1月10日、新年最初の反原発金曜官邸前抗議が行われた。 財務省坂上から国会正門前に向かう道で、参加者が掲げたプラカードには、新年の新聞各社の原発に関する社説が載せられていた。
元旦には、読売新聞は推進の立場から、東京新聞は脱原発の立場から、それぞれの主張を掲載した。元旦から7日までの期間中、原発をテーマに取り上げなかったのは、日本経済新聞一社のみ。日本経済新聞は、他紙に遅れをとって、ようやく1月8日に原発関連の社説を掲載したが、同じ8日には、朝日新聞と毎日新聞が早くも新年二回目の原発をテーマとする社説で意見を述べた。
原発に対する各紙の態度は明確に分かれている。分かりやすくそれを示すプラカードが、道ゆく人々の目を引いた。