2012年7月4日(水)、衆議院第二議員会館で、「民主党 原発事故収束対策PT総会」が行われた。
(IWJ・遠田)
2012年7月4日(水)、衆議院第二議員会館で、「民主党 原発事故収束対策PT総会」が行われた。
■ハイライト
民主党の脱原発ロードマップを考える会世話人の平岡秀夫衆院議員から、同会が6月27日に発表した「脱原発ロードマップ第1次提言」についてヒアリングが行われた。
提言は「遅くとも2025年までに原発稼働の完全停止、省電力2割、総発電量に占める再生可能エネルギーの4割導入」を目標とし、発送電分離や再生可能エネルギーの効率化、核燃サイクル見直しなどの論点も提示。平岡議員は今後の同会の活動について「ロードマップを実現するため、脱原発基本法を作りたい」と意欲を示した。
一方、原発事故収束対策プロジェクトチームの荒井聰座長は、同提言について「原発を廃炉にする基準策定が難しい。どう乗り越えるか提言に盛り込み、再生可能エネルギーの拡大についても具体的に考える必要がある」と改善点を指摘した。