2010年6月27日(月)、岩上安身が、元衆議院議員(運輸大臣歴任) 評論家の二見伸明氏に独占インタビューを行った。
(IWJテキストスタッフ・関根かんじ)
2010年6月27日(月)、岩上安身が、元衆議院議員(運輸大臣歴任) 評論家の二見伸明氏に独占インタビューを行った。
■ハイライト
冒頭、岩上が、二見氏に菅政権の政策に関して、突然打ち出された消費税増税について聞いた。二見氏はそれに対して、「この時期の増税、結論から言うと反対。今まで増税しないということを公約にしてきた。鳩山氏が変わった途端、増税の話を持ち出すことは、国民に対する契約違反だ。自民党と民主党の大連立構想の準備とも受け取れる」と述べた。
岩上は、総選挙で当時のマニフェストで投票した支持者が困惑する、と言うと、二見氏は「谷垣自民党総裁が野党にありながら増税を言うことがおかしい。国会の与党と野党の対峙が、いままで続いていた。その構造は、野党は税金の使い方をチェックしていた。税金を減らすのならわかる。それが、税金をとるために与野党が超党派を組むのがおかしい」と語った。
岩上が「自民党の野中元官房長官が、官房機密費をジャーナリストや評論家の買収に使っていたことを暴露した。それは税金を使い、もらった方は脱税でもある。また、官邸に新聞社から取材メモを上納させていた。政治部の記者に部長祝いで官房機密費からスーツを4着もプレゼントしていた」と話し、二見氏にそのことを尋ねると、「以前、大先輩の故赤城宗徳官房長官が官房機密費について話したことがあった。新聞記者の奥さんが三越で買ったパンツ代まで払ってやったというのだ」と話した。
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