2012年2月11日(土)にIWJ主催で行った、「第一回・市民ジャーナリズム学校」の模様。
2012年2月11日(土)にIWJ主催で行った、「第一回・市民ジャーナリズム学校」の模様。
■ハイライト
冒頭、岩上安身が挨拶し、開校に至った想いと経緯を説明した。
従来、一握りの商業メディアに与えられてきた情報発信者としての特権。インターネットの普及により、一市民が自ら情報を発信し易い環境が整ったと、自身のインターネットとの出会いに触れながら語った。2010年からは家庭用のビデオカメラとインターネット生中継の技術を活用し、マスメディアが報道しない事実を発信している。その経験を踏まえ、市民が情報の主権者となるために、情報を発信する上での具体的な技法と作法を学ぶ場となる市民ジャーナリズム学校を考案した。
校長として就任した日隅一雄氏が、第一回目の講師として登壇。元新聞記者で、今は弁護士とジャーナリストの二足のわらじを履く日隅氏は、弁護士の仕事で生活の糧を得ているため、「専業」ジャーナリストではなく、「兼業」ジャーナリストだ。損得とは関係なく、自身が正しいと思う情報を世に送り出す重要性を一歩先に実践していた日隅氏に、岩上はかねてより市民ジャーナリスト育成のアイディアを伝えていた。癌を煩う日隅氏は早急な開校を希望した。
(…会員ページにつづく)