2012年1月23日(月)第4会原子力安全委員会定例会議が開かれた。会議では2つの議題が扱われ、その後、記者ブリーフィングが行われた。
記者ブリーフィングでは、18日の保安院による意見聴取会の騒動をうけ、記者と原子力安全委員会代表3名との間で、ストレステストを中心とする質疑応答が続いた。ストレステストに対する原子力安全委員会の役割とは、「現在の科学技術の水準に照らして妥当なものになっているかどうかを確認する」=総合的安全評価を行うこと。大飯原発に関しては、保安院からまだ正式な報告は受けておらず、今後、保安院より提出される評価結果については、原子力安全委員会でも、外部専門家を呼び、公開の検討会を設ける、とした。2012年4月から、原子力安全委員会は保安院と統合され、原子力規制庁に移管される。