熊本県のPRキャラクターで、「ゆるキャラ」として知られるくまモンが2月14日、日本外国特派員協会で記者会見を開いた。同席したくまもとブランド推進課長の成尾雅貴氏が熊本県のPR戦略を紹介。くまモンは外国人記者を前に「くまモン体操」を披露した。
くまモンってどんなキャラクター?
くまモンは九州新幹線の開業元年である2011年に誕生し、その年の「ゆるきゃらグランプリ」で優勝、いまや全国区のキャラクターとなった。熊本県は九州新幹線の開業で、新大阪から直通での行き来が可能となったことから、主に大阪での周知に力を入れてきた。
くまモンには32種類もの名刺がある。その中の一つ「カバのひと声でやってきたクマです※知事のカバシマさんに言われまして」からも分かるように、蒲島郁夫・熊本県知事もくまモンPR戦略に期待を寄せている。
他にも、くまモンが直接、食品メーカーに営業活動をし、その営業活動の様子をYou Tubeで公開するなどの取り組みも展開している。
ライバルはミッキーでもキティちゃんでもない「自分自身」
くまモンは話すことができないため、会見に同席した成尾課長を通して質疑応答が行われた。「ライバルは自分自身」「夢は一生懸命くまモン体操を踊って、世界中の人たちに幸せを届けることだモン」など、記者からの質問に答えたくまモン。会見の最後にはくまモン体操も披露し、記者たちを湧かせた。