震災後初の新規採用職員33名が入庁~2014年度 原子力規制委員会 新規採用職員任命式 2014.4.1

記事公開日:2014.4.1取材地: テキスト動画
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 2014年4月1日(火)13時30分から、東京都港区の原子力規制庁で、2014年度原子力規制委員会新規採用職員任命式が行われ、田中俊一委員長から訓示があり、新規採用職員代表から誓いの言葉が交わされた。今回採用された33名は、規制委・規制庁が発足した後初めて採用された新規職員だ。

■全編動画

  • 辞令交付、委員長訓示、新規採用職員宣誓、等
  • 日時 2014年4月1日(火) 13:30~
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

 原子力規制委員会・規制庁が発足後、初の独自採用となる新規採用職員33名の任命式が行われた。田中委員長は訓示で、「新しい職場に入った時の気持ちを忘れないよう、意識して新鮮な気持ちを持つように心がけていただきたい」とあいさつし、「(原子力規制庁は)安全に資する提案ができる人、これが一番評価される組織」であり、安全文化の二つの要素として(1)「questioning attitude」(疑問に思うことはなんでも聞く)(2)「lessons learned」(教訓を学ぶ)を紹介した。

 3.11震災による原発事故の後に規制庁に入庁したという意味においては、「志の高さを非常に高く評価しますし、尊敬いたします」と述べ、「大変な仕事だが、みなさんの志を達成できるよう、一緒に頑張っていきたい」と閉めた。

 新規採用職員代表者からの誓いの言葉では、「原子力行政に関する正確な情報を分かり易く国民に伝え、原子力規制行政に対する信頼を取り戻すこと、そこに規制委員会・規制庁の役割がある」との考えを述べた上で、「一日も早く業務に欠かすことのできない人材になれるよう、全力で仕事に取り組んでいきたい」と決意した。

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