2012年1月26日(木)、千葉アクション主催による「『千葉の水を守れ!』県庁前大宣伝行動と記者会見」の模様。この日は俳優の山本太郎氏も駆けつけ、千葉県の水源地に放射性物質を含んだ汚泥・焼却灰が埋め立てられている事に対し県の担当課に申し入れ、その後県庁前で宣伝アクションを行った。
(IWJ・佐々木隼也)
2012年1月26日(木)、千葉アクション主催による「『千葉の水を守れ!』県庁前大宣伝行動と記者会見」の模様。この日は俳優の山本太郎氏も駆けつけ、千葉県の水源地に放射性物質を含んだ汚泥・焼却灰が埋め立てられている事に対し県の担当課に申し入れ、その後県庁前で宣伝アクションを行った。
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この日は千葉県内から約40名の県民が駆けつけ、千葉県全域の水源地、小櫃川・湊川・養老川の3ヶ所の水源である大福山の頂上にある「君津環境整備センター」を始め、県内3ヶ所の産廃処理場全てに、県内から集められた放射性物質を含んだ汚泥・焼却灰が、毎日埋め立てられている事について、千葉県庁に申し入れを行った。
国が埋立て基準値を示す5月までは、数万Bq以上の汚泥などが運び込まれていたことついて、県がきちんと調査するよう要望。産廃処理場の安全性について疑問視す周辺住民の声などをふまえ、埋立ての見直しや、埋立て総量の明示などを県と知事に迫ったが、この日、森田健作知事が県民の前に姿を現すことはなかった。
現在千葉県はこの問題に対し「処分場事業者が放射性汚染廃棄物を受け入れるかどうかは、排出事業者との契約に基づく経済行為であり、県がそれを阻止することは、商法および廃掃法に抵触するのでできない」と正式に回答している。
申し入れ後の県庁前アクションでは、俳優の山本太郎が参加。「関東の農作物をつくる水が汚染されれば健康が脅かされる」と訴え、この日参加した県民の要求している森田健作知事との直接対話に応じるよう訴えた。