2012年10月20日(土)13時より、東京都千代田区の自由報道協会 麹町報道会見場にて「アレクセイ・ネステレンコ氏 記者会見」が行われた。
ベラルーシのベルラド放射能安全研究所所長のアレクセイ・ネステレンコ氏は、福島の被災地を視察して、「現地の高線量と、日本政府の、子どもたちの健康に対する配慮のなさに驚いた」と語り、チェルノブイリ原発事故の体験をもとに、注意を喚起した。
※冒頭、若干ピントがあっていない箇所がございます。ご了承ください。
(IWJテキストスタッフ:関根かんじ/奥松)
2012年10月20日(土)13時より、東京都千代田区の自由報道協会 麹町報道会見場にて「アレクセイ・ネステレンコ氏 記者会見」が行われた。
ベラルーシのベルラド放射能安全研究所所長のアレクセイ・ネステレンコ氏は、福島の被災地を視察して、「現地の高線量と、日本政府の、子どもたちの健康に対する配慮のなさに驚いた」と語り、チェルノブイリ原発事故の体験をもとに、注意を喚起した。
※冒頭、若干ピントがあっていない箇所がございます。ご了承ください。
■ハイライト
冒頭、ネステレンコ氏は、被災地へのお悔やみと、記者会見のお礼を述べた。
そして、被災地について「チェルノブイリ原発事故後の、ベラルーシを彷彿させた。高い放射能汚染の状況にも驚いた。日本の政府の対応をみて、1986年にソ連政府がしたことと同じ失敗を繰り返しているようだと思った。福島で住民と話したが、彼らの真実の声を、政府は隠している、という印象を受けた。人が住んでいる地域にしては、放射線量が高すぎて心配だ。さらに、それらの地域を網羅する細かい汚染マップがない。日本は人口密度が高く、家屋も密集しているので、詳しい汚染地図は必要だ」と語った。
(…会員ページにつづく)