「国会議員になって15年。国会の招集日から、国会を包囲してこんなに国民が声をあげている。こんな事は今までなかったんではないでしょうか」
国会の開会日である1月23日、毎週金曜日の反原発抗議行動が首相官邸前、国会正門前などで行われた。日本共産党の笠井亮衆議院議員は、国会正門前でのスピーチでこのように述べ、同日に行われた特定秘密保護法反対の国会大包囲とあわせて、異例の国会開会日だと表現し、「暴走政治は許さない」と語った。
今国会の会期中には、安倍総理がインドへ行き、原発輸出を前提とした原子力協定が両国間で締結される可能性が懸念されている。抗議行動の参加者からは、「国会開会中に外遊なんてありえない。原発の売り込みなんて無責任」などの声があがった。