2010年12月22日(水)、岩上安身は、小沢一郎氏インタビュー前日に、小沢氏の弁護団長・弘中惇一郎(ひろなか じゅんいちろう)弁護士にインタビューをした。
小沢一郎氏が現在おかれている法的な立場、報道の「知る権利」と基本的人権を、どう折り合いつけていったらよいのか等、刑事弁護人の立場からのお話をうかがいました。
弘中弁護士は、2つのことを理解してほしいと言います。
1つは、インターネットであれテレビであれ国会であれ、話した記録はそのまま刑事裁判の記録として使われてしまう可能性があるということ。
もう1つは、被告人質問は、刑事裁判の中で一番最後に行われるものであるということ。すべての証拠が提出され、裁判で吟味され、客観的事実が明らかになった後、被告人に話を聞くというが、裁判の鉄則であるということ。