小池百合子都知事の政治塾「希望の塾」。実に4900名近くもの応募者が殺到し、2900名以上が入塾することになったという。小池知事の「人気」をうかがわせる人数だ。
2016年10月30日、東京・豊島区の帝京平成大学で、開塾式が行われた。入塾者の多さから、会場に人が入り切らず、式はその日、4回にわけて行われた。
(取材・文 城石エマ)
小池百合子都知事の政治塾「希望の塾」。実に4900名近くもの応募者が殺到し、2900名以上が入塾することになったという。小池知事の「人気」をうかがわせる人数だ。
2016年10月30日、東京・豊島区の帝京平成大学で、開塾式が行われた。入塾者の多さから、会場に人が入り切らず、式はその日、4回にわけて行われた。
■ハイライト
「希望の塾」は、2017年夏の都議会選に向けた、「小池新党」の実質的な候補者発掘の場なのではないか、とも見られている。
開塾式に来ていた、入塾者の方にお話をうかがった。地方リポーターをしていたという江東区在住の小林けいこさんは、都知事選のときから小池氏に期待を寄せ始め、豊洲問題で鋭く責任者を追及する姿勢を見て、入塾に至ったと語った。
「都知事はぶれない! 小池さんがすることに、絶対に無駄なものはないです。(「希望の塾」の講義は)これから世の中を変えていくために必要な講演だと思います。この6回で、ありとあらゆるものを勉強していきたいと思います」
熱意たっぷりに語る小林さんに、「来年の都議会選挙も見据えているのですか?」と聞くと、次のように返ってきた。
「私、65歳だから年齢的に難しいかな。笑われるよね…でも、夢は見てもいいのかなと、ちょっと思ってます!」