2012年10月10日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で、「第4回 原子力規制委員会」が行われた。今回の議題は以下の5つで、原子力規制庁の担当者がそれぞれ説明を行った。この日も、これまでの委員会と同様、活発な議論は行われず、1時間20分にわたる委員会は、淡々と進められた。
(IWJ・大西)
2012年10月10日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で、「第4回 原子力規制委員会」が行われた。今回の議題は以下の5つで、原子力規制庁の担当者がそれぞれ説明を行った。この日も、これまでの委員会と同様、活発な議論は行われず、1時間20分にわたる委員会は、淡々と進められた。
■ハイライト
まず、議題1について、原子力規制庁の山形調整官が説明を行った。これは、「核燃料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に基づいて、福島の原発事故からの教訓や最新の知見などを踏まえた新たな基準策定を目的としている。検討の進め方としては、まず原子力規制委員会・規制庁が公開の場で基準骨子案を策定し、その後、有識者や被規制者からの意見、さらにパブリックコメントなどを踏まえた上で基準を作成することが説明された。説明の後、更田豊志委員が「設計基準地震・津波については、検討に加わる専門家、有識者の分野が著しく異なるため、平行して別の場で検討する」と補足した。
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