「リベラル新党を作り上げて、この国を変えていく」
衆院選に大阪9区から無所属で立候補している辻恵元衆議院議員が12月5日(金)19時より、大阪府茨木市・茨木駅西口で街頭演説し、支持を訴えた。
辻氏は、集団的自衛権行使容認や原発再稼働、アベノミクスの失敗を挙げながら、国民の受け皿となるリベラル勢力の結集が必要だと主張。応援には下地真樹・阪南大学経済学部准教授も駆けつけた。
(取材:IWJ京都・萩崎茂、記事:IWJ・原佑介)
特集 総選挙2014
※12月8日テキスト追加しました!
「リベラル新党を作り上げて、この国を変えていく」
衆院選に大阪9区から無所属で立候補している辻恵元衆議院議員が12月5日(金)19時より、大阪府茨木市・茨木駅西口で街頭演説し、支持を訴えた。
辻氏は、集団的自衛権行使容認や原発再稼働、アベノミクスの失敗を挙げながら、国民の受け皿となるリベラル勢力の結集が必要だと主張。応援には下地真樹・阪南大学経済学部准教授も駆けつけた。
■ハイライト
※以下、発言要旨を掲載します
辻恵候補(以下、辻・敬称略)「私は2期、5年間、衆議院議員として活動してきました。国民の生活が第一を実現しようという思いで、全力をあげてきました。東日本大震災を受け、法務関係の責任者として、瓦礫撤去の問題など、法律案を作り、立法しました。
国民生活を立て直すために頑張りましたが、残念ながら政権が変わり、安倍さんのもとで180度反対の政治が行われようとしていることに、大変悔しい思いをしています。安倍政権は手続き面でも、やろうとしている中身にしても、理不尽で誠意のかけらもありません。
国民の声を聞こうとしない2つの例を挙げます。
ひとつは原発再稼働。国民の多くの反対にも関わらず、来年(2015年)には川内原発の再稼働を強引に推し進めようとしています。安全神話が嘘だったことは、明らかになっています。関西でも、若狭の原発が、いつ福島と同じになるかわからない。7割の国民が廃炉を望むのは当然のことです。それなのに、この声が反映されないのです。
もうひとつは集団的自衛権、憲法改正の問題です。安倍政権は、国民の意向を無視して、独断専行を繰り返しています。国民の半数以上が集団的自衛権行使に反対の意向を示しているのに、閣議決定で憲法解釈を変更したとしています。これは無効だと断言できます。
しかし、安倍政権は来年、自衛隊法などの法を改正しようとしています。安倍政権は、戦争中、国民の権利を制限し、国の命令に従うよう、国民の義務を拡大する方針です。人権を蔑ろにする法案が作られようとしています。国民の反対意見が多数であるにも関わらず、なぜ実現しようとしているのでしょうか」
(…会員ページにつづく)