2012年1月27日(金)、自由報道協会の設立1周年を記念して創設された「自由報道協会賞」の各部門賞と大賞が発表され、その表彰式が行われた。
自由報道協会賞は、取材、報道あるいは評論活動などを通じて、ジャーナリストとして顕著な業績を上げ、ジャーナリズムの信用と権威を高めた記者などに対して授与される「大賞」と、「報道賞」、「マイクロジャーナリズム賞」などの部門賞があり、いずれも一般の公募により推薦と投票が行われた。
大賞は、2011年5月にがんで余命半年と宣告されながら、東電記者会見などで東電の施策の矛盾や嘘を追及し、暴いてきた、ジャーナリスト・日隅一雄氏の名を冠して、「日隅一雄賞」と名付けられた。
授賞式では冒頭、小沢一郎元民主党代表が登壇し、「オープンな会見をするべきという考えを持っていた」と自身の情報公開への考え方を述べた。また、授賞式にはジャーナリストの田原総一郎氏も登壇し、会場を沸かせた。
IWJは、ツイッター、ブログなどを対象とした「マイクロジャーナリズム賞」を受賞し、代表である岩上安身が、個人として「大賞」を受賞した。