勝てると思ったのか。それはほんとうに自衛の戦いであったのか。その反省もなく今の日本の防衛を考えることは再び同じ過ちを犯すことにならないのでしようか。
また、第2次世界大戦後の戦争はアフガニスタンを除いてはアメリカによる内戦の戦いではなかったのではないでしょうか。もし明治維新の時に徳川幕府との戦いをしていたら日本もまた中東のようになっていたと思います。だから朝鮮民族も同じ過ちを起こすはずがない。韓国の融和政策は当然の帰結であると思います。
カネのかからない防衛政策は日本も核を搭載した潜水艦を数隻持って日本を攻めてきたらその国に報復するとか、ある国のように軍隊を持たず外交で国を護ることではないのでしょうか。今の日本の防衛論は単なる気休めか、机上の論にすぎないのではないでしょうか。